今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー」から 「TL-CF2022 デスザラス」をご紹介!
商品名 | TL-CF2022 デスザラス |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年12月29日 |
価格 | 27,000円(税抜)タカラトミーモール限定 |
ということで、レガシー版「デスザラス」です!「デスザラス」は『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』に登場したデストロンの破壊大帝です。この「デスザラス」は2021年の「ビクトリーセイバー」に続き、Hasbro Pulseで行われたクラウドファンディング企画から誕生したもので、商品化に必要な支援数11,000を大きく越える27,000以上の支援数を集め、すべての追加ボーナスをアンロックする形で商品化されました。日本ではタカラトミーモールでクラウドファンディングが行われ、2023年12月に発送となりました。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。一番外側には日本オリジナルのスリーブが。
スリーブを外すと中には本来のボックス型のパッケージが。イラストはGuido Guidi氏によるもの。また、日本語で『トランスフォーマーV』のタイトルロゴが描かれています。
箱の中にはこんな感じで3つの箱が入っていて、それぞれに分かれて収納されています。中の写真がなく申し訳ないのですが、中は紙製ではなく透明プラスチックのトレーになっています。
取扱説明書は「ビクトリーセイバー」と同じフォーマットでフルカラー。海外と共通のもので日本語での説明はありません。
【ロボットモード】
ロボットモード。まずはとにかくでかい!!「ビクトリーセイバー」とちょうどよく慣れべられる大きさということは分かっていたのですが、何かが合体して大きいとかではなく、一体のキャラとしてここまで大きいことにまずは驚きました。その大きさでアニメ『トランスフォーマーV』に登場した姿を忠実に再現しているのだからカッコ悪いはずがない!当時のアニメの作画のケレン味すら少し加味したようなスタイルでがめちゃくちゃかっこよく、またクラウドファンディングだからこそ可能かと思われるパーツの色分けや、塗装、そして額と胸に輝くメッキパーツが素晴らしいです。ディテールはG1玩具のものをベースに今風にアレンジされているのもすごくかっこいいです。
背面。背中の大きな翼も迫力があります。肉抜き感のようなものもほとんど感じません。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もアニメ劇中の雰囲気がよく再現されています。悪者ではありますが当時の日本のロボットアニメらしいヒロイックなフェイスがとてもカッコイイ。
手は開閉可能。人差し指と中指、薬指と小指がそれぞれ一体になって動きます。
背中の翼は前後と上下に角度をつけることができます。赤い部分は塗装ではなくちゃんと赤の整形色のパーツが使用されているのもすごい。
武器。まずは剣(特に名前はなし?)。大型で刃の部分は塗装になっています。グリップ部分には手のひらと接続できるジョイントがついていてしっかり持たせることができます。
剣は背中に取り付け可能。ちょっと斜めに配置されるようになっています。
盾。G1玩具同様、ビーストモードでは尻尾になります。
裏側。グリップは脱着式で、こちらも手のひらに固定できるジョイントがついています。
右肩にのみ盾を付けるための5mmジョイントが用意されています。脱着式のグリップの角度を変えて付け直してから肩に取り付けます。
鉄球「デステーラー」。チェーン部分はちゃんと鎖状になっています。
デススーラーは首の後ろに配置されている、ビーストモードの首の空洞部分に入れておくことができます。あくまで入れるだけなので特に固定などはできません。
「金属生命破壊砲」。こちらは支援数14,000で追加されたアイテム。有機的な指のようなものがついた不気味な中で、アニメの中では「デスザラス」とケーブルと接続されて使用するシーンもありました。指?部分は根本から可動します。
銃口部分と後部にエフェクトパーツを取り付け可能。
エフェクトパーツ。シージ版「スカイファイアー」や前回の「スターセイバー」に付属したものの色違いのもの。
【ブレストアニマル】
続いて「ブレストアニマル」。まずは鳥型の「イーグルチェスト」。
背面。
口は開閉可能。
ボックス型の形状に変形させ「デスザラス」の胸部に収納できます。取り外す際は背中に穴があるので、そこから押し出します。
武器モード。2連砲に変形。
トラ型の「タイガーチェスト」。小さいながら四肢はすべて独立して動きます。
背面。ちなみに金メッキのパーツは5mm穴で固定されていて簡単に脱着可能。
こちらも口は開閉可能。首も若干ですが左右に振れます。
変形させて胸部に取り付けたところ。「イーグルチェスト」が収納されていてもいなくても取り付け可能。また上の「金属生命破壊砲」の画像にあるように腕を前に出す際は、メッキのブレード部分を前方に可動させることでクリアランスを確保できます。
ウェポンモード。弓矢に変形します。矢は別パーツになっていて、「タイガーチェスト」モードでは使用しません。弓は前腕部分に取り付け、矢は弓部分に接続されていて右手は添えるだけになっています。
【ビーストモード】
ビーストモード。ドラゴンに変形。こちらもアニメに忠実なデザインで再現されています。西洋のドラゴンというよりは怪獣に近いような見た目で、当時のロボットアニメの敵らしいかっこいいデザイン。どっしりとした体型がかっこいいですね。
背面。尻尾はロボットモード時の盾が変形したもの。また、ドラゴンモードでもブレストアニマルを装着できます。変形はステップ数はそこまで多くはないのですが、細かい部分にも気を使われている感じで各部しっかり変形できます。また、管理人は当時の玩具を触ったことはないので詳しいことは言えないのですが、パーツ配置などはかなりG1玩具をオマージュしたものになっているようです。
前面&背面。
側面。
ブレストアニマルを外して。
背面。
口は開閉可能。中に5mm穴があるのでエフェクトパーツを取り付けることができます。
ドラゴンモードでも金属生命破壊砲を装備可能。肩と手にジョイントがあってしっかり保持できます。また少し先端が外側に傾くようになっているので、自然にポーズが決まります。
【専用玉座】
「専用玉座」。こちらは支援数17,000達成で追加されたアイテム。アニメで登場したでろでろした感じの椅子が忠実に再現されています。大きな「デスザラス」が座れる椅子だけあってかなりボリュームがありますが、座面はフラットで汎用性も高いです。
背面。背もたれの裏には武器などを取り付けられるジョイントが用意されています。
「デスザラス」を座らせるとこんな感じ。背背もたれのくぼんだ部分にドラゴンの首を固定するので、かっちり座れます。「デスザラス」はそのまま膝を曲げるとヒザ下が長いので、膝のゴールドのパーツのロックを一度外してから曲げるとちょうどよい足の長さになります。また、玉座のてっぺんには「イーグルチェスト」を取り付けられます。
背もたれの背面には武器一式を固定しておくことができます。
また、ベースから玉座を外して付属のアームを取り付けるとスタンドにすることもできます。
ロボットモードではお尻部分とアームを接続します。
ドラゴンモードでは腹部に接続用のパーツを取り付けてアームと接続します。
スタンドと接続して。前傾姿勢になるので飛行している感じの姿を再現できます。
後ろから。足裏に5mm穴があるのでエフェクトパーツを取り付けることができます。
【ピーポー&ボーダー】
続いてマイクロトランスフォーマーの「ピーポー」と「ボーダー」。こちらは支援数17,000達成でサプライズアイテムとして追加されたボーナスアイテム。「ビクトリーセイバー」に付属した「ホーリー」と「ファイヤー」と合わせることで、『トランスフォーマーV』に登場したレスキュー部隊全員4人が揃うことになります。まずは「ピーポー」。今回用の完全新規造形になっています。
ビークルモード。救急車に変形。
続いて「ボーダー」。水色部分はすべて塗装で再現されています。
ポリスボートに変形。どちらもマイクロマスターにあった5mm穴やジョイントはありません。
【比較】
2021年のクラウドファンディングで商品化した「スターセイバー」と。「スターセイバー」と「デスザラス」では圧倒的に「デスザラス」が大きいです。
「ビクトリーレオ」と合体した「ビクトリーセイバー」と。これでほぼ同じ身長になります。こうしてこの2人を並べられるのが本当に嬉しい!ちなみに「ビクトリーセイバー」、「デスザラス」とも開発はタカラトミーの幸日佐志氏が担当しており、そのおかげもあってかなり統一感のある2体に仕上がっています。
ドラゴンモードと。
同じ破壊大帝代表としてキングダム版「ガルバトロン」と。果たしてこれが正しいサイズ比なのかはわからないのですが、少なくとも今回は実際のスケールよりは「ビクトリーセイバー」と対等に並べられることが優先されているように思います。
「SS-76 スタースクリーム新破壊大帝」に付属した玉座と比較。
「ビクトリーセイバー」に付属したマイクロトランスフォーマー「ホーリー」&「ファイヤー」と。なにげにこの4体が揃うのも嬉しい!小さい「ジャン」のフィギュアとかも欲しくなってしまいます。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動もかなり気合が入っていてとても良く動いてくれます。特に肩周りの可動がすばらしく、付属している武器をどれもしっかりかっこよく構えることができます。各部はクリック関節で保持力もよく、またクリックの幅も狭いので細かくポーズが決まるのもいい感じ。以下、写真続きまーす。
大きな剣と盾も迫力があってすごくカッコイイ。ちなみに盾を右肩に装備する関係で、剣は必然的に左手に持たせがちになるけど、設定的に左利きとかあったりしたのかな?ただただG1玩具オマージュで盾を右に装備することになっただけかな?
こんなに弓矢をかっこよく構えられるロボット玩具が今まであったろうか!ただ、若干左腕と弓の接続は弱めで外れやすいかも。
劇中では青野武氏のいかにも悪者感のある声が印象的でしたが、今回の「デスザラス」はまさにその声が聞こえてきそう。
劇中でも印象的だった金属生命破壊砲も無事付属で一安心。というか、「Vロックキャノン」もそうだったけど、「それは外せないでしょ」という武器をアンロック方式にされちゃうのはちょっと怖い…まあ、そうでないとクラウドファンディングの達成フェーズが盛り上がらないのかもしれないけども…
台座を使用して。
ドラゴンモードでも。
パッケージイラストをイメージして。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー」から 「TL-CF2022 デスザラス」でしたー!ここまで何度も言ってきましたが、とにかくカッコイイの一言につきます!クラスを無視した規格外の大きさもそうですが、アニメの「デスザラス」の雰囲気をこれでもかというほど再現してくれていて、「スターセイバー」などのギミックもりもりの玩具というよりはアクションフィギュアとしての魅力が高く、付属する様々な武器を使ったポーズが決まりまくるのがものすごく楽しいです。また、クラウドファンディング商品だからできたであろう「デスザラス」自体の仕様の豪華さや、玉座、マイクロトランスフォーマーたちなどの付属品の満足度もものすごくて、予約から1年待った甲斐があったと感じさせてくれました。最初はシージ以降のスケールに合わせてもう少し小さくてもよかったかな?とも思っていたのですが、遊んでいるとこの大きさだからこそのかっこよさみたいなものがものすごく湧いてきました。あとはなんといっても「ビクトリーセイバー」と合わせてなかなか商品化に恵まれなかった『トランスフォーマーV』の両雄がクラウドファンディングという形を最大限に利用した最高の仕様で発売されたのが奇跡的なことだと思うし、これからずっと大事にしていきたいと思わせてくれる素晴らしい玩具になっていると思います!
レビューお疲れさまでした。
自分も買いましたが、堅牢な作りで安心して遊べるいい玩具でした。デザインといい色といい、正義の味方っぽい見た目の悪役っていいですよね。
収納箱の段ボールは、なんだか雛人形が入っていそうですねー。付属品が多くて、仕舞うの一苦労で嬉しい悲鳴を上げてます。
次のクラウドファンディングは何になるのでしょうか。
全く情報知りませんが、個人的にはゴッドジンライをギミック全再現の最新フォーマットで出してほしいです。