今日は「BINGO SPORTS オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | BINGO SPORTS オプティマスプライム |
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シリーズ名 | – |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年12月29日 |
価格 | 6,000円(税抜) |
ということで、「BINGO SPORTS オプティマスプライム」です!「BINGO SPORTS」は、世界の名車をアートとして捉え、その魅力を文化資源として次世代に継承する活動を行うカーブランド。そんな「BINGO SPORTS」と、40周年を迎えたトランスフォーマーがコラボレーション!BINGO SPORTS側では「オプティマスプライム」デザインのレーシングカーが実際のレースを走り、そしてそのレーシングカーが実際の変形玩具として発売されたのがこの「BINGO SPORTS オプティマスプライム」です。「コルベットC7 GT3-R」から「オプティマスプライム」へと変形するもので、玩具としてはスタジオシリーズ版「クロスヘアーズ」のパーシャルとなります。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。レース会場をイメージしたキービジュアルをアレンジした画像が使われています。大きさはスタジオシリーズのデラックスクラスと同じ。
【ロボットモード】
ロボットモード。ベースは「クロスヘアーズ」ですが、頭部、ボディ、肩周りがリデコされており、レーシングカーの要素を取り込みつつ、しっかり「オプティマスプライム」になっています。背中のマントも騎士デザインのオプティマスに似合っています。ただ、おもちゃショーやトランスフォーマー博で展示されていたサンプルでは、頭部や胸部のシルバー部分が塗装されていたのですが、製品版ではそれが未塗装になっており成型色がむき出しになっています。造形がいいだけに、どうしても安っぽさを感じてしまうのが惜しい…!
背面。背中の背負い物のボリュームはは「クロスヘアーズ」から変わらず。大きなオートボットマークがカッコイイ。


前面&背面。


側面。
バストアップ。顔のデザインは『トランスフォーマー/ロストエイジ』版の「オプティマスプライム」を再現したもので、造形もエッジが立っていてとてもカッコイイ。胸部周りも細かく造形されています。ただやっぱりシルバー部分が薄いグレーの成型色のため、ぼんやりした印象になってしまっているのが残念。せめてもう少し濃いめのシルバー寄りの成形色だったら良かったかも…
武器。まずは銃タイプのもの。給油ノズルをイメージしたような形状。ビークルモードのウイング部分を取り付けます。
ウイング部分は背中に取り付けておくことが可能。新規の銃は取り付ける場所がありません。
もうひとつは「クロスヘアーズ」に付属していたものと同じマシンガン。「オプティマスプライム」が2丁マシンガン持ってる姿はなかなか新鮮。
マシンガンは背中のマント部分に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。「コルベットC7 GT3-R」に変形。ビークルモードも細かくリデコされており、細かく見ると「クロスヘアーズ」からだいぶ変わっているのがわかります。また、なんといってもレーシングカーらしいペイントとスポンサーロゴなどの再現が素晴らしく、全面塗装なので見た目もとてもリッチ。
背面。リア部分も細かく塗り分けされています。ブルーのメタリックもとてもキレイ。変形は「クロスヘアーズ」と同様で、ガワを大きく使った変形。変形自体は変わりないのですが、個体差かもしれないですがボンネット部分のパネル(ロボットモードの腰のパネル)が外れやすく、変形するたびにだいぶストレスがたまります…


前面&背面。


側面。
底面。「クロスヘアーズ」同様サイドの内側にマシンガンを取り付けることができます。
武器はリアの下部に取り付けておくことができます。
実写版「オプティマスプライム」のファイヤーパターンをイメージしたカラーリングで、ルーフ部分に大きく配置されたオートボットエンブレムもカッコイイ。前後のホイールも色違いのラインでしっかり塗装されています。昨年開催されたトランスフォーマー博に実車が展示されていましたが、その時の写真と見比べてもとても今回の玩具の再現度が高いことが分かります。
ちなみにこちらがトランスフォーマー博に展示されていた実車。この実車がめちゃくちゃかっこよくて、このおかげもあって玩具も楽しみになりました。
【比較】
スタジオシリーズ版デラックスクラス「クロスヘアーズ」と。しかしよく「クロスヘアーズ」を「オプティマスプライム」にリデコしようなんて考えたもんだ…
ビークルモードでも。何気にビークルモードの表面にくる部分はほぼリデコされています。
【可動・アクション】
可動は「クロスヘアーズ」をベースにしていますが、新規造形の肩がほとんど横に広げられない作りになっており、腕周りのポーズがかなり制限されます。また、頭部も首周りのパーツが干渉してあまり左右に振ることができません。以下、写真続きまーす。
今回のコラボはG1ではなく実写、しかも『ロストエイジ』のデザインを採用されているのが面白いですね。ビークルモードもトラックではなく、コルベット・スティングレイに変形するのもオプティマス玩具としても珍しい。
首と腕がもう少し自由に動けばいろんなポーズが決まりそうなんだけどなあ。
お尻部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
ビークルモードでも。ちなみにこのオプティマスカラーの「コルベットC7 GT3-R」は実際のレースでも大活躍で2つのレースで優勝しました。ただ、管理人がモータースポーツに全くもって疎いので、これで勝って最終的に2024年の活躍がどう終わったのかは調べてもよく分からず…
後ろからの姿もカッコイイ。
以上、「BINGO SPORTS オプティマスプライム」でしたー!ビークルモードはBINGO SPORTSの「コルベットC7 GT3-R」の見た目に忠実で、全面塗装で再現されたボディは本当に素晴らしい。一方、ロボットモードはイベントでよく見ていたサンプルと異なり、頭部や胸部のシルバー部分が未塗装で安っぽく見えてしまうのがとても残念でした…また、変形は「クロスヘアーズ」同様にボンネットのパネル合わせが難しく、可動も思うようにポーズが決まりにくいのも難点。たくさんあるトランスフォーマーの中のひとつとして見れば、たまにはこういうのもあるよね、という感じですが、「BINGO SPORTS」やレーシングファンの人がこの「オプティマスプライム」に触れたときに、トランスフォーマー玩具の楽しさのイメージが損なわれてしまわないか心配になります…レーシングカーに変形する「オプティマスプライム」はこれまでにない感じでとても面白いのですが、もう少し詰めをしっかりして欲しかったな。
出てくれるのは騎士オプ好きにとって嬉しいんだけど、サンプルが塗装有りで実物が塗装無しというのは、いい加減詐欺なんじゃないかと思う。重塗装にこそ価値があるプレミアムフィニッシュの時ほど悪い印象はないけど