今日は「トランスフォーマー サイバーバース(海外版)」からデラックスクラス「オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | オプティマスプライム(Optimus Prime) |
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シリーズ名 | Transformers:Cyberverse |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年1月 |
価格 | $19.99 |
ということで、「サイバーバース」版デラックスクラス「オプティマスプライム」です!これまでサイバーバースシリーズでは「デラックスクラス」は存在せず、一番集めやすいサイズとしてはウォーリアークラスが用意されていました。しかし、前アニメの『Robots in Disguise(アドベンチャー)』のウォーリアークラスと比べると、よりギミックになったことで正直物足りなさを感じるクラスとなっていました。それを受けてかどうかは分かりませんが、2020年からより劇中の見た目と変形、可動が重視された「デラックスクラス」が新たに登場することに!また、今回はハスブロのアクションフィギュアでよく見られる、付属するパーツを集めて組み立てると1つのキャラができる「Build A Figure」シリーズとなっており、Wave1、2すべてを集めると、アニメに登場した「マカダム」が出来上がります。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。汚れのように見える部分はそういうデザインです。今回実はシリーズ名がよく分かっておらず…パッケージには「Bumblebee Cyberverse Adventure」とロゴがあり、写真にはありませんが説明書には「Battle for Cybertron」というロゴも書かれています。アニメ第3期に続くものなのか、スクリーンオフのような扱いなのか…強いて言えば「Build A Figure Maccadam」シリーズなのかな?調べてもよく分からなかったので、記事のタイトルも便宜的に「デラックスクラス」ということにさせてもらっています。パッケージ裏を見て分かるようにすでに8体の発売が決まっており、これらを集めると「マカダム」が完成します。ウインドブレードは!?
ちなみに、今回のデラックスクラスはブリスターと玩具を止めるビニールの紐がほぼ使われていなくて、もしかしてハスブロの掲げる プラスチック素材の使用を段階的に廃止する流れが始まったのかな?と思ったり。
【ロボットモード】
ロボットモード。デラックスクラスということで、「シージ」くらいのボリュームを想像していたのですが、感覚としてはそれよりもちょっと小柄な感じ。作りもシージやスタジオシリーズを期待してしまうとちょっと肩透かしを食らうかも…けど、 スタイルもギミックがない分劇中をしっかり再現してくれてるし、 なによりずっと欲しかった『サイバーバース』の「普通に変形して普通に動く」玩具が登場したことがとても嬉しい!
背面。膝下の肉抜きがちょっと気になるかな。背中のスラスターチックな造形がカッコイイ(劇中ではタイヤが配置されています)。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はマスクオン状態での立体化。再現度は高いのですが、もうちょっと目が大きくても良かったかも。マスクオフのものもほしいなあ。
胸部を開くとマトリクスが収められています。左右のパネルを普通に開けるのですが、ヒンジがちょっと硬め。マトリクスは造形のみで取り外しはできませんが、ちゃんと塗装が施されていい感じ。
マトリクス部分には付属のエフェクトパーツを取り付けることができます。パッケージ裏によればこの状態は「マトリクスメガショット」という技を発動していることになります。
武器。劇中でも使用している「コンボイガン」っぽい銃。
エフェクトパーツをつけて。
エフェクトパーツは先端部分を分離することができます。
ちなみに、銃口の径などは5mmなのでシージシリーズのものがそのまま使えます。また、脚部にはエフェクトパーツを取り付けられるペグがあり、シリーズを超えてエフェクトパーツを共有して使えるようになっています。こういうの嬉しいよね!
【ビークルモード】
ビークルモード。トラックに変形。サイバーバース版オプティマスの特徴である幅の広いバンパーも再現されています。サイバーバースは元々のデザインが映像で変形することをちゃんと考えられているので、今回それが完璧ではないもののようやく形になった感じでとても嬉しい。
背面。武器はキャブの背中部分に取り付けます。リア部分がロボットモードのデザインが活きていてカッコイイ。
前面&背面。
側面。
リア部分に5mm穴があるので、そこにエフェクトパーツを取り付けることができまます。
【マカダムパーツ】
「Build A Figure マカダム」のパーツ。左の前腕が付属。手首は回るようになっています。
オプティマスと。出来上がりはだいたいオプティマスと同じくらいになりそう?
【比較】
サイバーバース展開初期に発売されたウォーリアークラス「オプティマスプライム」と。『Robots in Disguise』のウォーリアークラスと全然ボリューム感やさわり心地が違ってガッカリしたものですが、2年越しでまさかこんな物が出るとは!
ビークルモードでも。
シーズン2に合わせて発売された「TCV-16 ウイングファイヤーオプティマスプライム」のオプティマスプライムと。もうこれが出たから次はないだろうと思ってたし、むしろサイバーバースはあらゆるクラスでオプティマスプライムが出てて、それでよくデラックスクラスを出せたなあ…
ビークルモードでも。
大きいサイバーバース版オプティマスプライムと。左がアルティメットクラス版「TCV-06 マトリクスアタックオプティマスプライム(写真は海外版)」、右が「TCV-23 アークコンバインオプティマスプライム」のアーマーを外したオプティマス。
ビークルモードでも。順番入れ替わってしまってますが、奥が「TCV-23 アークコンバインオプティマスプライム」のオプティマス、真ん中がアルティメットクラス「TCV-06 マトリクスアタックオプティマスプライム」。
【可動・アクション】
可動はかなりいい感じ!腰も回るし、足首も縦横どちらにも動きます。肩周りもめちゃくちゃ良く動いてくれるし、手首も変形の恩恵でボールジョイントになっていて、文句なし!以下写真続きまーす。
立ち膝も可能。手首がフレキシブルに動くので表情もつけやすいです。
うーん、カッコイイ!動かしてみるとより魅力が増す玩具です。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。エフェクトパーツなどのフォーマットとしてはシージと同じで、この辺りはタカラトミーの海外チーム製だからこそできたものだと思います。
以上、「トランスフォーマー サイバーバース(海外版)」からデラックスクラス「オプティマスプライム」でしたー!まさに管理人がほしかったサイバーバス玩具がここに!過去、『アニメイテッド』、『プライム』、『アドベンチャー』と映像作品に付随した玩具はどれも名作ぞろいで、『サイバーバース』も開始当時は玩具の発売を期待していたのですが、実際発売されたものはギミック優先のシリーズとなり、コアファンには少々物足りないラインナップになっていました(もちろん良いものはたくさんあるんだけど)。すでにシーズン2も完了し、もう普通の玩具は出ないだろうと思っていたところの「デラックスクラス」ということで、「ちょっと遅いよ!」と思いつつもめちゃくちゃ楽しみにしていました!
ここまで見てきていただいて分かるように、劇中再現、可動とも申し分なく、変形もオーソドックスではありますが、しっかり変形してくれます!これがアニメスタート時に発売されてたら盛り上がり方も違ってたかも?と思うほど。ただ、作りに関してはシージやスタジオシリーズと同じものを期待してしまうのは危険で、素材感はウォーリアークラスと似た感じで少々チープだし結構軽いです。ただ、それでもちゃんと変形して、ちゃんと動くサイバーバースキャラが出てくれたくれたのは本当に嬉しいし、「マカダム」が完成するのも楽しみ。これまでサイバーバースを敬遠していた人にも大手を振ってオススメできます!日本でも発売の予定はあるようなので、気になる方は今後の情報を要チェックです!
レビューお疲れ様です。
前シーズンのTF達と並べても違和感無さそうなサイズが良い感じですね。
可動の強化は嬉しい限りで、今後登場する他のTFも楽しみになりました。
でも、このクラスで展開するならスパークアーマー継続して欲しかったなぁ。