今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション（海外版）」から 「ニードルノーズ」をご紹介！
| 商品名 | ニードルノーズ (Needlenose) |
|---|---|
| シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー エヴォリューション |
| クラス | デラックスクラス |
| メーカー | Hasbro |
| 発売時期 | 2022年12月 |
| 価格 | $24.99 |
ということで、レガシー エヴォリューション版デラックスクラス「ニードルノーズ」です！「ニードルノーズ」はディセプティコンのターゲットマスター空中兵士で、G1時に海外でのみ発売されたキャラクターとなります。これまでリメイクはTransformers Collector’s Clubのサブスクリプションサービスで出ているくらいで、新規でのリメイクとしては今回が初となり、ターゲットマスター「ジグザグ」と「サンビーム」の2体が付属します。日本では2023年3月に「TL-23 ニードルノーズ」として発売されます。それではいってみましょー！
【パッケージ】
パッケージ。ターゲットマスター遊びがエヴォフュージョンギミックとして書かれています。
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。G1のデザインをベースにスタイル良くアレンジされていて、直線的なデザインやブロックごとのシンプルな色使いなど少しレトロな雰囲気も感じる見た目になっています。意外とここ最近のデラックスクラスの中でも大きさがあり、ロボット然とした少し無骨な感じがなかなかにかっこいいです。
背面。背中はジェット機の機首が潔い感じで配置されています。また、変形の関係ではあるのですがふくらはぎ部分がかなりガッツリ空いています。
前面＆背面。
側面。
バストアップ。西洋の騎士のようなバイザーがカッコイイ。顔もG1の雰囲気を残しながらかっこよく今風の顔つきになっています。
【ターゲットマスター】
ターゲットマスター「ジグザグ」。今回の「ニードルノーズ」専用の完全新規のもの。ウォーフォーサイバトロントリロジーでのバトルマスタークラスとは大きさが異なり、構成パーツ数も2つと簡易的な作りになっていてロボットモードでは一切可動はありません。「ジグザグ」は全面塗装でかなり光沢感のある見た目になっています。
ウェポンモード。先端部分には既存のエフェクトパーツを取り付け可能。
もうひとつは「サンビーム」。これも「ニードルノーズ」専用の完全新規。「ジグザグ」同様ロボットモードでの可動はありません。造形のみでありますが左手に武器を持っているのが面白い。
ウェポンモード。こちらも先端にエフェクトパーツを取り付けられるようになっています。
【ビークルモード】
ビークルモード。ジェット機に変形。ビークルモードもG1の見た目を再現していますが、上部のジェット機部分と下のロボットモードの塊でかっちり分かれてるので、リアルなジェット機として見るとだいぶ割り切った作りになっています。今回の「ニードルノーズ」ではクリアパーツが使われておらず、キャノピー部分も塗装で再現されていますが、G1玩具でもそうだったので特に違和感はないかな。またランディングギアはなく、地面にそのまま置くスタイルになっています。
外面。垂直尾翼のサイドについた小さい翼は今回新たに追加されたもの。変形はG1玩具のパーツ配置をオマージュしながら気持ちよくかっちり収まる感じで、またロボットモードでガッツリ空いたふくらはぎ部分もちゃんと変形で活かすような作りになっているのも納得感があっていい感じです。
前面＆背面。
側面。
ターゲットマスターの付け方は2パターン説明書に書かれたあります。まずは左右の主翼にそれぞれターゲットマスターをつけるパターン。
後ろから。G1玩具でもこの取り付け方。
もうひとつはターゲットマスターを上下で合体し、それをジェット機の後部に取り付けるパターン。武器というよりはジェット機のパワーを上げるためのモードのような感じかな？
後ろから。
ビークルモード専用の5mm穴が用意されています。変形することでジョイントが現れるのですが、この痒い所に手が届くのがこだわりを感じます。
【比較】
同じターゲットマスターであるシージ版「スピニスター」と。「スピニスター」と「ニードルノーズ」はなんとなくですが作りが結構似たような感じで、並べた時に統一感あっていい感じ。もうひとり同時期のディセプティコンのターゲットマスターとして「クェイク」がいるのですが、それはタイタンズリターン時に「ハードヘッド」のリデコで発売されています。当時スルーしたのを激しく後悔…
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も良好。腕も二重関節でよく動くし、膝下が抜けているのが逆に上手く作用して膝も深く曲げることができます。以下、写真続きまーす。
可動域はどこもとても広く、ポーズをつけていてとても楽しい。あと、ポーズをつけることでグッとかっこよさが増す感じがします。
ちなみにこの「ニードルノーズ」は過去ハスブロの商品化投票に唐突に登場したこともあり、ハスブロ内に熱烈なニードルノーズ推しがいたのではないかと予想します。その投票からはだいぶ時間が経っているので、担当者にとっては念願の商品化なのかも？
ターゲットマスター同士を接続することも可能。今回これが「エヴォフュージョン」ギミックになっています。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション（海外版）」から 「ニードルノーズ」でしたー！キャラとしては日本ではマイナーではありますが、しっかりかっこよくリメイクされています。事前の公式画像では肉抜き感も強く感じたし、地味めな感じで実はあまり期待していなかったのですが、いざ実物を手に取ってみると意外とどっしり＆カッチリしていて、無骨なデザインや地味目なカラーリングもいい意味で玩具然としていて、そこにさらに気持ちのいい変形をしてくれるので、すごく「トランスフォーマー」らしいを純粋に楽しめる玩具だと感じました。ターゲットマスターは以前のバトルマスターなどと比べるとだいぶ簡素ではありますが、デラックスクラスでちゃんと2体変形するターゲットマスターとしてつけてくれたのは嬉しいし、地味目な「ニードルマスター」と派手目なターゲットマスターがいいコントラストを出してくれています。触って初めて魅力が分かることが多い玩具だと思うので、レビューを見て気になった方は是非手に取ってみて欲しいです！