最後は2020年ワーストトランスフォーマーの発表!今年のワーストトランスフォーマーはこれだー!!
ワースト1位:SS-56 トップスピン
獲得ポイント:40ポイント
スタジオシリーズ/2020年9月26日発売/2,800円(税抜)
2020年のワーストに選ばれたのはスタジオシリーズから「SS-56 トップスピン」…!兎にも角にも「武器がふにゃふにゃ」ということが皆さん気になった模様…また『ダークサイド・ムーン』時に発売されたデラックスクラスのトップスピンの出来が良かったので、それと比べて劣るという感想もある一方、スタジオシリーズで武装ナスカーでレッカーズが3体揃ったこと自体は良かったという意見も多くありました。また、「強いて言うなれば」という感じのコメントがあったのも印象的で、ここ近年は品質面でワーストが選ばれることが続きましたが、これは製造面での品質低下は解消されてきているということの現れなような気もします。そういう意味では純粋に「ダメダメ」が選ばれたことになり、非常に健全なワーストなのではないかと思っています。
【皆様からのコメント】
・スタジオシリーズでもレッカーズを揃えるぞ!という意気込みで買いましたが……ビークルのディテールの細かさは魅力的ですがロボットへの変形はロードバスター同様大味で背中に盛大なガワ、武器は何故か軟質素材でフニャフニャ、クローは何故か別パーツかつ小さくて見栄え悪い、可動範囲に至ってはDOTM時の同アイテムの足元にも及ばないレベルで劣化。結果として我が家のSSトップスピンはめでたく箱に戻されてお蔵入りとなりました。
・ビークルモードがカッコよく例年のワーストほど悪いものではないが、周りが名作だらけなこともあり軟質武器をはじめとする難点が目立ってしまった印象。
・造形は良いのですが、武装が軟質パーツでふにゃふにゃしてしまい、扱いにくいです。また、変形時のフロント部の接続が固く、付けにくく外しにくいです。 しっかり合わせられないのもマイナスポイントでした。 造形がしっかりしているだけに残念です。
・長年の悲願だったデラックスクラスレッカーズの武装ビークル3体がついに揃い踏み…と思ったら〜武器がふにゃふにゃで曲がってました! チクショー!!
・武器の軟質パーツで損をしています。SS-45 ショックウェーブも軟質パーツが多いですが、こちらは造形をリアルにする目的があると強く感じます。ですがトップスピンは武器を軟質パーツにした目的がわかりません。他の映画版レッカーズ2体のように、普通の素材で武器を作ってくれたらと思います。軟質パーツは他のTFが触れると色移りの原因にもなるので、収納にも気を使います…
・機銃が軟質パーツでヨレヨレなのがいただけません。また、ちょっと体格が痩せ細ってしまっているように感じます。ただ、製品化してくれたことには感謝しています。
・両肩の間延び感や背面のガワが固定できない点、DOTM版に比べて可動面に難のある点がかなり気になりました。 また、軟質パーツを本体から取り外してのケアも難しく、トイ本体以外の部分で評価を落としてしまっているのが勿体ないですね。
・まず、レッカーズが武装ビークルで勢揃いしたことはまず嬉しい。が、トップスピン単体を見ると、まずイメージと異なるプロポーション、過度と思える程多用され、開封時に曲がっている軟質パーツなど残念な点が目立ちます。後発のレッドフットはよく出来ていたこともあり、人気のあるレッカーズをせっかくリメイクするのだから、このトップスピンももう少し煮詰めて欲しかった。商品自体の欠陥はないにもかかわらず、期待外れ感からワーストに選んだTFは初めてです。
「DOTM版の方が良かったなあ」これに尽きます。 ガワ変形はまあ仕方ないにしても、付属武器が銃すらも軟質パーツなのは流石にちょっと…決してダメダメという訳ではないんですが、なまじ旧玩具の出来が良すぎた為にどうしても比べてしまいます。 同じレッカーズのロードバスターやレッドフットは上手いことやっていたのに、残念でなりません。
基本的にダメとは思わないようにしてるけどやっぱりコイツは良いところより悪いところが目立つ。 肩幅、身長、首の可動、腕の長さ、そしてふにゃふにゃの武器類 まさかあんなにくにゃくにゃするなんて。こんにゃくで出来てるのかと思うほど。 少し曲がってもお湯で整えるかと思って買ったらこれが大失敗。熱湯でも対して変わらぬ無駄タフネスを誇る。 破損対策にしても限度があるだろう。スタジオシリーズってそんなに低年齢向けか?
以下ワースト5の発表です!なんと2位は1位と1ポイント差という大接戦…!!
ワースト2位:ER-09 アーシー/39ポイント
・傑作ぞろいのアースライズですが、この子だけはどうにもダメでした…… ロボ時の可動範囲は広くてアクションポーズが良く決まりますが、肝心の変形ギミックが驚きのガワ変形で面白みが薄く、今年購入したTFの中でも一番印象が悪い商品になりました。 アーシーは先にレジェンズ版でも発売されており、そちらは変形ギミックがしっかりしていただけに、より残念さを感じてしまったのかな、と思います。
・ガワに無理やり押し込んでる感じを変形と言っていいのか… 余った側をホバーボード状にするのも無理があるような開き直っているような… レジェンズ版は背中に背負いもののガワがありながらも、きちんと変形してたのに… あと頭部の塗装が足りなくて(ライフラインですら塗られているのに)アーシーらしさが足りなかったのと、鶏がらみたいな足が非常に残念です。
・プロポーションと可動はとてもいい。ただ変形は元を考えると仕方ないとして、ガワがボリューミーでほぼ変形しない。クリフやアイアンハイドのガワはまだ良い。分割線は多くなるがちゃんと変形して武器なり盾などになった方が良いと思う。
・これは今後のTF全体に関わる一大事だと感じているのでここに挙げたいと思います。 やっぱり差し替え前提は良くないです。
・変形のシンプルさの割に膝周りの位置合わせなどシビアな所もあり、このシリーズにあった気持ちよい変形が出来なかったのが残念。 カバーが外せるギミックのせいで車体側面部の分割の不揃い感やギミック自体の使い辛さなど、後付けでもしたのかと思うような構造の煩雑さが個人的に残念でした。
・玩具自体にも不満があったが、1、2か月で何体もアーシーを販売するマーチャンダイズがまず失敗だと思う。よほどキャラに愛着が無いと同名キャラを短期間で何種類も揃えようとはしないし、1個1個の商品を触った時の感動が薄くなってしまう。
・ロボ形態でのプロポーションはバッチリです。ただ、変形時のガワの余りが許容範囲を超えていると感じました。もう少し何とかして欲しかった…
・変形トイで一番の肝の変形が面白くない(悪い意味で)衝撃的なアイテムでした。
ワースト3位:MP-47 ハウンド/14ポイント
技術自体は素晴らしいのですが、パーツの脆さやギミックを含めて非常に遊びにくい。ただその形に変形すれば良いというものではないということを改めて思い知らされた一作です。マスターピースは見た目の劇中再現度はともかく、もっと気兼ねなく遊べるものであってほしいです。
・今年、久々に変形させたところ、クラッシュしました。 多くの破損注意箇所。細かく繊細な変形。仮にミサイルランチャーが取り外しだったとして、それに不満を抱く人がどれだけいるでしょう?その一方で浮いている首。こだわる部分が違う気がします。昨今のMPシリーズへの違和感が、決定的になったアイテムです。
・遊んでいてワクワクよりヒヤヒヤが勝ってしまう… 触っていて楽しくない、マスターピースも前提としてオモチャだって事忘れてないかな?って不安になります。
・アニメデザインで棒立ちの状態ならまだしも、動かしてみると首とボンネットの間や各部関節などが不格好で気になってしまいます。付属品の異常な細かさや変形パターンなどユーザーにとっての楽しさをあまり考えてないような気がします(前からですが)。あれもこれも全部やろうとしすぎかなと思います。
・購入して不備があり交換依頼を問い合わせしましたが、購入時期が遅かったので在庫がないとのことで返金対応、今は商品が手元にない状態。次のを買い直す勇気もなく… MPの品質の信頼をかなり下げてしまった商品です。
ワースト4位:ER-08 ダブルディーラー/9ポイント
・原作通り三段変形を再現するところまでは良かったのですが、脚の変形がタイトでかなりストレスが溜まるのが大きなマイナスポイントでした。更に言えばゴッドマスター代わりに必要なスパイパトロールセットを何故国内で売ってくれなかったのか…!
・すごく期待して購入したのに、遊んでみるとどうにも今一つで、私としては異例のすぐに箱に戻す事態に。プレイバリューも高いはずで、各造形も良いと思えるのに、何故なのかどうしても楽しくなかった印象。
・絶妙に変形させづらく、ポージングも癖が強すぎ。見た目のプレイバリューに反して遊びづらさが目立ちすぎてる。
ワースト5位:SS-53 クリフジャンパー/8ポイント
・顎を引くのに顎の内側の部分が引っ掛かって?固くて首が折れそうになるという話をネットで見て、一生懸命アゴの内側を削って調整しました。SS-48オフロードバンブルビーの相棒として並べると似合っててとても良いTFなんですけどね。
・関節がゆるゆるで足のカバーパーツがはまらないのが気になった。 B−127ではそこら辺を改善して欲しい。
・あまり新作の数を買ってないのですが個人的に気になったのはクリフジャンパーでした。 これは多くの個体に見られているようですが、まずロボットの足が無駄にデカいジョイントのせいでまとまりません。そもそものガワが多いのもあってポーズが決まりにくく、俺変形もできますがもっと可動に制限ができてしまいます。武器の取り付けも、ビークルモード時で取り付けにくいだけならまだしも、ロボットモードでは謎の空間に入れるのみ。ビークルモードが綺麗な分、もったいないなという印象でした。
総評・まとめ
【2020ベストトランスフォーマー】
順位 | 名称 | 獲得ポイント |
---|---|---|
1位 | ER-02オプティマスプライムwithトレーラー | 476 |
2位 | SS デバステーター | 137 |
3位 | ER-10 スコルポノック | 92 |
4位 | SS-57 ブリッツウイング | 91 |
5位 | ER-06 オートボット スカイリンクス | 86 |
6位 | スーパーメガトロン | 79 |
7位 | GIGAWATT(ギガワット) | 62 |
8位 | SS-49 センチネルプライム | 59 |
9位 | ER-05 スタースクリーム | 57 |
10位 | SS-45 ショックウェーブ | 52 |
11位 | MP-48 ライオコンボイ | 49 |
12位 | SG-42 スピニスター | 48 |
13位 | MPM-10 スタースクリーム | 47 |
14位 | ER-07 スモークスクリーン | 45 |
15位 | MP-50 タイガトロン | 41 |
16位 | SG-47 アストロトレイン | 38 |
16位 | SG-39 オメガスプリーム | 38 |
18位 | シーコンズ ゴッドネプチューン | 37 |
19位 | SS-40 ニューバンブルビー | 36 |
20位 | SS-52 シャッター2 | 32 |
21位 | ER-08 ダブルディーラー | 31 |
22位 | ER EX-10 スナップドラゴン | 30 |
23位 | ER-01 ホイスト | 28 |
23位 | SS-48 オフロードバンブルビー | 28 |
25位 | ER EX-05 クリフジャンパー | 21 |
26位 | キングポセイドン | 17 |
27位 | ER-03 ホイルジャック | 16 |
28位 | ER-04 アイアンワークス | 15 |
29位 | SS-58 レッドフット | 14 |
30位 | ER EX-02 グラップル | 12 |
30位 | ER EX-08 クインテッサンジャッジ | 12 |
【2020ワーストトランスフォーマー】
順位 | 名称 | 投票数 |
---|---|---|
1位 | SS-56 トップスピン | 40 |
2位 | ER-09 アーシー | 39 |
3位 | MP-47 ハウンド | 14 |
4位 | ER-08 ダブルディーラー | 9 |
5位 | SS-53 クリフジャンパー | 8 |
というわけで、「超偏見トランスフォーマーアワード2020」は以上のような結果となりました!皆様の予想とあっていましたか?意外な結果でしたか?今年も去年と変わらない投票数をいただき、データとして見ても十分皆様の意見が反映されたものになっているのではないかと思います!投票いただいた皆様、本当にありがとうございました!
今年の1位は過去類を見ない投票数でアースライズ版「オプティマスプライム」がぶっちぎりで1位となりました。まさかここまでとは思っておらず、いただいたコメント数も膨大で、読んでも読んでも途切れることのない絶賛のコメントは壮観ではなかったでしょうか(笑)ここまで投票数が多かったのは、まさにみんなが欲しかった「コンボイ司令官」で、そこからさらに期待を上回るものだったからだと思います。また、2位の「デバステーター」は今年の特別ルールとして合体した姿での投票をOKにしたのですが、そうしてよかったと集計してホッとしました…また、多くの人が8体を集めきって合体させたというのも、なんだか嬉しくなりました。また、今年は「GIGAWATT」、「スーパーメガトロン」といった完全新規ではないベースの玩具から大きくアレンジされたものがランクインしているのも今年の特徴のひとつではないでしょうか(そういう意味ではアースライズオプティマスもそうですね)。
ワーストに関して言えば、ここ数年「品質」が原因で選出されることが多かったのですが、今年はそうではなく「ちゃんとダメダメ」なトランスフォーマーが選ばれたように思えて、なんだか嬉しかったです!1位の理由が「武器がフニャフニャ」、2位の理由が「究極のガワ変形」…トランスフォーマー玩具のランキングらしい結果になって本当に良かったです。
管理人的な2020年のベストとワーストは以下の通り!(管理人のものは投票結果には含まれていません)
第1位:ER-02オプティマスプライムwithトレーラー
第2位:ER-06 オートボット スカイリンクス
第3位:アクションマスター04 バンブルビー
ワースト:MP-47 ハウンド
1位は今年一番触っていたもの。何度変形したかわかりません。2位はあの大きさでの密度感と値段相応のリッチな作りが素晴らしい。そして3位はあえて『サイバーバース』からデラックスクラス「バンブルビー」を選ばせていただきました。『サイバーバース』の玩具はギミック優先でせっかくの変形を考慮されたデザインが活かされておらずもったいないと思っていたのですが、デラックスクラスの登場でようやくそれが報われた感じがしたし、通常ラインと変わらないサイバーバース玩具が出たことで、『アニメイテッド』や「プライム』と同じように、ちゃんと棚に飾り続けられるサイバーバース玩具が出たことが嬉しかったです。先日レビューした「バトルコールオプティマスプライム」も素晴らしく、日本の『サイバーバース』展開が終わったことだけがただただ残念でした。ワーストは壊れまくった「MP-47 ハウンド」。2021年のマスターピースはどうやらこれまでとは変わっていくようなので、これからに期待しています。
ということで、「超偏見トランスフォーマーアワード2020」アワード編はここまで。アンケート編は間にレビューや日報などいくつかはさみつつ、できるだけ早くには公開したいと思っていますので、もう少々お時間いただければと思います!去年の反省や2021年の抱負などもアンケート編のほうで書かせていただきたいと思いますが、ひとまず年始の挨拶をさせていただくと、2021年もすでにワクワクするようなラインナップになっているので、できるだけたくさんレビューをしたり、情報をお届けしたりしたいと思っています!管理人自身がやりたいブログの理想の形には全然届いておらず、自己嫌悪の毎日ではありますが、一歩ずつ頑張って行きたいと思っていますので、今年も1年「超偏見超偏見/リベンジ」を何卒よろしくお願いいたします!
※2021/1/27 アンケート編公開しました!
集計お疲れ様でした!
アワード見るとようやく新しい年が始まったなと(*´ω`*)
こうして見ると昨年も名作揃いだったんだなぁとしみじみ。
だからこそワーストの評価が…
造形は良いだけに、勿体なさが。
アンケート編も楽しみにしておりますが、あまり無理なさらずに。
管理人さんのコメントに自己嫌悪とありましたが、自分にとって「超偏見超偏見/リベンジ」さんを拝見する事はものすごく楽しみな上、記事内容や販売スケジュールなど、非常に役に立っております。
これからもお身体に気をつけて楽しいブログ作りを頑張ってください!
今年も皆さまにとって良いトランスフォーマーライフとなります様に!