今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ウルトラマグナス」をご紹介!
商品名 | WFC-K20 ウルトラマグナス(Ultra Magnus) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年2月 |
価格 | $49.99 |
ということで、キングダム版リーダークラス「ウルトラマグナス」です!「ウルトラマグナス」は『トランスフォーマー ザ・ムービー』から登場したオートボット(サイバトロン)のシティコマンダー。Netflix『ウォーフォーサイバトロントリロジー:シージ』ではオプティマスとメガトロンの昔からの友人という設定で登場し、その活躍や行く末が記憶に新しい方も多いと思います。玩具としては「シージ」シリーズで惑星サイバトロンでの姿が発売されており、今回のキングダム版はそのシージ版の仕様替えでアースモードが再現されたものになっています。日本では2021年7月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【ロボットモード】
パッケージ。Netflixの『シージ』のウルトラマグナスとは別人(別ユニバース)と考えたほうが良いのかな…
イラスト面。玩具をそのままイラスト化した感じで、足の内側がしっかり絵で再現されているのが潔い(けど、上半身はちゃんとアレンジして描かれていたりも…)。
【ロボットモード】
ロボットモード。シージからのパーシャルですが、上半身のアーマー部分の多くが新規パーツに置き換わっていて、より直線的なフォルムになりシージ版とはだいぶ印象が違って見えます。G1のデザインを踏襲した感じになっていて、よりウルトラマグナス感も強くなっています。あと、何気にシージであったウェザリングがないのも印象を大きく変えているポイントだと思います。
背面。腰部分が地球のビークルになったことですっきりした感じになっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔もまさにウルトラマグナスといった感じで、シージ版はちょっと若い感じでしたが、今回は貫禄のある落ち着いた顔立ちになっています。また目の部分はクリアパーツになっていて、集光で光るようになっています。胸部のデザインもG1デザインにより近づけられていて、胸のウインドウ部分はクリアパーツで再現されています。
後ろから光を当てるとこんな感じ。中に目があって、更にその外側にバイザーみたいな感じで付いているのが面白い。
銃はシージと同じもの。シージでは「RT-15 ステソコーピックデテクター」という名前が付いていました。
肩のミサイルは新規造形でよりG1っぽい形状に作り直されています。
【ウルトラマグナス(中の人)】
アーマーを外して中の「ウルトラマグナス」。ビークルモードが地球のキャリアカーになったことで、胸部が新規造形になっています。それ以外はシージ版とほぼ同じですが、色がより真っ白に変更されています。
背面。背中も地球のビークルになったことで色も減ってシンプルな感じに。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はシージ版と若干塗装が変わっているくらいで造形は同じ。胸部はそのままビークルのフロント部分が配置されているのでちょっとずんぐりなフォルムになっていますが、これはこれで直球な感じで悪くないです。
可動はシージ版と同じですが、足の付根の関節が強化されていて、シージ版で感じた緩さみたいなものはほとんどなくなっています。
めちゃくちゃ白いから、経年での色の変化は覚悟したほうがいいかも…
ということで、中の人はここまで。
【ビークルモード】
続いてビークルモード。キャリアカーに変形。シージ版の「ゴッドマグナス」を彷彿とさせるフォルムは健在ですが、キャブ部分が地球のトラックになったことで、これまであまり見たことのない感じのウルトラマグナスのビークルモードになっているように思います。そういう意味でいうとキャリアー部分のG1感は薄く、ロボットモードのG1再現度が格段にアップしているだけにちょっと物足りなさを感じてしまうかも…
背面。タイヤも地球のものに変更されています。変形は基本的にシージ版とほとんど同じですが、キャブとキャリアーが離れているように見せるためにシージ版とはロボットモードの肩アーマーの接続位置が変更になっています。
前面&背面。つま先に角度がついているのはシージ版からそのまま。
背面。
武器はキャリアー部分に取り付けます。
キャリアーとキャブを分離。変形時にがっちり接続するので分離はやりやすいようには作られていません。このあたりがもう少し遊びやすいと良かったな。
キャブ部分。
背面。キャブも基本的にシージ版と同じ変形パターン。
前面&外面。
側面。
【比較】
シージ版リーダークラス「ウルトラマグナス」と。見た目も雰囲気も結構変わっていて、しっかり作り分けられているのが分かると思います。シージ版は中の人がアーマーを付けるウルトラマグナスが商品化されたというインパクトや、Netflix『ウォーフォーサイバトロン』での処遇も含めて大好きですが、今回のG1感バリバリのキングダム版も良い!
ビークルモード。キャブとキャリアー部分の接続位置が変わっているので、キングダム版のほうがちょっと長いです。
中の人。今回のキングダム版の白さが分かると思います。ちなみにお互いのアーマーを付けられるかやってみたのですが、胸部分の接続のジョイント位置が違ってました。それ以外の部分は入れ替え可能です。
ビークルモードでも。シージ版「ウルトラマグナス」のレビューは以下からどうぞ!
2015年に発売されたレジェンズ版「LG14 ウルトラマグナス」と(海外ではコンバイナーウォーズ)。この頃もG1回帰の流れを感じていたけど、まさかさらにそれが進むなんて当時は思っていなかったなあ…
ビークルモードでも。キャリアーの感じはレジェンズ版のG1トイっぽい雰囲気も捨てがたい…!レジェンズ版「LG14 ウルトラマグナス」のレビューは以下からどうぞ!
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ86シリーズの面々と。ディテールの密度感がウルトラマグナスのほうが高くて並べるには少し違和感があるかも。中の人がいないスタジオシリーズ版も期待しちゃう…
【可動・アクション】
可動は中の人同様シージ版と同じですが、足の付根の緩さが改善されているので遊びやすくなっています。ずんぐり体型ながらしっかり動いてくれるのでポーズ付けも楽しい。以下写真続きまーす。
足を大きく広げられるのも良い!贅沢を言えばまっすぐ足を揃えられるようにできたらもっとよかった!
Netflixの映像の中ではおそらくこの姿では出てきてくれないと思いますが、なにかしら『キングダム』で救いがあると良いなあ…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ウルトラマグナス」でしたー!基本的に触り心地はシージ版とほとんど同じですが、よりG1の見た目に寄せられたロボットモードが想像よりずっとかっこよくて驚きました!シージ版でもかなりG1っぽいと思っていましたが、さらにアニメの雰囲気が強くなっていて、みんなが思い浮かべる「ウルトラマグナス」になっていると思います。一方ビークルモードは地球のキャリアーカーになりつつも、シージ版からの違いがキャブ部分の変更に留まっている感じで若干無理やりな感じも。これは好みも結構分かれるところなんじゃないかな?と思います。とは言え分離したパーツでキャリアーができたり、アーマーの脱着の遊びは何度やっても楽しいのは間違いなく、ロボットモードのかっこよさもありとても気に入っています!
レビューお疲れ様です。
個人的にウルトラマグナスは思い入れが深かった分、今回は「やっと子供の頃にあこがれた地球版ウルトラマグナスが来てくれた」という感覚でいっぱいです。
ウルトラマグナスって、お得感がある玩具だったんですよね。合体して巨大ロボになるだけでも嬉しいのに、色が白いとはいえ、コンボイ本体もつくという特典が子供心になによりも魅力的に映りました。
それだけに、キャブ部分がオプティマスと極力似ている今回のマグナスは、まさに理想どおり。
ビークル時に腕部分がシージ版以上に目立ったままなのが一番の難点だとは思いますが、それ以上に、オプティマスと一緒に並べた時の「同型機」っぽい雰囲気感の良さ、2010面子と並べた時の見栄えのよさ、WFCトリロジーでは数少ない大型サイズとしての存在感の高さなど、欠点以上に魅力的な部分が沢山あるアイテムだと思ってます。
G1~2010以後の橋渡し的なキャラなだけに、どの戦士と一緒に並べてもいいですね。
国内版の発売も楽しみです。