今日はthreeA「DLXスケール・バンブルビー」をご紹介!
商品名 | DLXスケール・バンブルビー(DLX Scale Bumblebee ) |
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シリーズ名 | DLXスケール・コレクティブル・フィギュア |
クラス | – |
メーカー | three A |
発売時期 | 2019年1月 |
価格 | $145(国内販売価格:18,000円(税抜)) |
ということで、threeA版DLXスケール・コレクティブル・フィギュア「バンブルビー」です!threeA(3A)はもともとはイラストレーターであるアシュレイ・ウッド氏のアート作品のフィギュアを販売する香港のフィギュアメーカー。2015年ごろから実写版トランスフォーマーのフィギュアも手がけるようになり、近年ではそのクオリティの高さから注目度も高まっています。今回は映画『バンブルビー』の「バンブルビー」を立体化したもので、「DLXスケール・コレクティブル・フィギュア」という、これまでのクオリティはそのままに、サイズダウン&プライスダウンされた新しいシリーズになります。これまで高嶺の花だったthreeAのフィギュアですが、これにより一気に手に取りやすくなりました。今回紹介するものはthreeAの直販サイトから購入したもので、日本ではグッドスマイルカンパニーから5月に販売されます。当ブログでは久々の変形しないトランスフォーマーの紹介です!それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。シックなデザインでまとめられていてカッコイイ。裏のオートボットのマークは自動車のパーツや工具で構成されています。
1枚フタをあけるとこんな感じ。フタはマグネットで留められるようになっています。
フタの裏側のデザイン。
取扱説明書。
中には可動ポイントが細かく説明されています。また、「これ以上やると壊れるよ!」という注意ポイントも書かれています。
【バンブルビー】
「DLXスケール・バンブルビー」本体。映画からそのまま出てきたような圧倒的な再現度!特徴的なまるっこい体型はもちろん、各部のディテールもしっかり再現。塗装も素晴らしく、「threeAといえばウェザリング」と言っても過言ではないと思うのですが、それが全身に丁寧に施されていてとてもリアル。大きさは約20センチで、だいたいリーダークラス程度の大きさです。そして驚くべきはその重さ。体の中の骨となる関節部分の多くがダイキャスト製で、さらにふくらはぎにも大胆にダイキャストが使われかなりずっしりしています。実際に重さを量ったら500gを超えていました。
背面。本家の変形玩具では、おそらく開発時期の違いから再現されなかったと思われる「畳まれた羽」がしっかり再現!それと印象的なのはかかとに配置されたライト。変形トイではないからこその発見も多い。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔の造形は文句なしの出来。造形もさることながら、塗装もかなり細かく施されており、今回のカッコかわいい感じをしっかり再現してくれています。
頭の角?は左右それぞれ可動します。
バトルマスクの頭部も付属。頭をまるごと差し換えます。写真はありませんが、バトルマスクの角も可動します。
頭部にLR44ボタン電池を2個入れて、額のオートボットマークを押すと内蔵されたLEDが発光し目が光ります。この光り方がリアルでとてもいい感じ!
上半身。大きなヘッドライトはクリアパーツでできていてキレイ。腹部のメカニックな部分の細かさもたまりません。ちなみに黄色部分はウェザリングの上にさらにトップコートが施されているので質感もとても良いです。
背中。タイヤはプラ製。背中は背骨みたいな造形になってるんですね。
腕。前腕の肘付近の細い出っ張りが可動の際に引っかかる場合があるので注意が必要。
下半身。丸っこくどっしりした膝下がかわいい。
下半身背面。足首の造形の密度感もいいですね。
肩と太もものアーマーは可動時に干渉しないように引き出して逃がすことができます。
【武器・付属物】
武器「スティンガーブラスター」。右腕を肘部分から差し替えます。これを見ると腕部分が変形したと言うよりは手の平から砲が出てきている感じになっているのが分かります。
差し替え用の手のパーツが最初からついているものを含め3種類付属。外側から「アクションハンド」、「リラックスハンド」、「フィストハンド」。
背中の羽は差し替えで開いた状態にすることができます。
羽が開いた状態で後ろから。ドアの内側がそのままデザインされています。果たして劇中でこの姿を見ることはあるのか…
羽を差し込む部分はゴム製。羽側の接続部分は金属製なので折れることはないのですが、きつめなので付け替えが結構大変。
スタンド。台座とスタンド部分を接続して使用します。ただ、はめ殺しになっているので一度接続してしまうとなかなか取り外せません。
土台との付け根部分からの角度調整、スタンド部分の伸縮、またバンブルビーとの接続部分も取り外して角度調整できます。
バンブルビーのお尻のパーツを外すと中に接続部分が現れます。取り付けてのポーズはまた後ほど。
【比較】
マスターピースムービーシリーズ「MPM-7 バンブルビー」と。こうしてみると「MPM-7」はかなり忠実にデザインを再現しているのが分かります。ただ今回のバンブルビーはこの丸みがる人形のフォルムが重要な部分でもあるので、羽を含めた背中部分で印象をだいぶ変えてしまう…
スタジオシリーズ「バンブルビー」と。きっといつかこのスタイルにより近づいた変形するバンブルビーが見れる日がくるはず。
マスターピースムービーシリーズ「MPM-3 バンブルビー」とも。
【可動・アクション】
可動はオフィシャルでの情報によれば可動箇所は55箇所にも及び、様々な箇所が動いてくれます。ただ、可動箇所は文句なしなのですが、極端に可動範囲が広い訳ではなく、また作りが非常にデリケートなのでポーズ付けには細心の注意を払う必要があります。特に前述の肘部分と、股関節部分、そして足首はパーツが干渉しやすく、最近他のメーカーであるような可動範囲を売りにしたフィギュアとはちょっと触り心地が違います。以下、写真続きまーす。
座らせようと思うとこのくらいが限界ですが、予告編にあるようなソファに座った感じは出ます。ちなみに足の裏の造形もしっかり作られています。
バトルマスクに差し替えて。
スタンドを使って。バンブルビー自体かなり重たいですが、しっかり支えてくれます。
以上、threeA「DLXスケール・バンブルビー」でしたー!これまで管理人は非変形のトランスフォーマーはあまり購入して来なかったのですが、今回はあのthreeAがリーズナブルな価格で、しかも管理人的にちょうどいい大きさで出してくれるということで購入しました。また、今回のタカラトミー、ハスブロの「バンブルビー」トイの羽がやっぱりどうしても気になってしまっていて、「羽なしバンブルビー」に飢えていたというのもあり…実物は再現度は本当に素晴らしく、塗装もこthreeAらしいウェザリングで質感をよく再現しています。ダイキャストが多用されているので重量感もいい感じで、目の光り方も凄くリアルでカッコイイ。
可動箇所はとても多いのですが、デザインの再現が最優先でその上で動かせる範囲にとどめているという印象で、最近のよく動くロボットアクションフィギュアと一緒にしてはいけません。かなりポーズ付けには気を使い、何も考えず動かしてしまうと干渉したパーツが簡単にパキッと行ってしまう可能性がとても高いですし、説明書にもちゃんとそれが書かれていて、「大人のフィギュア」な印象がとても強いです。
逆に玩具っぽさはほとんどなく、劇中そのままのバンブルビーが欲しい人にはお値段的にも大きさ的にもまさに「コレクティブル」ですごくおすすめです(最近の本家トランスフォーマーと比べても安く感じる…)。きっと映画を見たらもっと愛着が湧くんじゃないかと今から楽しみです。今後同シリーズで「ブリッツウイング」も発売されますが、ワンフェスで実物を見た感じすごくかっこよかったし(劇中でどのくらい活躍するかは分からないけど…)、このスケールで「シャッター」や「ドロップキック」、はたまたバンブルビー版「オプティマスプライム」なんか出たらきっと買っちゃうかもなあ…