今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-43 ディセプティコンミックスマスター」をご紹介!
商品名 | SS-43 ディセプティコンミックスマスター |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年1月25日 |
価格 | ¥4,500(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「ミックスマスター」です!「ミックスマスター」は実写映画第2作目『トランスフォーマー/リベンジ』に登場したキャラクターで、合体して「デバステーター」になるコンストラクティコンズの1人です。コンストラクティコンズもこのミックスマスターで5体目!しかも「顔」担当ということで合体する上でもとても重要な役割を果たします。玩具としては『リベンジ』時にボイジャークラスで発売されており、今回は10年ぶりのリメイクです。海外では「53 Constructicon Mixmaster」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。今回はミックスマスターはビークルモードが実車をベースにしているので、そのメーカーである「Mack Trucks」のライセンスを表すロゴが表記されています。
台紙兼ディスプレイスタンドはこれまでのコンストラクティコンズと同じくエジプトのシーンが描かれています。
【ロボットモード】
ロボットモード。異形揃いのコンストラクティコンズの中では四肢がある分まともな感じではありますが、横に突き出した肩や、そこから伸びる腕がモンスターチック。映画の中でもあまり大写しになる感じではなく活躍も一瞬ですが、今回のスタジオシリーズ版と映像と見比べてみるとなかなかの再現度になっているのが分かります。
背面。背中にはトラックのキャブ分をまるっと背負う感じに。肩の裏側や、ちょっとわかりにくいですがミキサータンクの裏側も細かく造形されていてカッコイイ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔も細かく造形され、塗装も細かく塗り分けられています。ボディから突き出た煙突とアウトリガー(かな?)もかっこいいいですね。
【ビークルモード】
付属の武器などはありません。ということでビークルモード。Mack Trucksの「Granite」のミキサー車仕様に変形。映画用にカスタマイズされたもので、実際はフロントのガードはついていないようですね。車種的には『ダークサイド・ムーン」の「メガトロン」と同じなんですね。
背面。後部はちょっとだけロボットモードのパーツがはみ出した感じ。ミキサー部分は回りません。
前面&背面。
側面。
グリル部分には「MACK」の表記が。また、先端エンブレムもすごく小さいですがディセプティコンバージョンが再現されています(実際のMackのトラックは犬のエンブレム)。
デバステーター合体モード時のみですが、ボンネット部分は差し替えでの変形が必要。ということで、取り外すとこんな感じ。
【デバステーター合体モード】
デバステーター合体モード。頭部に変形します。顔はビークルモードのキャブ部分に隠されている感じで、ビークルの先端部分を取り外して展開します。見た感じに反して各部がっちり固定されているので、胴体の「スカベンジャー」と合体するときにぐにゃぐにゃすることとかはなさそう。
背面。取り外した先端部分は後部をロックする感じで取り付けます。
顔を正面から。すごい迫力!塗装もしっかりしていて、目がいっぱいあるのがカッコイイ。
口は開閉可能。マッドフラップを吸い込んだような感じではさすがに開けません。3月に「スカベンジャー」と合体させるのが楽しみだ…!
【比較】
『リベンジ』公開時に発売された「RD-12 ディセプティコンミックスマスター」と。『リベンジ』は複雑な変形をするトランスフォーマーが数多く発売されましたが、このミックスマスターはその最たるもの。久々に変形させたけど、説明書見ないと変形させられなかった…色もありますが、見た目の印象も結構違っていますね。
ビークルモード。『リベンジ』版は玩具オリジナルのビークルで、自動車メーカーのライセンスは取得されていません。また、この「RD-12」は劇中でも披露された砲台モードにも変形できますが、今回のスタジオシリーズ版は合体する関係もあってか、それは残念ながらオミットされています。
『リベンジ』時に発売された「RD-16 デバステーター」の「ミックスマスター」と。ライト&サウンドギミックが仕込まれている関係もありだいぶ大きい。ちなみに、『リベンジ』版の「デバステーター」はライト&サウンドギミックがよく暴発することでも有名。ちょっとした振動でも発動するので、昔よく深夜に怖い思いをしました…
合体モードでも。『リベンジ』版はミックスマスターのミキサー部分をまるっと頭部に使用していて、顎下のレバーを下げるとガバっと口を大きく空けて音声とライトが光るギミックが搭載されています。
コンストラクティコンズも1年でようやく5体目!残りは胴体の「スカベンジャー」、腰の「オーバーロード」、右腕の「スクラッパー」の3体!
ビークルモードでも。どんな工事もドンとござれな感じになってきた!
【可動・アクション】
可動はこう見えて各部ちゃんと動いてくれます。こんな体型だけあってカッコイイポーズというよりは、モンスターチックなポーズがよく似合う感じ。合体モードのガッチリ固定が優先さたからだと思いますが、ミキサーが分割された部分があまり動かず、劇中やコンセプトアートのようにシールドっぽくできないのは仕方ないけどちょっと残念かな。以下、写真続きまーす。
手が長いので腕を使って体を支えたポーズなんかもモンスターチックでカッコイイ。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-43 ディセプティコンミックスマスター」でしたー!これまでのコンストラクティコンズ同様、「デバステーター」に合体する要員というだけではなく、単体でもしっかりかっこよく遊べるようになっています。劇中で印象的だった砲台モードがないのはちょっと残念だけど、その分合体モードがガッチリしていたのでそこはとても安心しました。ヒーローX刊『トランスフォーマージェネレーション2020』によれば、今回のコンストラクティコンズ全員を担当しているのは「MP-10 コンボイ」やコンバイナーウォーズ版「デバステーター」(日本ではユナイトウォリアーズ「UW04 デバスター」)を手掛けた蓮井章悟氏で、今回は8体同時に一気に開発したわけではなく、なんと発売順に個別に制作するという手法が取られているとのこと。だからこその一体一体の完成度の高さと、それぞれのメンバーの魅力が際立った作りになっているんだと思います。「デバステーター」の完成まであと3体!集めている人の数がだいぶ絞れてきたからか品切れのお店も目立つので、合体を目標にしている人は他のメンバー同様早めに入手しておきましょう!