今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ」から「デバステーター」をご紹介!
商品名 | デバステーター |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー/Hasbro |
発売時期 | – |
価格 | – |
ということで、スタジオシリーズ版「デバステーター」です!「デバステーター」は実写映画第2作目『トランスフォーマー/リベンジ』に登場する、複数体の建機が合体したディセプティコンの巨大ロボットで、日本では2019年4月に第1弾として「SS-32 ディセプティコンスクラップメタル」と「SS-33 ディセプティコンランページ」が発売され、そしていよいよ2020年8月に発売される「SS-54 ディセプティコン オーバーロード」で8体がいよいよ揃うことになります!ここでは一足先に最後のオーバーロードは海外版を迎え、8体合体した「デバステーター」の姿をご紹介します!それではいってみましょー!
それぞれ単体メンバーもすべてレビューしていますので、是非ご覧ください!
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-32 ディセプティコンスクラップメタル
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-33 ディセプティコンランページ
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-34 ディセプティコンロングハウル
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-37 ディセプティコンハイタワー
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-43 ディセプティコンミックスマスター
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-47 ディセプティコンスカベンジャー
・レビュー:TFスタジオシリーズ SS-51 ディセプティコンスクラッパー
・レビュー:TFスタジオシリーズ(海外版) コンストラクティコン オーバーロード
【合体】
まずは8体を合体させていきましょう!君は『OK牧場の決闘』を見たことはあるか!?
背中〜肩を担当する「スカベンジャー」と頭部を担当する「ミックスマスター」をつなぎます。顔の変形は劇中再現で雰囲気出しとして最後に取っておいてますが、もちろんこの時点で変形してもOKです。
デバステーターの合体自体はそれほど難しくはないのですが、「ミックスマスター」と「スカベンジャー」の接続だけはちょっとだけ手間取ります。コツとしてはミックスマスターの後輪のあるパーツ部分を両側に開きつつ、左上の○(後輪タイヤの裏側)をはめ込むんでから、右下の○のジョイントをはめこむと良いかもしれません、あとは合体させているうちにミックスマスターが崩れてしまうこともあるので、それは無視して接続させてから直してあげましょう。
続いて左腕。「スクラップメタル」と「ハイタワー」を接続します。
スカベンジャーに上で合体した左腕と、右腕「スクラッパー」を接続します。ジョイントはどちらも共通なので、左右の腕は入れ替えができます。
つづいて腹部〜太もも担当の「オーバーロード」に右足「ロングハウル」と左足「ランページ」を接続します。個体差かもしれませんが、管理人のものは「ランページ」との接続がキツくて奥までしっかり差し込むのが大変でした。ただ、最後まで入れ込まずともある程度差し込めば固定できるし、外すのが大変なので、程々入れば十分だと思います。ちなみに、腕と違って脚部はジョイントは左右別の形なので入れ替えはできません。
上半身の「スカベンジャー」と下半身の「オーバーロード」を2箇所のジョイントで接続し、「オーバーロード」の脚部部分をスカベンジャー側に起こします。起こした脚部は固定はできないので、脚部の関節を使いつつスカベンジャーに這わせるような形で形作ってあげると良いと思います。
「ミックスマスター」のフロント部分を取り外し、頭部を変形させ、とりはずしたフロント部分は後頭部に取り付けます。また、「オーバーロード」に付属している装飾用のパーツを取り付けます。装飾用のパーツはただかぶせるだけで固定はできませんが、すぐ外れるようなことはありません。
最後に「スクラップメタル」の盾を左膝に、「ランページ」の土台をお尻部分に接続します。「スクラップメタル」の説明書ではスクラップメタルに盾を取り付けるよう書かれていますが、ワンフェスなどの展示などを見るとここに取り付けるのが正解のようです。また、ランページの土台も海外の公式サイトでここに取り付けているものがあるのでそれを参考にしています。この辺りの詳細は国内版「オーバーロード」の説明書に詳しく書かれているのではないかと思います。
【デバステーター】
8体合体「デバステーター」完成!!圧倒的サイズとディテール感!これまでもトランスフォーマーでは数々の合体する玩具が発売されてきましたが、その中でも過去最高に迫力と密度があります!約1年半かけてこつこつ集めてきたので実感はありませんが、リーダークラス2体、ボイジャークラス4体、デラックスクラス2体が合体している訳なので、お値段としてもなかなかなもの。また、それだけ長期間をかけて完成するトランスフォーマーもとても珍しく、その期間を含めての満足度はとてつもなく高いです。劇中のデザインの再現という点では似せて作られているとこともあれば、そうでもない部分も多いです。一番大きな違いは直立のスタイルということになるかと思いますが、1年半かけて完成したデバステーターの前ではあまり気にならなくなってくるし、やり方によっては劇中のような前傾姿勢も可能ですが、それはまた後ほど。
背面。それぞれ単体でみるとかなりがっしりしていましたが、8体合体をするとさすがにグラグラしてきます。特にデラックスクラス2体の左腕が重たく、遊んでいると重さに負けて倒れてしまうことも多いので、バランス取りが重要になります。
全面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はしっかり造形され、塗装で塗り分けも細かく施されています。頭部の印象は劇中ではバキューム形態があったり、『リベンジ』時に発売された「RD-16 デバステーター」でも巨大な円筒形の頭部が印象的だったので、今回ももうちょいっと丸顔な感じでも良かったかなーと思います。
口も大きく開けます。ミックスマスターの背中のミサイル?部分が別パーツなので、2つアゴがある感じで開けるのも面白い。できれば外側のアゴは外側にも開けたら良かったな。
【比較】
まずは『リベンジ』時に発売された「RD-16 デバステーター」と。リベンジ版と比べても遜色のない大きさですが、スタイルは大きく異なっています。また、リベンジ版は6体合体ということで、スタジオシリーズでの「スクラップメタル」と「オーバーロード」にあたるメンバーはおらず、各メンバーもロボットモードには変形しませんが、これはこれで当時出たものとしてはすごく良いものだと先日しっかりレビューをして感じました。レビューはコチラ。
こちらも『リベンジ』時に発売されたEZコレクション版「デバステーター」と。EZコレクション版は7体合体だし、この大きさで単体もロボットモードになるし、今遊んでも驚きの絶えない傑作。
リクエストのあったユナイトウォーリアーズ版「UW-04 デバスター」と。元のデザインの原型をとどめていないキャラは実写版トランスフォーマーにはたくさんいますが、なんというかこの「デバステーター」は見た目は違えど、リアルとしての納得感はすごくあるデザインであると感じます。ちなみに、今回の「デバステーター」とユナイトウォーリアーズの「デバスター」の開発者は同じで、どちらも蓮井章悟氏が担当しています。
スタジオシリーズ版「ジェットウイングオプティマスプライム」と。並べてみると結構良いスケール感。あとはデバステーターに合う「スキッズ」と「マッドフラップ」が欲しいなあ。意外と『リベンジ』キャラはスタジオシリーズ化されていないキャラがいるので、今後のラインアップにも期待!
可動・アクション
可動箇所は結構あるのですが、合体モードでは重さもあってなかなか思うようなポーズはつけにくいです。直立している分には大きく問題はないのですが、腕が重たく保持するのが難しいし、それに引っ張られて足周りが崩れてしまうこともあります。けど、少し関節の角度を変えるだけでも印象がガラッと変わるのでポーズ付けは大変だけど楽しい!以下、写真続きまーす。
意外と脚部の「ランページ」と「ロングハウル」が動いてくれるので接地性は高いのですが、どうしても重さで持っていかれるので、遊ぶ際は慎重に…!
腕も挙げれますが、「スカベンジャー」の肩のジョイントが少々心もとなく、管理人のものは実際白化していました。ただ、各メンバーの接続が強固な分、そこは普通にしていてもどうしてもテンションがかかってしまう場所なので、デバステーターのまま飾る際は下から腕をスタンドで支えてあげるなど工夫したほうが良いかもしれません。
そして最後に劇中の前傾姿勢に近い見た目にする方法について。方法は簡単で、ミックスマスターの後部の変形を写真のような感じで崩して頭側を上に向けるだけ。
そして、各部の関節を調整して前傾姿勢にすればこの通り(「ロングハウル」だけ、太ももパーツをロボットモードの位置にすると足首がより深く曲げられます)。これでかなり劇中と似たスタイルにすることができます!ただ、あまりバランスは良くないので倒れないように慎重にポーズ付けをする必要があります。
うーん、カッコイイ…!
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ」から「デバステーター」でしたー!まずはなにはともあれ、1年半に渡って発売されてきたコンストラクティコンズ8体を合体したときの達成感は言わずもがな!圧倒的ボリュームと迫力、そして密度感に打ちひしがれます。出来上がった最終的なスタイルは当初予想していたものとはちょっと違うんだけど(実際このデバステーターが発表されたときのモックとはだいぶ違っています)、1年半かけてコツコツ集めてきた愛着もあり、これはこれでアリ!と思えてくるし(ちょっと工夫すれば劇中の前傾姿勢は可能だし)、壮大なプロジェクトに関われたような満足感もあります。そして終わってしまう寂しさも…(「スキップジャック」を待つ楽しみはあれど)。これまで集めてきた方は「オーバーロード」の発売を心待ちにししてほしいですし、これから集めようと思っている方は購入するのが少し大変なメンバーもいるかも知れませんが、まだ比較的集めやすい時期だとは思うので、この達成感を得るべく是非頑張って探して欲しいと思います…!(海外でセット販売の情報もあるので今後要チェックです)ということで、この夏は『リベンジ』の映像を見ながらガシガシ遊びましょー!
金玉も再現されてないし微妙かなと思いましたけど、前傾体勢を再現した写真を見て「コレだよコレ!」と思いました
スペースや金銭的理由から我が家にはお迎えするのを断念しましたが、ちゃんと出し切ってくれたことには感謝ですね