今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「ジェットウイングオプティマスプライム(32 オプティマスプライム+35 ジェットファイアー)」をご紹介!
商品名 | ジェットウイングオプティマスプライム(Jetwing Optimus Prime) (32 オプティマスプライム + 35 ジェットウイング) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Studio Series |
クラス | – |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年1月 |
価格 | 32 オプティマスプライム $24.99 35 ジェットウイング $49.99 |
ということで、スタジオシリーズ版「ジェットウイングオプティマスプライム」です!これはボイジャークラス「32 オプティマスプライム」とリーダークラス「35 ジェットファイアー」を合体させることで出来上がる『トランスフォーマー/リベンジ』ラストのオプティマスの姿を再現したものです。名前はこれまでオプティマスとジェットファイアーが合体した姿は「ジェットパワーオプティマスプライム」と呼ばれることが多かったのですが、今回は公式で「ジェットウイングオプティマスプライム(Jetwing Optimus Prime)」と表記されています。それではいってみましょー!
「32 オプティマスプライム」、「35 ジェットファイアー」のレビューは以下からどうぞ!
【オプティマスプライム+ジェットウイング】
まずは「オプティマスプライム」を変形させます。足を折りたたみ、背中のタンク部分の付いているパネルの固定を外し、下に垂らします。ちなみに背中のタンク部分が取れやすいという話を聞きますが、管理人のものは一度もはずれたことがないので、個体差によるもののようです。また、説明書には腕のボンネットのパーツを移動させるように書かれているのですが、今回の合体ではその必要性を感じず…
※写真ではタンクが下がり過ぎてしまっていました…実際はもっと上向きになるのが正しいです。
続いて「ジェットファイアー」。なんとここまでバラバラになります。劇中でもスパークをぶっこぬいてバラバラになったジェットファイアーのパーツを使っていたので、それがちゃんと再現されたのは驚き。ただ接続部のジョイントは結構硬めなので、取り外す際は注意が必要です。では、どこに何を取り付けるか順に見てみましょう。
まずは脚部。ジェットファイアーの脚部を変形させて、オプティマスの脚にとりつけます。3箇所のジョイントでがっちり固定できます。オプティマスの足の裏が丸見えですが、これはこれでスネのパーツに見立てられていて悪くないです。
続いて背中。ジェットファイアーの下半身を変形させて取り付けます。上から引っ掛けるような形で被せますが、背中側にジョイントはないのでかっちりは固定できませんが、ひっかかりはあるので簡単には外れないようになっています。オプティマスのグリル部分のヒンジ部分にジョイントが隠されており、それを起こして固定できます(コメントでのご指摘ありがとうございます!)。そしてオプティマスの腹部を取り外して、それにケーブルから伸びるパーツを固定し、また腹部にパーツを戻します。ケーブルは軟質パーツですが余裕のある感じで取り付けられます。
肩にブラックバードの機首部分を取り付けます。最後に武器を取り付けて完成(武器については後述)!
【ジェットウイングオプティマスプライム】
「ジェットウイングオプティマスプライム」。もう「カッコイイ」という言葉以外いらない!合体したことで背が高くなったところに、肩と背中もしっかりボリュームアップして、さらにしっかりフォルムもかっこいい。右手の巨大な武器は劇中よりかなり大きいけど、迫力があるしちゃんと似合っています。もちろん劇中と比べると細かいところで違ってたり足りない部分はいっぱいあるんだけど、スタイルやパーツ構成はかなり雰囲気出てるし、ボイジャークラスにゴテゴテついてリーダークラス相当のボリュームになるというおもちゃ的な満足感もすごいです!
背面。背中の背負いものはかなりデカイのですが、脚部の関節がしっかりしてるので合体後もちゃんと立たせることができます。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はオプティマスから変わりなし。背中から伸びる棒状のものが飛び出してるのはご愛嬌。
続いて武器。まずはメインの銃。合体に使わなかったジェットファイアーの上半身が変形し、さらにそこに銃口部分のパーツを取り付けます(上のばらした写真の両足の間にあるパーツ)。上半身まるまる使っているのでかなり重さはあるので、さすがに腕だけでは支えきれず、写真では足部分に少し乗っかる感じになっています。
上半身が変形した銃はこんな感じ。上半身まるごとなので、これだけでデラックスクラスくらいのボリュームがあります。ちなみに、取扱説明書にはこの上半身の変形手順は一切掲載されていません…なので、本当にこの変形で合ってるか分からないし、上半身が銃になることを知らない人はまるまる余剰になるという…さすがに日本版では掲載されるはず…
左手には前腕部分にジェットファイアーの杖が変形した銃を取り付けます。
ジェットファイアーの斧も武器として使うことができます。
斧は背中の翼部分に取り付け可能。
ちなみに、「ジェットファイアー」にはオプティマスの胸パーツが付属します。左がボイジャークラス「オプティマスプライム」のもの。右が「ジェットファイアー」に付属しているもので、色が違うだけで形状は全く同じです。最初はなんでこれがついているか分からず、合体するためにはこっちを使わないといけないのかな…?と思っていました…しかし、管理人は気づいたのです!これはいずれ発売される『ダークサイド・ムーン』版「オプティマスプライム」を「ジェットファイアー」と合体させるためのモノだということを!!ってことで、『ダークサイド・ムーン』版は「SS-05 オプティマスプライム」みたいな色になりそうですね。
【比較】
『リベンジ』時に発売された「ジェットパワーオプティマスプライム」と(モノはムービー ザ ベスト版「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」と「MB-16 ジェットファイアー」を使用しています)。旧版は圧倒的なボリュームですが、ジェットファイアーをバラさずに合体しているのでほぼ可動が死んでしまっており、また大きさゆえの扱いにくさもあります。ただ、今後もおそらく語り継がれていく傑作であることは間違いないと思います!
スタジオシリーズ版「バトルダメージ メガトロン」と。
『リベンジ』時に発売された「RD-10 フォーレン」と。果たして「フォーレン」は今後スタジオシリーズで出るのだろうか…
【可動・アクション】
可動は基本的にオプティマスに準じるので、結構ちゃんと動いてくれます。また、オプティマスの関節が硬めなのが功を奏してしっかりポーズを取れます。ただ、ジェットファイアーの上半身を手に持ったままだとバランスを取るのが難しいかも。以下、写真続きまーす。
斧を持たせて。足首は若干ですが内側に可動します。
「SS-05 オプティマス・プライム」のブレードを持たせて。うーん、カッコイイ。
オプティマスのおしりのフィギュアスタンド用の穴を使って。背中のエンジン部分は劇中ではもっと角度がついてたり、くるんと回転してメガトロンをふっとばしたりもしたのですが、今回のものは作り的に再現は難しい…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「ジェットウイングオプティマスプライム(32 オプティマスプライム+35 ジェットファイアー)」でしたー!実は「ジェットファイアー」同様、事前の画像や展示ではそこまで魅力を感じていなかったのですが、これまた実物を触ってみるとめちゃくちゃカッコイイ!!ボイジャークラスにリーダークラスをばらしてまとわせるという、なんとも豪華な作りで密度感や重量感がすごいです。また、合体した状態でもしっかり可動してくれるので、合体系でありがちなストレスも少ないです。銃がまるまる上半身なので、重たくて持たせたときにバランスが取りにくいですが、本体のインパクトに見合った武器になっていて、これまたかっこいいです。
細かいところでデザインが劇中とは色々違ったり、もっとこうだったらいいのに、という部分は確かにあるのですが、「ジェットファイアー」をあそこまでしっかり再現した上で、合体後もちゃんとかっこよく、アクションフィギュアとしてもちゃんと遊べるのはすごいし、実際満足度はものすごく高いです。また、ジェットファイアーがここまでバラバラになるのも驚きで、「シージ」のウェポナイザーもそうですが、「トランスフォーマーはもっと自由でいいんだ」という、一種のブレイクスルーのようなものを感じさせてくれる玩具になっています。オプティマスもジェットファイアーも単体でも十分かっこよく、しっかり遊べますが、合体することで更に楽しい&かっこよくなるので、『リベンジ』好きの方は是非2体合わせて揃えて欲しいです!オススメ!
実は背中にジョイントあるんですよ…かなり分かりづらいですけど。
オプティマスのバンパーの両サイドの濃い灰色パーツがそれです。
合体の際にここを180度回してジェットファイヤーの凹ジョイントに接続します。
接続すればなおのことガッチリします。