今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「エアラザー」をご紹介!
商品名 | WFC-K14 エアラザー(Airazor) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年3月 |
価格 | $19.99 |
ということで、キングダム版デラックスクラス「エアラザー」です!「エアラザー」は『ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー』に登場したマクシマル(サイバトロン)の空中偵察員です。ちなみに海外では「エアレイザー」と発音するのが正しいのですが、日本版の商品名が「エアラザー」になっているのでそちらに合わせて紹介していきます。原語版では女性キャラでしたが、日本では男性キャラとして描かれている珍しいキャラで、これまでジェネレーションズ含め一般販売されるものとしてはリメイクはなく、今回のキングダムが初めてとなります。日本では2021年6月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。裏面のCGでは胸部分にマクシマルマークがありますが、製品版ではありません。あと結構色も違いますね。
イラスト面。イラストは女性っぽい雰囲気が強いかな?
【ロボットモード】
ロボットモード。まさにエアラザー!顔の造形、スタイルなどアニメの雰囲気が強く反映されています。メカ部分はアニメよりもよりロボ感ある造形になっていて、ビースト部分とのコントラストがいい感じ。メカ部分の程よいアレンジがすごくかっこよく、小さいながらにギュッと詰まった感じが良い!玩具の方は極端に女性っぽい感じもなく、海外のファン、日本のファンどちらも違和感なく受け入れられることができるんじゃないでしょうか。
背面。翼はロボットモードでちょうどよい大きさになるように細かく折りたたまれています。翼の造形のリアルさが凄い。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はかなりアニメに忠実に作られていて、塗装も細かく塗り分けられています。顔の大きさはデラックスクラスにとしては大きめな感じで、それがよりアニメっぽいスタイルにつながってます。
武器は両腕のミサイル。アニメ『ビーストウォーズ』では「エアニードル」という名前がついていました。5mmジョイントなので手に持たせる事もできます。
ロボットモードでも翼を開いて角度をつけることができます。
【ビーストモード】
ビーストモード。ハヤブサに変身。『ビーストウォーズ』時に発売されていた玩具の雰囲気を継承しつつ、ビーストのガワ部分はとてもリアルに造形されています。さすがに劇中のようなまま「鳥」のような細いフォルムではありませんが、飛行状態で一番良く見えるような感じになっていて不思議ととてもリアルに見えます。
背面。翼は細かくヒンジが設けてあり、なめらかにカーブを付けることができるようになっています。お尻はちょっとメカ部分が多めですが、実物は結構小さいのでそこまで気にならないと思います。変形は旧玩具を彷彿とさせつつ、腕周り、足回りがかっちり変形できるのが気持ちいい。
前面&背面。
側面。
ハヤブサの下のくちばしは開閉可能。すごく小さいながらに動くところにこだわりを感じます。
武器は脚部サイドに取り付け可能。
翼を折りたたんで、足首の角度を変えれば留まっている感じにできます。足はこの角度でカクっと一旦止まるようになっています。
翼は大きく動かす事ができて羽ばたく感じを再現できます。
【半獣人モード】
海外で発表された際に不意に現れた半獣人モード。究極の蓮変形(ハスブロが間違った変形をしたまま公式素材としてプロモーションやパッケージで使ってしまうこと)かと思っていたのですが、フィギュア王でも正式に紹介されているのでオフィシャルってことでいいのかな…!?ハヤブサの表情と細い体のフォルムのバランスが絶妙。
背面。説明書などにはもちろんないし、これまでこんな半獣人モードがあったことはない(アニモーフではあるけど…)ので本当に謎の形態。実際やってみるともともとこのモードは想定していたものではないように感じるのですが、もしハスブロが発表する際に勝手にこれをやったとしたらどんな意図が…
【比較】
『ビーストウォーズ』が放送ていた1998年に発売された「C-10 エアラザー」と。基本的なパーツ配置は継承しつつもフォルムや劇中再現度なんかは20年のトランスフォーマーの進化の感じざるを得ない感じ。
ビーストモードでも。キングダムでビーストウォーズキャラが数多くリメイクされて、そのたびに旧玩具と比較するわけですが、進化を感じつつも、当時の玩具の完成度も再認識させられます。
キングダムシリーズで発売されているマクシマルのメンバーたちと(それぞれのレビューはキングダムのカテゴリーページからどうぞ!)。1シリーズのWave2まででここまでビースト戦士立ちが揃うなんて…!ただ、あんまりプロモーションが活発なわけではないので、今は離れている当時のファンにリーチしているかは謎…Netflixで『キングダム』が公開されたら変わるかな…?
ビーストモードでも。いままで棚になかった『ビーストウォーズ』カテゴリーが一気に増えて、最前線の入れ替わりが激しい…
【可動・アクション】
可動は他のウォーフォーサイバトロン系玩具と同じくとてもよく動いてくれます。翼もよく動くので大きく動きをつけることができます。以下、写真続きまーす。
立ち膝も可能。変形の関係で膝を大きく曲げられるのもいい感じ。
武器は手にも持たせられます。タイガトロンもキングダムで出るという噂もあるので並べるのが楽しみ…!
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。飛行キャラはやっぱり飛行ポーズが似合う。
ハヤブサモードでも。猛禽類感がよく出てて良い!
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「エアラザー」でしたー!ロボットモードはアニメに忠実な感じで、みんなが思うエアラザーがしっかり立体化されています。メカ部分のアレンジの小気味の良さもいい感じだし、極端に女性らしい感じでもなく、海外のファン、日本のファンどちらも違和感なく受け入れられるちょうどよい感じになっているのがとても好印象です。ビーストモードは旧玩具の雰囲気を引き継ぎつつ、翼のヒンジの細かさがとても良い感じで、ハヤブサモードでもかっこよく飛行している感じを出せて楽しいです。キングダムのデラックスクラスはWave1の段階でシージ、アースライズより若干コスト削減感を感じていたのですが、今回のエアラザーは密度感も高く、ジェネレーションズのリメイクとしてすごくいい感じで、きっとエアラザーファンは十二分に満足できるものになってるんじゃないかと思います!オススメ!
買うつもりはなかったけど、ラットルと絡めて「人が生きると書いて人生でしょ?オイラネズミだからネズミ生!」「…バラエティじゃないんだからテロップ出すなよ」ごっこがやりたくなってきた