今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「インフェルノ」をご紹介!
商品名 | WFC-K19 インフェルノ(Inferno) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | ジェネレーションズ キングダム |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年2月 |
価格 | $29.99 |
ということでキングダム版ボイジャークラス「インフェルノ」です!「インフェルノ」はもともと『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したオートボット(サイバトロン)の救助員。今回の玩具はアースライズで発売されたボイジャークラス「グラップル」のパーシャルで、シリーズをまたいでの登場となります。これまでジェネレーションズ系ではユニバース(日本では変形ヘンケイ)、パワーオブザプライムシリーズでそれぞれボイジャークラスで発売されており、今回が3度目のリメイクとなります。日本でも2021年7月に「KD-10 オートボットインフェルノ」として発売が予定されています。それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。パッケージのプラスチック削減の影響でキャラが見える範囲も少ないですが、キングダムからは躊躇なく箱を潰せるようになったのが個人的にはとても嬉しかったり…
イラスト面。溶岩に水をかけながら進むインフェルノ!
【ロボットモード】
ロボットモード。ジェネレーションズでようやく頭の横に羽の生えたインフェルノが!!「グラップル」のパーシャルということで、ボディはほぼグラップルと同じですあが、頭部中心にしっかり作り変えられていて、G1の姿を強く反映したデザインになっています。ボイジャークラスなので大きさもしっかりあるし、ボディの赤もちょっと落ち着いた感じなのが良いです。
背面。背中にははしご車のハシゴが。ふくらはぎサイドにはホースが取り付けてあります。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔もインフェルノらしい少し優しげな表情がいい感じ。頭の横の羽もしっかり再現されています。これがなんなのかは昔から分かってないけど、やっぱりこれがないと!入手前はこのパーツは白が良かったなあ、と思っていましたが、実際手にとってみるとシルバーも悪くありません。
武器。まずは銃タイプのもの。グラップルと同じです。
「バレル」。拳部分を前腕側に収納すると裏側に5mm穴があるのでそこに取り付けます。頭の羽根と同じく、これもインフェルノをインフェルノたらしめる重要な要素のひとつですね。これもグラップルと共通です。
銃とバレるは背中に取り付け可能。
もう一つ、頭の横のバレルが付属。これはビークルモードの時にハシゴの先端に取り付けるもので、ロボットモードにするときに付け替えます。
また武器ではありませんが、ホースも別パーツになっていて、左右の足のサイドに5mmジョイントで取り付けます。なので、他の5mm穴や、他のキャラにも付けちゃうことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。消防車に変形。玩具オリジナルのビークルではありますが、G1の「三菱ふそうT951」っぽさあふれる形状になっています。ロボットモードと同様にグラップルと共通部分はかなり多いものの、ハシゴ部分がリアルに造形されしっかり別物になっています。ウインドウはクリアパーツですがかなり濃い目のスモーククリアなのでクリアがさほど活かされていないのがちょっともったいない。
背面。後輪のタイヤはど4輪すべて回転します。ちゃんとホイールが塗装されているのもいいですね(前輪はホイールは別パーツ)。変形は基本的にグラップルと同じで、唯一手順で違うのは頭の羽を折り畳むくらいかな?
前面&背面。
側面。
武器を取り付けて。ロボットモードで頭の横に取り付けていたバルルはハシゴ部分の先端に取り付けます。
ハシゴ部分は上下左右に角度をつけることができます。
ちなみに、グラップルでよく破損報告のあったビークル時のリア部分の接続ですが、インフェルノでは凸部分のジョイントが短くなり破損しないようになっています!ぐっと奥まで差し込んでも全然OK。
【比較】
たまたま撮影ブースに飾ってあったG1トイ版「インフェルノ」と(イベントで中古で購入したものなのでタイヤが無かったり、手につけるバレルがなかったりします…)。
今回のキングダム版はかなりG1トイの変形パターンを踏襲していて、ほとんど同じ手順で変形させることができますが、G1版はビークルモードでは頭の横の羽は余剰になります。子供の頃インフェルノのおもちゃ持ってたけど、頭の羽があった覚えないもんなあ…そりゃなくすよなあ。
2009年に発売された変形ヘンケイ版「C-15 インフェルノ」と。変形ヘンケイ版は決して玩具的には悪くないんですが、はしご車じゃないということもあってグラップル感は結構薄かったけど、10年以上管理人の棚の最前線で頑張ってくれました。今更ながらユニバース版が欲しかったりする…
ビークルモードでも。大きさの差が時代の流れを感じさせます。変形ヘンケイ版はアメリカの消防車って感じ。
マスターピース版「MP33 インフェルノ」と。パーツの配置はどちらもG1トイからインスパイアされたものですが、久々にマスターピース版を変形するとハシゴの変形の凄さにびっくりします。
ビークルモードでも。
パーシャル元であるアースライズ版ボイジャークラス「グラップル」とリデコ箇所は主に頭周りで、それ以外の箇所は同じ。けど、その頭周りがインフェルノのほうが広がりがあって結構印象が違って見えますね。
ビークルモードでも。グラップルはフロントライトがクリアパーツでしたが、インフェルノはシルバーで塗装で塗りつぶされています。キングダム版「グラップル」のレビューは以下からどうぞ!
【可動・アクション】
可動もグラップルと同じくとても良好。足も接地面が広く、足首もよく動くのでどっしりポーズを付けることができます。以下、写真続きまーす。
写真ではちょっと伝わりにくいのですが、成型色の赤が「真っ赤」という感じではなく、少し落ち着いていて、また同じ赤でも使用箇所によって若干色が違っていたり、太もも部分は塗装だったり質感の違いも全体の密度感を高めてくれています。
足首は変形の恩恵もあって前後にも可動することができます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。働く自動車がロボットに変形するってやっぱりカッコイイ…リカラーで「アートファイヤー」も出てくれたら嬉しいなあ。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「インフェルノ」でしたー!変形ヘンケイ版ははしご車じゃないし、特徴である頭のサイドの羽もなかったので「かっこいいけど、これじゃない…」と思い続けて10年以上…ようやく理想の形のインフェルノを手に入れることができました…!もともとアースライズ版「グラップル」で型の良さみたいなものは十分感じていましたが、今回のものは更にしっかり頭の羽が再現されて、顔もかっこよくてとても満足!(まさかシリーズをまたいで待たされるとは思っていませんでしたが…!)。さらにグラップルで心配されていた破損箇所も改修されていて、なんの不安もなく遊べるようになっています。インフェルノは管理人が子供の頃持っていた玩具ということで、個人的に思い入れの深いキャラの1人でありますが、好きなキャラがこうして理想の形でリメイクされるのはやっぱり嬉しいし、国内版は一般販売なので是非たくさんの人に手にとって欲しいです!オススメ!