
今日はMPGから「MPG-17 オプティマスプライム Style Gen.」をご紹介!
| 商品名 | MPG-17 オプティマスプライム Style Gen. |
|---|---|
| シリーズ | MPG |
| クラス | - |
| メーカー | タカラトミー |
| 発売日 | 2026年1月31日 |
| 価格 | 22,000円(税抜) |
ということで、MPG版「オプティマスプライム Style Gen.」です!この「オプティマスプライム Style Gen.」はG1の「オプティマスプライム(コンボイ)」の4度目のマスターピース化となります。「Style Gen.(スタイルジェネレーション)」はMPGシリーズの中のサブラインという立ち位置で、これまでのアニメ再現路線のマスターピースとは異なり、様々な世代の「オプティマスプライム」のスタイルを融合したものとなります。変形もよりシンプルに、また5mmジョイントを使用した武器遊びなど、玩具としての楽しさも盛り込んだ、あらゆる世代のユーザーが楽しめる「現代的なかっこよさ」をコンセプトにしています。新たな挑戦となる「Style Gen.」の真価はいったいどんなものなのか、今回はじっくりレビューしていきたいと思います!それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。まず驚いたのはこのパッケージで、これまでマスターピース、MPGと続いていたデザインラインを捨て、白とオプティマスカラーの赤を基調とした、全く新しいスタイリッシュなデザインになりました!箱の大きさは「MP-44S オプティマスプライム」などと同等のサイズになっています。パッケージ裏には「MPG Style Gen.とは」と、今回のStyle Gen.の理念が書かれています。その理念は「1.直感的な変形構造」、「2.スタイリッシュなプロポーション」、「3.ダイナミックなポージング」、「4.キャラクターの特性を活かした「完全変形」」、「5.風格のあるアクセサリーとカスタマイズ性」の5つ。

箱の中はこんな感じ。

キャラクターカードは表にロボットモード、裏面にビークルモードが描かれたもので、特にキャラクターの説明などは書かれていません。パッケージ裏や説明書には「オプティマスプライム」自体の説明はありますが、今回の「Style Gen.」は様々な世代の人が楽しめるよう、「どの作品のオプティマスか」のような縛りを無くしており、それもあってカードにもそういう記載がないのではないかと思います。

裏面。
【ロボットモード】

ロボットモード。見た目はまごうことなき「オプティマスプライム(コンボイ)」で、あらゆる部分で「オプティマスプライム」の意匠を忠実に守った伝統的な見た目でありつつ、プロポーションは現代的でとてもカッコイイ!ディテールラインやパーツの質感などはどことなく「MP-10 コンボイ」と似た雰囲気はありつつも、よりスタイルは洗練されたものになっています。全体の作りもかなりしっかりした感じで、各部の関節は保持力が高いです。シルバー部分は塗装ですが、それ以外は基本は整形色で色分けされており、クリアパーツやメッキも使われています。ここ最近の塗装が豪華なマスターピースと比べるとかなり玩具よりの質感と触り心地で、触りやすさが全面に押し出されているように感じます。本体には金属パーツは使われていないので、大きい割には軽めです。

背面。背中もとてもスッキリしつつ、かなりデザインがしっかりしていて、後ろ姿もかなりこだわって作られているように感じます。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部もまごうことなき「オプティマスプライム(コンボイ)」なのですが、これまでのG1再現オプティマスとは異なり、かなり直線的でシャープな印象。少し吊り目な感じや、大きめなマスク、左右の角も長めで、とにかくかっこよさを追求しているように思います。また、どことなくスタジオOXのケレン味の効いたデザインっぽさも感じます。

目はクリアパーツで、集光ギミックで目が光ります。この写真では後ろから光を当てていますが、意図的に光を当てなくても、部屋の照明だけでもかなり明るく光ってくれます。

上半身。胸部は自然と胸を張ったような感じになるようになっていて、あごも引けるのでただ立ってるだけでもかっこよさが滲み出してきます。胸部のウインドウ部分はクリアパーツですが、濃いめの黒なのであまり中は透けないようになっています。


手は開閉可能で、人差し指は独立して動きます。また、人差し指〜小指は2段階で曲がります。親指は動きません。また、肩は右の写真のように大きく引き出すことが可能。

胸部を開くと中にマトリクスが収納されています。マトリクスは金属製で「MP-10 コンボイ」と同じものかな?

背中。今回の「オプティマスプライム」の特徴として、肩のサイドのプレートが後ろに伸びていることが挙げられます。これが初代「コンボイ」玩具の形状をオマージュしたもので、変形時にもG1玩具同様に背中側を閉じるために使われます。

下半身。パンツ部分から太ももにかけての見た目や、足先部分は「MP-10」の雰囲気とよく似ています。ちなみに太もものディテールは左右別になっているのもポイントで、細かいこだわりを感じます。ちなみに、股関節の横の可動のクリック幅が大きく、1段階開くだけでこの写真まで開きます。この中間くらいの幅もあれば嬉しかったですが、1段階開いた幅がどっしり立たせるにはちょうどいい幅なので、個人的にはあまり気になりませんでした。ちなみに、ふともものデザインが左右で違ってるのが面白い。

下半身背面。脚部に配置されたタイヤはなんとダブルタイヤで、それぞれが独立して回転するようになっています。最近のG1コンボイのリメイクは、アニメの見た目に合わせて脚部のタイヤを隠すタイプのものが多かったですが、今回はむしろアピールするくらいの存在感を感じるものになっています。この辺りは実写映画の「オプティマスプライム」の雰囲気を意識したものなのかも?


足首も引き出すことができ、大きく可動域を確保できます。また、足の裏には5mmジョイントが前後に用意されています。なんか合体できそう。
【武器・付属品】

続いて武器。まずは「レーザーライフル」。いわゆる「コンボイガン」と呼ばれるものですが、今回の「Style Gen.」の特徴として武器の接続は全て5mmジョイントで持たせられるようになっています。マスターピースでよくある手のひらのジョイントに接続する形ではないので、ストレスなく簡単に持たせられるのがいいですね。


付属の「武器マウント用ジョイント」を使用することで、肩に装備することもできます。肩に武器を装備している「コンボイ」といえば、『テレビマガジン』掲載のマンガに登場した「ギルトール」を彷彿とさせます。

続いて「ストライクシールド」。シージ版「オプティマスプライム」に付属したもののデザインがベースになっています。シージではエフェクトパーツを取り付けるためのペグがあった部分はボルトのような造形になっています。

シージ版のものと同じく、変形させることでアックスモードになります。Netflixの『ウォー・フォー・サイバトロン』でも使用していたもので、新世代の「オプティマスプライム」を象徴する武器になりそう。

「エナジーアックス」も付属。手首を変形させて収納して現れる5mmジョイントに接続します。ストライクシールドの斧がありつつ、「コンボイ」のアイコン的な武器であるエナジーアックスもちゃんとつけてくれるのがいいですね。デザインもよくあるエネルギーの塊のような感じではなく、しっかりディテールがあるものになっています。

「エナジーブレード」。手の後ろから5mmジョイントで接続します。エナジーブレードといえば実写版の「オプティマスプライム」の印象的な武器ですが、そのデザインを踏襲した形状になっています。武器だけを見てもユニバースを超えたそれぞれのアイコニックなものが付属しており、「Style Gen.」のコンセプトを強く感じさせます。

「武器マウント用ジョイント」を使用することで、背中に全ての武器を取り付けておくことができます。マウント用ジョイントはこれまでのトランスフォーマーではあまりなかったもので、確かにこうして武器をひとまとめにしておくことができるパーツは便利かも。

TFパワーベースと接続するためのジョイントパーツも付属。
【ビークルモード】

ビークルモード。トラックに変形。キャブ部分は立方体感が強く、映画『バンブルビー』や『ビースト覚醒』の「オプティマスプライム」のような雰囲気を感じます。最近の「G1コンボイ」再現玩具ではアニメの見た目に合わせてオミットされがちな、キャブのシルバーのラインもちゃんと入っています。グリルや大きなバンパー、煙突部分はメッキで塗装されており、またライト部分はクリアパーツが使われています。キャブのサイド部分が細かく塗装が入っていたり、タイヤやホイールの造形も非常に細かくこだわって作られているのが分かります。

背面。リアのタイヤは剥き出しのダブルタイヤになっていたり、キャブガードが付いていたりとこれまでのマスターピースと比べてもかなりリアルなトラックを意識して作られています。変形はStyle Gen.の理念にもあるように、「直感的な変形構造」になっていて、ステップ数自体はそこそこ多いですが、サクサク変形させていくことができます。気を衒わない、一度変形させてしまえば説明書がいらなくなるような変形難易度で迷わない手順になっています。


前面&背面。


側面。

リア部分。ダブルタイヤが剥き出しになったタイプ。

マウント用ジョイントを使用して、武器をリア部分に取り付けておくことができます。

「MP-44 コンボイ Ver.3.0」のトレーラーを接続することができます。若干ブルーの色味が違いますが、やっぱり「コンボイ」はトレーラーを牽引した姿が似合いますね。専用のギミック盛り盛りのStyle Gen.トレーラーとか出てくれたら面白いな。

マウント用ジョイントにまとめた武器をトレーラーの中に取り付けることができます。

しかもなんとちょうど「ローラー」の上の隙間に収まるようになっているので、ちゃんとトレーラーを閉じることができます。
【比較】

「MP-10 コンボイ」と。「MP-10」が発売されたのが2011年ということで、なんともう15年も前…今でも十分通用するかっこよさと遊びやすさで、マスターピースのその後の方向性を確立した名作です。今回の「Style Gen.」は「MP-10」の正統進化版という感じで、当時のこの路線が好きだった人には刺さる部分も多いのではないかと思います。

ビークルモードでも。「MP-10」は少し丸みを感じるフォルムでしたが、今回の「Style Gen.」は角ばったよりソリッドなイメージになっています。

2019年に発売された「MP-44 コンボイ Ver.3.0」と。「MP-44」はアニメ再現路線の究極の「コンボイ」といった感じで、変形に関してもかなり難易度が高いものでした。トランスフォーマーをずっと遊んでいる管理人のような人間にとっては「こういうのもあっていい」とは思うし、結構気に入っているのですが、ライトなユーザーに対してはその後続くマスターピースブランドを少し敷居の高いものにしてしまった一面もあったのではないかと思います。

ビークルモードでも。「MP-44」は本当に変形が大変で、15分くらいは平気でかかってしまうし、かなり変形には気を使います。現に管理人のものは一部破損してしまっていて(ビークルモードの側面のタンク部分のパーツを止めるヒンジが折れた…)、修復もかなり難しい。そういう意味でも今回の「Style Gen.」は気を使わず変形させられるし、「ここは危ないな…気をつけないとな…」と思う箇所もほとんどありません。何度も言うようですが、管理人は決して「MP-44」は嫌いじゃなく、壊れててもすごく大事にしているのですが、本当に「思想」の部分で「Style Gen.」は全く別のものであると感じます。

シージ版「オプティマスプライム」アースライズ版「オプティマスプライム」と。今回の「MPG-17 オプティマスプライム Style Gen.」の開発担当はこの2つを手がけたタカラトミーの大西裕弥氏。大西氏といえば、この他にもスタジオシリーズの『バンブルビー』版「オプティマスプライム」と『ビースト覚醒』版「オプティマスプライム」も担当しています。今回の「Style Gen.」は過去大西氏が手がけたオプティマス玩具の要素が様々に取り入れられているのも特徴です。

ビークルモードでも。

スタジオシリーズ86版「オプティマスプライム」と。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動は申し分なし。可動箇所、可動域ともかなりこだわって作られている印象で、とてもよく動いてくれます。肘、膝ともかなり深く曲げられるし、足首も引き出し式の関節になっていて接地もバッチリ。肩もかなり大きく引き出せるようになっているので、様々な武器をいろんなポーズで持たせることができます。また、肩周りや、股関節、膝にはクリック関節が仕込まれており、各部しっかり保持してくれます。上でも書いた通り、股関節の横の可動のクリック幅が大きいのは確かですが、動かしているとほとんど気にならないし、開いた見た目も自然なので問題なし(ちなみに、公式画像や『トランスフォーマージェネレーション2025』の掲載された写真を見ると明らかに角度が違うので、量産段階で何かしら変更になったのではないかと予想します)。以下、写真続きまーす。

ちなみに、股関節は一番足を閉じた状態にして、太もものロールを外側に回すことで、1クリックの途中で止めることができます。途中なので、これ以上回すと開いてしまうのですが、立って飾らせておく分にはすごくいい角度です。

片膝立ちも余裕で決まります。股関節部分がクランクのような形になっているので、足を大きく前に曲げることができるようになっています。



肩を大きく前に出せるようになっているので、アックスを両手で自然に構えることができます。



パッケージにもなっているダブルアックスがめちゃくちゃカッコイイ!

ここまで実写オマージュの武器を持ったG1コンボイもとても珍しい。このあと「ジェットファイヤー」と合体したり…しないか。




人差し指が単独で動くので、マトリクスに指を通して持たせることができます。

ビークルモードも実在しないトラックではありつつもすごくリアリティを感じます。G1のアニメ再現にこだわらないからこそのオリジナリティを出せる自由度が「Style Gen.」の魅力の幅を広げてくれているように思います。

現時点では「Style Gen.」の第2弾は「ホットロッド」が予定されていて、それはスタジオシリーズ86版をベースとしたものになっています。ちなみに、今回の「Style Gen.」という名前には、現在のメインラインである「ジェネレーションズ」シリーズを彷彿とさせる意味があるとも思っていて、遊びやすさやギミック、5mmジョイントなんかも、ジェネレーションズの玩具らしさみたいなところをマスターピースでも実現する、ということなんじゃないかな?

以上、MPGから「MPG-17 オプティマスプライム Style Gen.」でしたー!マスターピース版の「オプティマスプライム(コンボイ)」は今回で4回目になるわけですが、どれもそれぞれの魅力がある中で、今回は「Style Gen.」という新しいコンセプトを背負っての登場となりました。近年G1再現路線がメインとなる中で、「MP-10 コンボイ」の頃のコンセプトであったいわゆるハイブリッド路線を踏襲しており、シャープでソリッド感のある見た目がとにかくカッコイイ!要素は往年の「コンボイ」と全く変わらないのですが、スタイルや各部のバランス、ちょっとしたディテールのデザインなどでここまでかっこよくなるものなのか、と惚れ惚れしてしまいます。変形も適度な難易度でありながら、毎回説明書を引っ張り出してみる必要がない、まさに直感的な変形で、最大限に意匠を生かしたストーリーやキャラクター性を感じるものになっています。逆に言えば、大きさに対して比較的変形はシンプルなので、人によっては物足りなさを感じるかも。可動は言わずもがなで、股関節のクリック幅は確かに広めではありますが、一番かっこいい角度ではちゃんと立てるし、動かしていて気持ちいい。5mmジョイントを利用した武器遊びもストレスなく遊べるし、『ウォー・フォー・サイバトロン』や実写映画の武器があることで、様々な世代のファンが思う「オプティマスプライム(コンボイ)」として遊べるようになっています。一方、「MP-44 コンボイ Ver.3.0」のような全塗装のリッチさはないので、その辺りも気になる人がいるかもしれません。
時は2003年、管理人はトランスフォーマーからすっかり離れていたのですが、玩具店で見た「MP-1 コンボイ」が子供時代の記憶を呼び戻し、またその頃のホビーで流行っていた「リアル路線(ガンダムでいればGFF、仮面ライダーで言えばS.I.C.とか)」と合致してものすごく欲しかったことを、この「Style Gen.」を遊んでいて思い出しました(当時フリーターで貧乏だったのでバイナルテック版「ランボル」で我慢したのですが…)、きっと今回の「Style Gen.」の様々な世代に向けたアプローチはG1世代、実写世代など広い世代の潜在的なトランスフォーマーファンの興味を呼び起こすものになるだろうし、純粋なロボット玩具としてのかっこよさが、トランスフォーマーファン以外の外に向かったところに広がっていくポテンシャルを感じます。つまりそれが「トランスフォーマー最高峰ブランド」を語る「マスターピース」としての原点回帰だと思うし、40周年を迎えたトランスフォーマーがこれから先も続いていくための必要な挑戦だと感じました。今後はこれまでのマスターピースの流れを汲んだものも継続されるようなので、切磋琢磨しながらMPGがさらにいいシリーズになることを願っています。
…と、そんな拗らせたファンの講釈は別にしても、今回の「オプティマスプライム Style Gen.」はストレートなかっこよさと、トランスフォーマー玩具としての楽しさが詰め込まれたものになっているのはきっとここまでの写真を見ていただければ伝わったんじゃないかと思うので気になった方はぜひ手に取ってガシガシ遊んで欲しいと思います!かっこいいトランスフォーマーで遊びたいと思ったらまずはこれをオススメします!


この記事へのコメント
更新お疲れ様です
> この辺りは実写映画の「オプティマスプライム」の雰囲気を意識したものなのかも?
脚部のタイヤは自分は初代おもちゃ意識なのではと感じました。
と言うのも今回のStyle Gen.、発表時から「なんで今更またこんなデザインのコンボイ出すんだ?」的な目を向け予約はもちろん購入予定も無かったのですが、地元ショップがしてくれた体験会で触って色々腑に落ちまして。
管理人さんもおっしゃっているように、
マスターピース=扱い難い(触るのが怖い)
モノになっていたのが、今回のStyle Gen.は形成色メインなのもあるし扱いやすく、変に気をつかう事なく「おもちゃとして」ガシガシ遊べるのが嬉しくて、気付いたらそのお店で買っていたという。
リアル世代で初代を体験した我々が触るに、色々とちょうど良い塩梅なんですよね今回のアイテム。
「おもちゃとして触って遊ぶ」事に主眼を置いたアイテムなんだろうなと直感的に感じ、そこになんか初代で遊んでた時の記憶が香ったんですよね(最初「えっ。マスターピースで体験会!?」と思ったんですがむしろこの扱い易さがあるからこそ開催できたんだな、とか)。
ともあれ、Style Gen.シリーズの今後が楽しみになる良アイテムでした