今日は「トランスフォーマーレガシー エヴォリューション(国内版)」から 「TL-35 スカイクエイク」をご紹介!
商品名 | TL-35 スカイクエイク |
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シリーズ名 | トランスフォーマー レガシー エヴォリューション |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年8月26日 |
価格 | 7,500円(税抜) |
ということで、レガシー エヴォリューション版リーダークラス「スカイクエイク」です!「スカイクエイク」は『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』に登場したディセプティコンの爆撃兵。もちろんリメイクは初で、完全新規のリーダークラスとなります。海外ではレガシー エヴォリューション「Prime Universe Skyquake」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。実はレガシー エヴォリューションの国内版をレビューするのは初めて。ホームページなどではエヴォリューションになっても「レガシー」表記で、商品ナンバーもレガシーから通し番号ですが、パッケージにはちゃんと「レガシー エヴォリューション」と書かれています。
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。これまでの「プライムユニバース」のキャラたちと同じくジェネレーションズのラインに合わせた直線的なアレンジで、アニメの「スカイクエイク」と比べるとだいぶ印象が異なります。同名のG1版「スカイクエイク」の要素も含まれているのも特徴で、将来的にリデコを想定しているのかもしれません。そういうこともあってか、ロボットとしてはすごくかっこいいんだけど、「プライムのスカイクエイク」として見るともう少しアニメの見た目に寄せてくれてもよかったんじゃないかな?と感じます。
背面。『プライム』版の「スカイクエイク」と違って背中の翼が逆三角形になっています。これが『プライム』の印象と違って見えてしまっている要因の1つだと思う。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔も雰囲気はありつつも結構アレンジが効いています。顔だけでももう少し『プライム』の感じを強めて欲しかったかな。目はクリアですが、整形色が暗い影響か集光ギミックはあまり働きません。
武器はガトリング銃。逆手で持たせるのですが、シルエットとしては正しいのかもしれないけど持ち方としてはあまり強そうに見えないのが残念。ちなみに前腕の裏側に5mm穴があるので、そこに取り付けることもできます。
もう一つは剣。クリアパーツでできています。ちなみにグリップ部分に出っ張りを指の間に通さないといけない関係で左手専用になっています(右手に持たせると刃が逆を向いてしまう)。
剣は半分に折りたたんでガトリング銃と合体させることができます。また、ガトリング銃は真ん中あたりにグリップが付いているので、それを引き出して両手で構えることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。大型ジェット戦闘機に変形。大型というだけあり、『プライム』での見た目よりもかなりマッシブなジェット機で、中央部にもクリアパーツで座席が再現されています。ロボットモード同様、直線的なラインで構成されていて、こちらもG1版「スカイクエイク」の要素が盛り込まれています。
背面。アニメではジェットエンジンはひとつでしたが、今回は大型ということで3つスラスターがあります。変形はリーダークラスということもありステップ数多めでしっかり変形するのですが、ロボットモードに変形させる際の背中の変形がうまくいかない(どうなるのが正しいのかわからない)という意見をよく見ます。これは説明書がわかりにくいのが原因だと思うのですが、機種部分の折り込みをしっかりするのと、キャノピーパーツを外側へ逃すようにすれば(上のロボットモードの背面画像参照)キレイに変形できるようになると思います。
前面&背面。
側面。
武器は底面に取り付けておくことができます。
キャノピーは開閉可能。複座式の操縦席になっています。
底面後部に3mm穴があるのでスタンドと接続できます(前が重いけど)。ランディングギアもちゃんと収納可能です。
【比較】
レガシー版デラックスクラス「プライムユニバース ノックアウト」と。双子の「ドレッドウイング」の発売が決まっているのは別として、今後他の『プライム』のディセプティコンが増えてくれるのかが心配…(オートボット然り)
ビークルモードでも。
レガシー エヴォリューション版デラックスクラス「ニードルノーズ」と。実は今回「スカイクエイク」と「ニードルノーズ」はビークルモードでの合体ギミックが用意されています。これはG1版「スカイクエイク」の当時の玩具のギミックを再現できるもので、説明書にも書かれています。
ビークルモードでも。
合体モード。ちなみにG1玩具では「スカイクエイク」と合体できる「プレデター航空兵」は4人いましたが、「ニードルノーズ」がどのキャラを想定しているかは不明。最初からG1カラーで出てくれてもよかったような。
【可動・アクション】
可動も良好。肘、膝とも二重関節で、もちろん腰も回るし、手首も動きます。足も一見不安定そうに見えますがしっかりバランスよく立たせることができます。また、肩アーマーは背中からのアームで配置されていて自由に角度をつけられるのもいい感じです。以下、写真続きまーす。
ひざが二重関節ということもあり、片膝立ちもキレイに決まります。
『プライム』では登場回数こそ少ないですが、序盤に登場したこともあり管理人的には結構印象深いキャラ。ちなみに肩のアーマーは自由に角度をつけられるので外側を倒すような形にするとより『プライム」の「スカイクエイク」っぽくなります。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマーレガシー エヴォリューション(国内版)」から 「TL-35 スカイクエイク」でしたー!『プライム』の「スカイクエイク」として見ると要素要素ではポイントを押さえていますが、アレンジも強いのでどちらかと言えばG1版の「スカイクエイク」の見た目に近く、「プライムユニバース」からやってきた感じが少し薄めなのがちょっと残念。「ニードルノーズ」との合体もできるし、それならまずはG1版を出してくれた方が納得感があったかも?ただ、ロボットのデザインとしてはすごくかっこいいし、リーダークラスだけあってボリュームや可動の良さなどはかなりしっかりしているので玩具としての満足感は高いし、変形については説明書が分かりにくいのは確かですが、理不尽なものではないし、個人的には特に違和感なく楽しめました。双子の「ドレッドウイング」の発売も控えていますが、玩具としては良いものなのでそちらも楽しみです!