今日は「G-SHOCK × TRANSFORMERS マスターオプティマスプライム レゾナントモード(G-SHOCKセット)」をご紹介!
商品名 | マスターオプティマスプライム レゾナントモード(G-SHOCKセット) |
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シリーズ名 | G-SHOCK × TRANSFORMERS |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年12月8日 |
価格 | ¥29,000(税抜) |
ということで、G-SHOCKとトランスフォーマーのコラボレーション商品「マスターオプティマスプライム レゾナントモード(G-SHOCKセット)」です!G-SHOCKとトランスフォーマーは、2017年末に映像でのコラボレーションを実施しており、その際「G3プライム」というキャラクターが生み出されました。今回はさらに踏み込んだG-SHOCKと玩具とのコラボとなり、作られたのがG-SHOCKの台座に変形する「マスターオプティマスプライム」です。さらに今回は「マスターオプティマスプライム」仕様のG-SHOCKが作られるという、まさにコラボレーションの名にふさわしいものとなっています。
商品としてはタカラトミーモールとG-SHOCK取扱店で販売された「G-SHOCKセット」と、サイバトロンサテライトで販売された「G-SHOCKなし」の2種類が存在し、今回紹介するのは「G-SHOCKセット」となります。そもそもこの「G-SHOCKセット」は「マスターオプティマスプライム」をデザインしたタカラトミーの大野光仁氏のインタビューによるとかなり数が少ないようで、タカラトミーモールの抽選もなかなか狭き門だったようです。管理人は運良くタカラトミーモールの抽選で当選しましたので、じっくり見ていきたいと思います!それではいってみましょー!
【パッケージ&内容物】
パッケージ。箱は結構大きくてリーダークラスの箱を横にして厚みを増やしたような大きさ。箱はマスターピース同様つや消しPP加工され、表面の写真部分は光沢処理されています。
箱の中身はこんな感じ。右下のくぼみ部分にはG-SHOCKの箱が収めてある場所です。
紙ものは取扱説明書が1枚。「マスターオプティマスプライム」と「G3プライム」の設定が詳しく描かれています。また、付属のG-SHOCKもしっかり設定に組み込まれており、「マスターオプティマスプライム」はこのG-SHOCKを本来の持ち主に返す使命を課されていることになっていて、つまるところ「マスターオプティマスプライムが購入者にG-SHOCKを届けに来た」という買った人にとっては嬉しくなるような設定になっています。
【G-SHOCK】
「G-SHOCK」の箱はこんな感じ。スリーブタイプの保護用の紙製のケースの中に今回用にデザインされた箱が入っています。箱自体は紙製で、通常のG-SHOCKの箱のような硬いボール紙製のものではありません。
フタを開けた状態。G-SHOCKは不織布の袋に入っていました。
G-SHOCK本体。G-SHOCKの中でも歴史の古い三つ目が特徴の「6900」シリーズで、耐衝撃、防水20気圧、ストップウォッチ、アラーム、タイマーと通常に使用する分では十分な機能を備えています。オプティマスプライムをイメージした赤と青を基調としたカラーリングで、文字盤部分はメッキ加工が施され、中央上部に「TRANSFORMERS」のロゴが配置されています。実物は当たり前ですが、しっかりとしたG-SHOCKで、表面の塗装部分は光沢のあるしっとりした触り心地。全体的に公開されている写真よりも落ち着いた感じで、G-SHOCK自体に抵抗なければ普段使いも全く問題ないと思います。
中央下部の「Gマーク」のついた白いボタンを押すとバックライトが光り、液晶部分にサイバトロンマークが浮かび上がります。かっこいい!
背面にはサイバトロンマークが刻印されています。
【マスターオプティマスプライム】
続いて「マスターオプティマスプライム レゾナントモード」。G-SHOCKを取り付けた状態を「レゾナントモード」と呼びます。カラーリングや頭部のデザインは見慣れた「コンボイ」ですが、全体のデザインはこれまでにないものになっていてとてもカッコイイ!胸に燦然と輝くG-SHOCKもさることながら、各部にクリアパーツが多用され、また肉抜きなど一切ない重厚感ある作りになっているのも特徴的。大きさはリーダークラス相当ということで迫力もあります。
背面。背中はG-SHOCKを内包するということもあり、独特な作りになっています。G-SHOCKのベルトが見えるのもいいですね。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は最近では珍しく実写版の雰囲気を踏襲していない「コンボイ」チックな感じですが、アレンジは結構強めのデザイン。目はクリアパーツですが、集光ギミックはありません。
ロボットモードでのG-SHOCKの取り付けはこんな感じで内部を開き、クリアブルーの土台に時計を巻き付けます。
もちろん他のG-SHOCKも取付可能。管理人の持っているG-SHOCKをいろいろ取り付けてみました。取り付けることができるのは公式では今回セットになっているG-SHOCKと同じ「6900」シリーズと、左側の写真の「5600」シリーズですが、右の写真の「AW-582」系のものも装着可能でした。他にもいろんなG-SHOCKを取り付けることができると思います。
G-SHOCKを外して、「クロノ・マトリクス」を装着。「クロノ・マトリクス」はオートボットの至宝で、マスターオプティマスプライムは元々はこのクロノ・マトリクスを守る「衛士司令官」という設定。
背面。
「クロノ・マトリクス」。大きさ的にはG-SHOCKの本体部分とだいたい同じ大きさ。
クロノ・マトリクスはクリアパーツが後ろまで抜けているので、背後から光を当てるときれいに光ります。
武器は「スタードライブキャノン」が2つ。武器自体にギミックはありませんが、グリップ部分は別パーツになっていて可動するようになっています。
肩にスラスターのようなにも取り付けられます。どちらかと言えばこちらがデフォルトなのかな?
【ペデスタル・プライムモード】
続いて「ペデスタル・プライムモード」。G-SHOCKを飾ることのできる台座に変形。台座自体は完全にオリジナルなデザインで、特にコンボイのトレーラーなどをモチーフにしたものではなく、あくまでG-SHOCKを際だたせるような台座になっています。G-SHOCKが中央の台座に浮かび上がったような感じがカッコイイ。
背面。あくまで台座に徹底されています。変形はそれほど難しくはないのですが、説明書は変に難しく書かれているような…
前面&背面。
側面。
「クロノ・マトリクス」を取り付けて。
取り付け部分はこんな感じ。G-SHOCKは巻きるけるか、先にベルトを固定して横から取り付ける方法があります。ちなみに、ロボットモード、台座モードでもG-SHOCKをつけた際クロノ・マトリクスは余剰になってしまいます。
台座モードでも手持ちのG-SHOCKをいろいろ取り付け。ロボットモードとは違い、ペデスタル・プライムモードではベルトを巻くだけなのでベルトタイプであればほとんどのG-SHOCKを取り付けることができると思います。
【比較】
「MP-10 コンボイ」と。大きさ的にはMP-10のほうが頭一つ分大きいくらい。
ビークルモードでも。
新しいコンボイとの比較ということで、「トランスフォーマー シージ」版ボイジャークラス「オプティマスプライム」と。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は独特な感じですが意外と動いてくれます。太もも部分が短めなのであまり脚部の動きが目立たないのですが、足首はフレキシブルに動くので接地はしっかりしてくれます。あと、手首が回転してくれるのもいい。若干首の位置が前すぎるかな?という感じはするのですが、S字立ちを前提としているようで、そのときにはとてもかっこよく決まってくれます。以下、写真続きまーす。
股関節の前後の可動と、膝がクリック関節になっているので保持力はしっかりしています。
クロノ・マトリクスを取り付けて。
各部のクリアパーツは光を通すように各部に配置されているので、背後から強い光を当てるととてもキレイ。
以上、「G-SHOCK × TRANSFORMERS マスターオプティマスプライム レゾナントモード(G-SHOCKセット)」でしたー!これまでもトランスフォーマーは様々な商品やコンテンツとコラボレーションしてきましたが、ここまでがっちりと両者でコラボしあってひとつになった商品はかつてなかったのではないでしょうか!?「マスターオプティマスプライム」、G-SHOCKともお互いのそれぞれの良さをしっかり引き出しており、すごくよいコラボ商品であると感じました。「マスターオプティマスプライム」はパッと見はコンボイチックですが、全く違う新しいデザインでとてもかっこいいし、台座はモノを見ただけでは一見なんなのか分かりにくいというのは少々ありますが、あくまでG-SHOCKを際立たせるという役割の元作られていて、G-SHOCKを装着することで完成する姿は写真で見るよりもずっと良いものになっています。あとは個人的にG-SHOCKは好きな時計で、色々所持しているということもあって(どれも安めのものだけど)、台座というものもすんなりと受け入れられたんだと思います。また、購入者も巻き込んだキャラクターの設定もよく練られていて、より商品に愛着が持てるようになっているのも良いです。
G-SHOCK自体もリーゾナブルな6900なのも手の出しやすさとしてはちょうどよく(2007年のコラボ時のG-STEELだったらさすがに手が出せなかったかも…)、また6900シリーズはある意味「玩具っぽさ」もあるデザインなので、トランスフォーマーとはとても相性がいいと感じました。以前もトランスフォーマー仕様のG-SHOCKは発売されていますが(5600と6900シリーズなので今回のオプティマスにもちゃんと取り付けられます)、今回はデザインもキャラクターの一部という感じになっているのもコラボとしての納得感もあります。
唯一のネックは入手のしにくさですが、今回はG-SHOCKなしのものも発売されているので、そちらを選べるというのもとても良い売り方だと思います(台座だけとしては若干高い感じはしますが)。また、G-SHOCKも5600と6900シリーズはリーズナブルでいろんな種類が出ているので、オプティマスに合うものを探してみるのも楽しいと思います!管理人も久しぶりに新しいG-SHOCK買おうかなあ。