今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「アーシー(『バンブルビー』版)」をご紹介!
商品名 | 85 アーシー(Arcee) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2022年5月 |
価格 | $22.99 |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「アーシー」です!「アーシー」は映画『バンブルビー』のサイバトロン星のシーンで登場した女性オートボットで、劇中ではビークルモードになることはありませんでしたが、今回スタジオシリーズで玩具化されるに当たり新たにビークルモードが作られました。完全新規の玩具となり、日本でも「SS-86 アーシー」として2022年8月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙はスタジオシリーズ2022年デラックスクラスWave1『バンブルビー』組と同じサイバトロン星の背景。
【ロボットモード】
ロボットモード。小さいながらみっちりとしていて、女性らしさもありながらたくましい感じがとてもよい!成型色のピンクも落ち着いた色でいい感じです。造形も素晴らしく、劇中のアーシーと見比べてもとても再現度が高いのが分かります。
背面。『アニメイテッド』の「ブラー」のような、かかとにリング状のタイヤが配置されているのがとてもカッコイイ!このアーシーで1つだけ気になるとすれば、背中の左右のパーツで、ロボットモードでは固定する事ができないので遊んでいるといつの間にかあらぬ方向を向いていたりします。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もリアルに再現。頭の左側のアンテナもしっかり再現されています。写真だと鼻から顎にかけてのラインがひげのように見えて気になりますが、これは明るく照明が当たって影ができてしまっている影響が大きく、実物は頭部自体も小さいので気になりません。公式画像でもこの部分を心配する声がありましたが、実際はほとんど心配無用だと思います。
武器は小さい銃タイプのものが2つ。劇中でも使用していたものが再現れています。
武器は背中の左右のパーツに取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。SFビークルに変形。どことなく『AKIRA』の金田のバイクっぽいフォルムがカッコイイ。G1アーシーの雰囲気もありつつ、バイクっぽい見た目なのも面白い。前輪はホイール部分が空洞になっていて未来感があります。ちなみに前輪はタイヤが2つ並んでいますが、それぞれ半分に割れていて、内側のほうが回るようになっています。後輪はタイヤは造形のみで、底面に小さな車輪がついているので転がし走行が可能です。
背面。背面はアーシーのボディ感強し。変形はこの大きさにしては意外と手順も多いし、カッチリビークルモードになるのが楽しい。あと、ボディの中にヒンジパーツが折りたたまれているのですが、内骨格のような感じになっているのがリアルに感じます(ちょっと気持ち悪く感じるくらい)。
前面&背面。
側面。
武器はリアに配置されたロボットモードの手に取り付けておくことができます。
【比較】
2007年『トランスフォーマー』の公開時に発売されたデラックスクラス「アーシー」のG1カラーと(ワンダーフェスティバル限定)。この「アーシー」は映画には登場しませんでしたが、その後『リベンジ』で別の姿で登場します。『バンブルビー』版の「アーシー」と直接的なつながりはないですがG1カラーということで…
ビークルモード。実写映画ではバイクに変形するというのが今回の『バンブルビー』版でもなんとなく継承されているのかも?
アースライズ版デラックスクラス「アーシー」と。『バンブルビー』版「アーシー」はかなりG1のデザインに近づけられているのが分かりますね。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ版『バンブルビー』のサイバトロン星の面々と(クリフ忘れた…)。左から「バンブルビー(バズワージーバンブルビー版)」、「ホイルジャック」、「ラチェット」、「ブローン」。あとは「アイアンハイド」が「アーシー」と同じWaveで発売されていますが管理人は国内版待ちにしました。オタサーの姫感あるな…
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も良好。肘は二重関節だし、足首の横の可動はあるし、腰も回ります。首もよく動くのでポーズも決まりやすい。唯一の欠点は上でも書きましたが背中のパーツが固定されないことくらい。以下、写真続きまーす。
映画『バンブルビー』でのセリフは「本部との通信が途絶えた!」のみ…けど、オートボット唯一の女性キャラだし、艶めかしさのある流線型のボディで存在感抜群でした。
ハスブロのスタッフのInstagramでは映画の3Dモデルからどう玩具への落とし込まれていったかが紹介されています。ちなみ今回アーシーを担当したのはタカラトミーのShu Umezu氏。Inastagramでは積極的にタカラトミーの開発者の名前を出しているのですが、ここ在勤これまでのおなじみの開発者の他にも新しいお名前が出てくるようになっているので、新しい方々の今後の活躍がとても楽しみです!
ちなみに最新作『ビースト覚醒』でも「アーシー」の登場は示唆されていますが、一体どんな見た目になるのかとても気になる!
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。中の抜けたタイヤがかっこいいなあ。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「アーシー(『バンブルビー』版)」でしたー!ものはデラックスクラスとしても小さめですが、その分ぎゅっと密度感高く作られていてデザインやスタイルもカッコイイ。可動もしっかりして最近のジェネレーションズ系と同等の可動範囲だし、ビークルモードも今回の玩具化に当たって作られたものとは思えないほどしっくりくるものになっています。顔のラインも実物は全然気にならないし、唯一気になることと言えば背中のパーツが固定されないことくらいなので、国内版を予約した方は是非楽しみに待ってほしいと思います!
宣材画像を初めて見たとき、顔の意匠が鼻血に見えてしまい
それが気になって予約はしませんでしたが、良い出来ですね。
amazonでもまだ買えるので検討してみようと思います。