
今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-137 オートボットスプリンガー」をご紹介!
商品名 | SS-137 オートボットスプリンガー |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年12月28日 |
価格 | 8,000円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「スプリンガー」です!この「スプリンガー」は1986年にアメリカで公開された映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場したオートボット(サイバトロン)の空中防衛戦士でトリプルチェンジャー。日本では「スプラング」の名前でお馴染みです。今回の86シリーズ版はシージ版ボイジャークラス「スプリンガー」のパーシャルとなり、シージ版をよりアニメの姿に近づけ、さらに武器など付属品が追加されリーダークラスとして発売されました。海外では「86-30 Autobot Springer」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。

台紙兼ディスプレイスタンドはお馴染み地球のサイバトロン基地。
【ロボットモード】

ロボットモード。元のシージ版をベースに上半身を中心に広い範囲でリデコされており、肩の形状が変わったことでシルエットも大きく変わりよりアニメの雰囲気に近いスタイルになっています。公式画像ではシージ版との差をあまり感じなかったのですが、実物は想像以上に別物になっていて驚き。二の腕や太ももも新規造形になっているのですが、ねじ止めで肉抜きがなくなってかなりリッチな作りに変わっています。カラーリングもグリーンとイエローがアニメに合わせて淡めになって、より『2010』の劇中のイメージに近くなっています。

背面。背中部分もリデコされています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部は完全新規造形で、アニメの見た目に近づけられています。目も細かく塗り分けられていて表情も凛々しくてカッコイイ。胸部もアニメのデザインに近づけられ、立体的でたくましさがアップしています。

手も新規造形になり、開閉が可能になっています。

左手の前腕には『ザ・ムービー』で使用していた埋め込み式の銃が追加されました。腕の後ろ側についているので、構える際には腕を180度回転させる必要があり、肘が曲げられなくなります。また、フタ部分はシージ版よりだいぶ緩くなっていて、フタを開けて保持しておくのが難しいです。

続いて剣。ヘリコプターのローターを変形させたもの、シージ版ではローターは剣を組み立てる方式でしたが、今回のリーダークラスになることでG1玩具やレジェンズ版と同じく変形方式に。

剣は背中に取り付けておくことが可能。

もうひとつ剣が付属。これは『ザ・ムービー』の中でジャンキオンたちと戦う際に使用していた剣の形状を再現したもの。

同じく背中に取り付けておくことができます。

続いて大型銃。G1玩具に付属していたものの形状をオマージュしたもの。『ザ・ムービー』の中では多分使ってなかったんじゃないかな(『2010』ではどうだったろう)?先端が3mm突起になっているのでエフェクトパーツを取り付けることができます。

銃も背中に取り付け可能。

シージ版に付属していた銃タイプの武器も付属。本来ならば2つ別々の形状で、連結して大型銃になるものですが、なんと管理人のものは同じものが2つ入っている不具合が…レビューの写真を撮っているときに初めて気づいてタカラトミーのサポートに連絡するも、時すでに遅し。在庫がなく交換不可で代替品との交換になるとのことでした…仕方ないからこのままで!

続いてミサイル。これは『ザ・ムービー』で地球のサイバトロン基地にデストロンたちが攻めてきたときに、「デバスター」に対して使用したもの。後部が5mmジョイントで、そこに指先の突起と接続することができます。ただ、突起はすごく短いので保持力はあまりないです。

ミサイルは背中のサイドにジョイントで取り付けることができます。

最後はハンマー。これはアニメには登場しないもので、コミック版に登場するレッカーズのハンマーをイメージしたものになっています。側面にはレッカーズのエンブレムを模した窪みがあります。

ハンマーも背中に取り付け可能。
【ビークルモード(オフロードカー)】

ビークルモード。まずはオフロードカーモード。オフロードカーモードは装甲車のようなスタイルで、シージ版と比較してフロントのサイド部分とルーフ部分のボリュームが増え、より劇中のデザインを意識した形状になっています。タイヤも劇中に合わせて形が変わっています。運転席部分はシージから変わらずクリアパーツが使われています。

背面。脚部が変形するリア部分はシージ版からほぼ変わらずですが、後輪もちゃんと新規造形になっています。


前面&背面。


側面、

武器はルーフに当たる部分に各種取り付け可能。


他の武器も取り付けられますが、全部まとめて取り付けるのは難しいかも。
【ビークルモード(ヘリコプター)】

続いてトリプルチェンジ3つ目の形態ヘリコプターモード。ヘリコプターモードでは、剣が変形したローターが大きくカッコイイ。形状としてはシージ版とそこまで大きくは変わりませんが、もともとアニメの形状に似ていたこともあり、色味が近くなったことでより再現度がアップした感じがします。

背面。テール部分はシージ版からほとんど変わらず。シージからリデコ箇所はかなり多いですが、変形パターンはほぼ変わらず。


前面&背面。


側面。

メインローターは手で回すと軽やかに回ります。

武器も取り付けることができますが、ローターを回すとスレスレ。前方サイドの5mm穴部分にも取り付け可能。

シージ版にあった底面の3mm穴がなくなっています。手の穴にテンセグベースの5mmジョイントアームを使えば飛行状態を再現できます。
【比較】

パーシャル元であるシージ版「スプリンガー」と。シージ版時点でG1版にかなり寄せられていたのですが、今回よりアニメの見た目に近くなるよう、かなりの部分がリデコされているのが分かります。特に肩周りはアニメ通りの角度がつけれるようになったのが嬉しい。また、頭部の接続部分が変わって身長も少し伸びています。

ビークルモードでも。まずはオフロードカーモード。

ヘリコプターモード。やっぱりローターは変形式が嬉しい。

86シリーズで発売された『2010』のキャラクターたちと。左から「カップ(チャー)」、「ホットロッド(ホットロディマス)」、「ウルトラマグナス」、「アーシー」、「ブラー」。残すは「ロディマスコンボイ」くらいになってきたけど、やっぱりキングダム版のパーシャルとかになっちゃうのかな…?
【可動・アクション】

可動もシージ版から変わらず良好。手のひらの可動も追加されよりポーズに表情がつけやすくなっています。付属物も多いので持たせて色々ポーズを取らせるのも楽しい。ひとつだけ、足首の付け根が少し前方にある影響で、遊んでると後ろに傾きがちで調整しながら遊ぶ必要があるのはシージ版と同じです。以下、写真続きまーす。


『ザ・ムービー』の中では恋人の「アーシー」と一緒に活躍する姿が印象的。さらにサイバトロン初のトリプルチェンジャーで、声も管理人が個人的に好きな堀内賢雄さんなこともあってお気に入りのキャラクター。

腕の小型銃はパッケージイラストになってるだけあって『ザ・ムービー』でも印象的な武器だけど、ちょっと小さくて扱いにくいのが残念。けどシージ版の形状そのままにギミックを仕込んだのは面白い。


剣は2本もいらないかも…と思ってたけど、映像を見るとそのまんまの形状の武器も結構嬉しかったり。

このミサイルも印象的なものだけど、たとえばもっと『ザ・ムービー』の世界観を広げるアイテムでも良かったんじゃないかな?とも思ったり。「ロディマス」の釣竿とか盾とか欲しい。

そして『ザ・ムービー』とは全く関係ない武器も入っているという。ユニバース超えた「スプリンガー」好きの人にはいいかもだけど、ちょっとスタジオシリーズの概念がブレちゃう感じも。

「スプラング」の腕の開閉は「アーシー」の手首を掴むためにある!(と思う)

お尻部分にフィギュアスタンドを接続できる穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-137 オートボットスプリンガー」でしたー!シージ版のパーシャルながら、より『ザ・ムービー』、『2010』のアニメデザインに近づいたアップデートが施され、リーダークラスらしいリッチさもいい感じ。発売前はちょっとしたリデコだと思っていたのですが、手にとって初めて気づく部分がかなり多く、その驚きがとても楽しかったです。付属物は嬉しいものもありつつ、ユニバースが違っていたり、ちょっと持て余す感じもあって、それなら「スプラング」にこだわらず、86シリーズの世界観を広げるアイテムでも良かったかも。けど、本体の方は満足度高く、『2010』のキャラクターたちと並べることで、より世界観を再現できる仕上がりになっており、86シリーズに欠かせないアイテムになっていると思います!あとは残る「ロディマスコンボイ」がどう来るのかドキドキしながら待とうと思います…!
この記事へのコメント
自分は後部のウィング左側が欠品していて代替品貰えましたね…意外と欠品や梱包ミス多かったのかな?
今回の管理人さんのコメントにもありましたが、早めの検品をしておかないと交換して貰えない事があるので気をつけたいと思います🤔
自社のミスのクセに交換出来ないとかどうなんだって感じでもあるよな。
ミスったなら責任持ってそのために金型変えてそれだけ成形しろよ。
と不具合あった側的には思っちゃうけど現実的ではないんだろうな。
でもホントタカトミの品質管理はガタガタだなぁ…
トランスフォーマー、特にアニメで人気の高いキャラはこういう「後から決定版といえる商品が出る」事がありがちなのでいつまでも買いあぐねいてしまう。
かなりお気に入りで、シージ版とは下半身とその他一部パーツが共用なだけでほぼ別物ですね。
シージ版は上半身のパーツ移動にクセがあって若干難しかったですが、
SS版は直感的に動かせるようになっていて、素直に動かせる気がします。
ただ、やっぱりシージ版が元なだけにディテール過多で、
脚回りももうちょっと改修して欲しかったかなと。
個人的には、劇場版と何も関係ないハンマーは塗装がないことも含めて中途半端なので、
ハンマーつけるくらいなら、設定画通りの形状をした非変形のヘリローターが欲しかったです。
とりあえず、自分のは欠品なくてよかった……。
交換品なくて代替品しかないって、まさか同じ値段の別の商品で……ってことでしょうか?
自分なら絶対ゴネるなあ。
ロディコン、改めてSS版で出るなら、肩の可動軸だけは改修して欲しいですね。
まだ発売から2か月もないですけど在庫切れで交換できないとかあるんですね…
最近は入荷数目に見えて減ってるような気がするけどそれでだろうか
基本まるまる交換になるからだろうけど、パーツストックみたいなのしててくれたらなぁ
すみません、ここに書くことじゃないかもしれませんが、ここ1週間くらいでサイトに出るようになったフローティングの広告が邪魔すぎて、レビューを落ち着いた気分で読めません。
過去半年くらいで広告増えてきたなー、とは感じてましたが、さすがにこれは度を越してるというか、大事なコンテンツが読みにくいのは本末転倒だと思います。
管理人様の日々の更新の苦労も分かりますし、無料で読ませてもらってるいち読者に過ぎませんが、どうか改善をご検討いただければ幸いです。
カーモード時のプロペラ処理が残念でならない
>>7さん
ご意見ありがとうございます。
今月頭からテストで設置させていただいておりました。
おっしゃるとおりで、私自身も悩んでいたところでしたので一旦はずさせていただきました。
また、広告についてないに越したことはないのですが、更新継続に欠かせないものともなっております。
今後も色々試行錯誤するかと思いますが何卒ご理解いただけますと幸いです。
広告に関しまして、私の考えをば…
超偏見さんのレビューブログの魅力の一つに「圧倒的な読みやすさ」が挙げられると個人的に思っております。
それは、洗練された文章力や綺麗な写真、ページレイアウト…はもちろんのこと、
広告の配置や質の良さも、かなり貢献していると感じております。
一方、管理人様の生活やレビューの継続において、「広告」の存在や充実も必要不可欠であると考えます。
したがって、理想は書き手と読み手が何も気にならないことではありますが、ある程度こちら読み手側の我慢…と言ってしまうとまた違う気がしますが、そのような気持ちも大切なのかな…と、思ってみたり。
あくまでいち個人の考えですが、色々な方々による意見交換で、より良い形になっていくことを願っております。
こっちのスプリンガーさんのほうは色合いがセイラマスオ味があってとっても好きです。
わかる方いますかね?
ロディマスコンボイが86で出るなら変なエフェクトパーツやめて少し高いリ−ダ−クラスぐらいで出して欲しいな。って思ったけどこれはただの我儘か…
シージの時から気になってたけど、高いのもあってスルー予定がお店で見かけて魅力に負けて購入!
ハンマーとかは持て余し気味だけど、それでも武器たくさん、三段変形!とめっちゃ触っていて楽しいので気に入りました!
今までのスプリンガーの中では一番理想的だな。
全員集合の画像で思ったんだけど、カップをもう少しなんとかしてリリースして欲しい。
ロディマスコンボイは新規造形で出して欲しい
キングダムのは電車みたいに長過ぎ
代替品との交換ってどういう交換になるのか気になります
16さん
宅配の人に手元の品を渡して、交換品を受け取ります