今日は「トランスフォーマーレガシー エヴォリューション(国内版)」から 「TL-55 シャドウストライカー」をご紹介!
商品名 | TL-55 シャドウストライカー |
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シリーズ名 | トランスフォーマー レガシー エヴォリューション |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年2月24日 |
価格 | 3,500円(税抜) |
ということで、レガシー エヴォリューション版デラックスクラス「シャドウストライカー」です!この「シャドウストライカー」は2019年にYouTubeで配信された『トランスフォーマー サイバーバース』に登場する姿を再現したもの。完全新規の初のリメイクととなり、海外ではデラックスクラスWave4「Cyberverse Universe Shadow Striker」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。『サイバーバース』に登場した「シャドウストライカー」と比べると、顔こそ「シャドウストライカー」ですが、首から下はほとんど違う見た目で、共通点を探すのが難しいほど。というのも、今後この型のリデコで「RID 2001ユニバース サイドバーン(スピードブレイカー)」が発売されるのですが、それありきで作られた型で「サイドバーン」の特徴を多く備えた見た目になっています。そしてなぜこの「シャドウストライカー」が「サイドバーン」ベースなのかと言えば、かつてOTFCC2003(The Official Transformers Collectors Convention 2003)の限定品として「サイドバーン」のリデコで「シャドウストライカー」というキャラクターが作られたことに遡ります。なので、その由来を知っていれば納得のチョイスではあるのですが、管理人はそれを知るまでは「なぜにこのボディ…」と思っていました…
背面。背中に配置されたタイヤは『サイバーバース』の「シャドウストライカー」っぽい感じが出てます。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はアニメの雰囲気を強めに反映したデザインになっています。左目の義眼?もしっかり再現されています。
武器。まずは銃タイプのもの。
グリップを持ち替えれば縦に持つこともできます。エフェクトパーツをつければ剣っぽくなります。
ビークルモードのリアのバンパー部分を取り外したものが小さなシールドとして前腕に装備できます。
リアバンパーは武器と組み合わせることも可能。今回のエヴォフュージョンはこの部分で、商品説明によれば「ハンドブラスターに強固なリアバンパーを融合する事で敵の銃弾を弾きながら狙撃を行う事ができる」とのこと。この辺りは完全に「サイドバーン」のリメイクであるが故のギミックになります。
銃は背中のプレートの裏側に取り付けておくことができます。
ビークルモードのルーフ部分はシールドになります。5mmジョイントでの接続なので、左右どちらにでも装着できますが、変形時は右腕に取り付けておく必要があります。どちらに装備していても変形できます。(コメントでのご指摘ありがとうございます!)
【ビークルモード】
ビークルモード。スポーツカーに変形。ロボットモード同様、劇中のデザインとはだいぶ異なっています。ちなみにレガシー ユナイテッド版の「サイドバーン(スピードブレイカー)」でこの形状なのですが、それはそれで似ていないという…これも何か知らないデザインの元ネタがあったりするのだろうか…?
背面。リアのタイヤが丸見えなで、ちょっと寸詰まり感があります(めちゃくちゃ泥がはねそう…)。変形は「スピードブレイカー」玩具オマージュでルーフ部分とリアのバンパー部分が外れるようになっており、ルーフ部分は外さなくても変形できますが、リアのバンパーは必ず外す必要があります。なので、完全変形じゃないトランスフォーマーになっていて好き嫌いが分かれそうな予感。また、ビークルモードに変形する際の左右のフロント部分のパーツのめ込みがかなり硬く苦戦しました…(ジョイントの凸部分を少し削ったら良くなりました)
前面&背面。
側面。
武器はルーフ部分に取り付け可能。
【比較】
サイバーバース版デラックスクラス「バンブルビー」と。「シャドウストライカー」はアニメでも1エピソード使われるほどのキャラですが、日本で玩具は発売されることはありませんでした。
ビークルモードでも。
レガシー ユナイテッド版「サイバーバースユニバース ウインドブレード」と。
【可動・アクション】
可動はよく動いてくれるのですが、肩周りが非常に独特な作りで、肩の付け根が胴のサイドからではなく、背中のプレートから前に向かって生えるような形になっています(キングダム版「ラットトラップ」のような感じ)。そこだけクセがありますが、その他の部分は可動箇所、範囲ともしっかりしています。以下、写真続きまーす。
『サイバーバース』の「シャドウストライカー」として見るとやっぱりだいぶイメージ違うし、個人的には「ショックウェーブ」に改造されたあとの姿が見たかった…!過去のイベント限定玩具のオマージュが強いから、それならG1ユニバースとかで出してくれたほうが納得感あったような!?
フィギュアスタンド用の穴はありませんが、背中に5mm穴があるのでテンセグベースのアームを接続することができます。
以上、「トランスフォーマーレガシー エヴォリューション(国内版)」から 「TL-55 シャドウストライカー」でしたー!『サイバーバース』の「シャドウストライカー」として見ると、顔こそ似ていますが、スタイルやデザインは全く似ておらず、個人的に『サイバーバース』の玩具シリーズではデラックスクラスやウォーリアークラスが出ていないこともあり、劇中に似た「シャドウストライカー」が欲しかったので正直「これじゃない…」という感想になってしまいました。「サイドバーン(スピードブレイカー)」のリデコであることは、過去のイベント限定品のオマージュということで、それを知れば納得感はあるんだけど、であれば「サイバーバースユニバース」じゃなくても良かったんじゃないかな?玩具も「サイドバーン」のリメイクだからこそルーフやリアバンパーが取り外せるのが許容できるとこだと思うので(その上で変形はしっかり楽しくできているので)、出す順番みたいなのももう少し考えてほしかったかな…と感じました。