今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド(国内版)」から「TL-64 タイガーホーク」をご紹介!でござるでしょう!
商品名 | TL-64 タイガーホーク |
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シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年4月27日 |
価格 | 7,500円(税抜) |
ということで、レガシー ユナイテッド版リーダクラス「タイガーホーク」です!「タイガーホーク」は『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロンの調停特使となり、「タイガトロン」と「エアラザー」が合体した姿で日本では「タイガーファルコン」の名前でお馴染みです。今回は完全新規のリーダークラスとなり、海外では「Beast Wars Universe Tigerhawk」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。『ビーストウォーズメタルス』劇中の見た目にかなり近づけられていてとてもカッコイイ!スタイルや色味の再現度も高く、顔の怖さもそのまま!クリアパーツなど当時の玩具の雰囲気も継承しているのが分かります。翼のボリュームも十分で、ここ最近のリーダークラスと比べても大きく感じます。ただ、ロボットモードだと翼の紫パーツ部分の肉抜きが結構目立ってしまうのがちょっと残念。
背面。翼の造形もカッコイイ!背中のボリュームは結構ありますが、そもそも結構軽いのと、かかとが後ろに伸びているので後ろに倒れやすいことはありません。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もアニメの見た目を強く反映しており、鋭い歯を食いしばったような少し怖めの顔になってます。目の部分は旧玩具同様クリアパーツのバイザーで覆われており、アシンメトリーな頭部のデザインもしっかり再現されています。
武器。まずは銃タイプのものが2つ。旧玩具では「ダブルサンダートルビート」と呼ばれていたもの。先端部分は5mm穴になっています。
背中の翼部分に装着。右のように折りたたむことができます。折り畳んだ状態ではバルカン砲が展開されたような形になります。
もう1つは二連の銃。旧玩具では右腕と一体整形されていたものですが、今回はしっかり別パーツになっています。先端部分は3mmジョイントになっているのでエフェクトパーツを取り付けることができます。
背中の翼の先端部分を取り外して剣のように装備できます。
翼との接続はこんな感じで5mmジョイントで行います。
【ビーストモード】
ビーストモード。ホワイトタイガーとハヤブサが融合した姿に変身。ジェネレーションズのビースト系リメイクのビーストモードはリアルな動物に寄せられることが多いのですが、今回の「タイガーホーク」は架空の動物ということもあってかビーストモードもアニメの見た目に近い形になっているように思います。クリアパーツのついた大きな翼が迫力あってカッコイイ。ちなみに、旧玩具であったフライトモードへの変形は今回オミットされています。
背面。ビーストモードだと翼の肉抜きも目立たずいい感じに。変形は『メタルス』放送時に発売された玩具の変形パターンをベースにしたものとなっており、旧玩具の変形を覚えている人であれば説明書なしでも変形できるかと思います。もちろん細かい部分の変形も増えていますが、それでもかなり旧玩具に寄せられた変形になっています。一点、ビーストモードの胸部の閉じ方だけ少しコツが必要で、左腕の付け根の二重ヒンジの部分をカッチリ胴体側に固定して隙間をなくすことで、楽に閉じれるようになるかと思います。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。
二連の銃は右腕につけたまま変形可能で、後ろ足の股間部分に配置されるようになります。
翼の武器を展開して。
翼を前方に展開することも可能
後ろ足股間部分の武器を外すと5mm穴があるので、5mmジョイントのフィギュア用スタンド(テンセグベース付属のものなど)を利用可能。
【比較】
1999年『ビーストウォーズメタルス』放送時に発売された「タイガーファルコン」と。こうして比べてみると当時の玩具の完成度もやっぱりすごい。今回のレガシー ユナイテッド版はこの旧玩具をかなりベースにした作りになっているのですが、リスペクトしつつ今風の遊びやすさにリメイクした作りになっていると感じます。
ビーストモードでも。
キングダム版ボイジャークラス「タイガトロン」&デラックスクラス「エアラザー」と。まさか「タイガーファルコン」のリメイクまで行き着くとは!
ビーストモードでも。
レガシー版「トランスメタルスII メガトロン」と。『メタルス』時には同時時期に発売され、海外のトランスメタルスIIシリーズでもどちらもウルトラクラスとして発売されたもので、玩具的には兄弟のような存在だと思います。
ビーストモードでも。
【可動・アクション】
可動は可動箇所、可動域とも十分ですが、膝関節に少しクセがあるように感じます。見た目的な再現度を上げた影響なのか、膝のメタルブラウンのパーツの太ももへの固定のジョイントがゆるく、遊んでいるとずれてきてしまいます。また膝関節自体が少し緩めな印象。ただ、ボディを支えられないほどではないので大きな問題はありません。また、足を開くクリック関節の1クリックが少し広めなので、もう少し細かく角度を決められると嬉しかったかな。以下、写真続きまーす。
翼が大きく、角度も自由につけられることもありポーズはとてもかっこよく決まります。ただ、やっぱり翼の肉抜きは結構気になるところ…中のディテールは造形されているのですが、せめて羽の造形部分が抜けているところだけでも埋まっていてほしかった…旧玩具ではギミックがぎゅうぎゅうに詰め込まれていた部分でもあるので、どうしても気になってしまいました。
ダブルサンダートルビートは拳の前後から持たせることも可能で、旧玩具での持ち方を再現できます。
見た目も、設定的にもかなりかっこいいけれど、『メタルス』では数話で無念の退場…もっと活躍見たかった!
ビーストモードでも。首の下のクリアな珠が再現されているのもポイント高し。また、首もとのプレートが可動するので顔を上に向けることができます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド(国内版)」から「TL-64 タイガーホーク」でしたー!『メタルス』のいろんなキャラをふっとばして、ある意味大トリ的なキャラのリメイクということでとても楽しみにしていました!玩具の作り的には『メタルス』時に発売された「タイガーファルコン」を進化させたような作りで、当時の玩具を遊んだことのある人には懐かしく感じる部分も多いと思います。当時の玩具で印象的だったギミックはオミットされてはいるのですが、その分劇中再現度が大幅にアップしていて、可動もよく動いてくれてカッコイイポーズもしっかり決まります。翼部分の肉抜きは少し気になるけれど、「タイガーファルコン」の純粋なリメイク玩具として楽しめるものになっていると思います!他にも『メタルス』には魅力的なキャラがいっぱいあるから今後もリメイクが続いてくれると嬉しいなあ。