今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「66 コンストラクティコン オーバーロード」をご紹介!
商品名 | 66 コンストラクティコン オーバーロード(Constructicon Overload) |
---|---|
シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年6月 |
価格 | $49.99 |
というわけで、スタジオシリーズ版リーダークラス「オーバーロード」です!コンストラクティコンズの最後のメンバーとなる「オーバーロード」がいよいよ登場!「オーバーロード」は実写映画第2作目となる『トランスフォーマー/リベンジ』に登場するキャラクターですが、映画の中ではロボットモードになることはなく、ビークルモードでのみの登場でした。ロボットモードに変形する玩具としては過去EZコレクション(レジェンズクラス)で出たのみで、通常ラインとしては初玩具化となります。これまでこのブログではコンストラクティコンズは国内版を紹介してきましたが、最後と1体となるオーバーロードはやっぱりどうにも待ちきれず海外版をご紹介します!ちなみに日本では夏発売予定となっています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。リーダークラスの箱にギチギチに詰め込まれた感じが良い!イラストは描き下ろしのようです。
台紙兼ディセプレイスタンドはコンストラクティコンズおなじみのエジプトの背景。
【ロボットモード】
ロボットモード。果たしてこれはトランスフォーマーなのか!?と思うような独特なフォルム!マッシブな体型に4本の腕がとにかくインパクト大で、どことなく日本アニメのロボットのような印象も受けます。映画にはロボットの姿では登場しないのですが、コンセプトアートが存在しており、今回のスタジオシリーズ版はそれをベースに作られているようです。ただ、コンセプトアートでは蜘蛛のような多脚の姿なのですが、そこから2本足に変更されロボット然とした見た目に変更されています。2本足のコンセプトアートも存在しており、それがベースとなっているようです(コメントでの情報提供ありがとうございます!)。
背面。背中側もきっちりまとまりがある感じに。翼があったりとかで横長の画像になることはこれまでも何度かあったけど、本体だけでここまで横に広がったキャラはレビュー史上初めてかもしれない…
全面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もなかなかカッコイイ!ちなみに、オーバーロードは3つ目で、真ん中の目がちょっと奥まったとろこにあるのですが、写真だと影になって鼻っぽく見えてしまっています…口も笑ってるみたいに見える…
個別に武器はないのですが、4本の腕が可動範囲多めでグリグリ動いてくれます。外側のハサミ部分ははさんだりの動きはできません。
付属品として、「デバステーター」時に「ミックスマスター」にかぶせるカバーが付いてきます。説明書にはありませんが背中に取り付けておくことが可能です。ただ、差し込むジョイントタイプではなく、コの字の受けを押し開いて固定するタイプなのですが、その受けのパーツが全塗装になっていて、そこに力をかけるのはかなり勇気がいります。予め破損防止として管理人はオーバーロード側の突起をちょっと削ってみたりもしましたが、それでも結構力がかかるので今後取り付けることはないかも…
【ビークルモード】
ビークルモード。大型ダンプカーに変形。劇中では「コマツ・HD465」をベースにしたものが使用されていました。荷台部分を牽引するような形のダンプカーですが、今回の玩具では前方のトラック部分と荷台部分はつながっており、人まとまりの長い車両のような見た目で、実車とは結構印象が違って見えます。タイヤは6輪それぞれ独立して回転します。
背面。荷台部分は完全に埋まっているのでダンプカー感は薄め。しかも特殊な車両で、かつ劇中でも映るのは一瞬なので、馴染みのない人からみるとだいぶ謎ビークル感はあるかも。
変形は「デバステーター」全体を支える要の部分ということもあるので、シンプルなものになるのではないかと思っていたのですが、腕周りや足回りなど意外と細かく変形させる部分もあり、強度が必要な部分とそうでない部分でしっかりメリハリがあるものになっています。
全面&背面。
側面。
「ミックスマスター」用のカバーはビークルモードでも荷台部分に取り付けることができます。ロボットモードとは異なり、差し込み式のジョイントになっています。
【デバステーター合体モード】
続いて「デバステーター」になるための合体モード。腰〜太もも部分に変形。強度が必要な部分の割に細かくパーツが分割されているように見えますが、本当に必要な部分はキチンとガッチリした作りになっていて、巨体をしっかり支えてくれます。
背面。左右の足で「ランページ」、「ロングハウル」と、腰部分で「スカベンジャー」と繋がります。ジョイント部分はスライドして入れ込むような形でかなりがっちり固定されるようになっています。
ということで、「デバステーター」完成!!圧倒的存在感と満足感!劇中の姿は前傾姿勢(というよりは四足歩行的な?)のイメージで、また当初の試作の形状からはだいぶ印象が変わっていて、直立なデバステーターに多少なりとも違和感はあるのですが、これはこれで十分カッコイイものになっていると思います。大きさもさることながら、重量も相当なもので、それぞれのメンバー単体はがっちりした作りなのですが、合体してみるとさすがに重さに負けてフラフラする感じはあります。
背面。詳しくはまた別途「デバステーター」のみでレビューしようと思いますのでお楽しみに!
【比較】
コンストラクティコンズそれぞれのメンバーと比較していこうと思います。まずは同じくリーダークラスの「SS-47 ディセプティコンスカベンジャー」。形状はかなり異なりますが、同じようなボリューム感で、2人でデバステーターの胴体を担当します。デザインの方向性違いすぎ!
ビークルモードでも。
上半身担当のボイジャークラス「SS-43 ディセプティコンミックスマスター」(左)と「SS-51 ディセプティコンスクラッパー」(右)。後半に出たスクラッパーとオーバーロードはロボットモードのかっこよさが際立っていたのも印象的。
ビークルモードでも。
左腕担当のデラックスクラス「SS-32 ディセプティコンスクラップメタル」(左)と「SS-37 ディセプティコンハイタワー」(右)。
ビークルモードでも。
両足担当の「SS-33 ディセプティコンランページ」(右)と「SS-34 ディセプティコンロングハウル」(左)。一番最初の「ランページ」と「スクラップメタル」が発売されて早1年が立ちますが、ここまでの道のりは短かったような長かったような…
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は意外とよく動いてくれて、また変形の関係で足首も動くので接地性も高いです。なによりも4本の腕が肩も含めてよく動くので、カコイイポーズを求めていじっているとあっという間に時間が過ぎていきます…!以下、写真続きまーす。
今回のデザインの元となったと思われるコンセプトアートからは足回りにかなりアレンジが施されています。実は他にも二本足のデザインとかもあるのかな?←ありました!
劇中で動いてるとこも見たかった!
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「66 コンストラクティコン オーバーロード」でしたー!「デバステーター」になるために必要不可欠なキャラだけあって、どうしても「合体」という目的が先になってしまいがちですが、見ていただいて分かるようにオーバーロード単体でもロボットモードはかなりのインパクトがあるものになっています。四本腕のロボットモードはトランスフォーマーらしからぬかっこよさだし、可動もしっかりしているのでポーズ付けも楽しい!その分ビークルモードの再現に少々物足りなさはありますが、これまでのコンストラクティコンズのメンバー同様単体としても十分満足できると思います。「デバステーター」についてはまた別記事でしっかりレビューしたいと思いますが、8体が揃うまでの期間含めてとても楽しませてもらいました!日本でもそろそろ発売になると思うので、ここまで7体揃えた方は是非楽しみにして欲しいと思います!
コンストラクティコンズ達って再販すると思いますか?
今から買い集めようとするとプレミアついててきつい…