今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-111 ダイノボットスナール」をご紹介!
商品名 | SS-111 ダイノボットスナール |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年9月30日 |
価格 | 7,500円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「スナール」です!この「スナール」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『2010』に登場したオートボット(サイバトロン)のダイノボットの1人で、今回はスタジオシリーズなので『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場した姿を元に立体化されています。海外では「86-19 Dinobot Snarl」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙兼ディスプレイスタンドは地球のサイバトロン基地。他のダイノボットたちはクインテッサ星人がいた星の背景でしたが、「スナール」は地球で一瞬登場したのみということでこの背景が選ばれています。
【ロボットモード】
ロボットモード。これまで発売されたダイノボットたち同様リーダークラスということでボリューム感はバッチリ。作りも似たような雰囲気で統一されています。G1玩具で脚部に配置されていた恐竜モードの頭や前足もアニメの見た目に合わせて全て内部に収納されていて、特徴的な背中の2つに割れた尻尾部分も塗装で見栄えが良いです。大きいからこそ逆三角形なたくましいボディが強調されてかっこいいです。
背面。割れた尻尾部分の裏側にもしっかりディテールが追加されています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もアニメの見た目に合わせた形で、目も水色になっています。
武器は剣。軟質パーツでできています。ディテールがいい感じ。
背中に5mm穴があるので取り付けておけます。
【ビーストモード】
ビーストモード。ステゴサウルスに変形。他のダイノボット同様リアルな恐竜ではなく、アニメに登場したデフォルメの効いた可愛らしい見た目が再現されています。ステゴサウルスの特徴である背中の板部分は軟質パーツが使用されていますが、硬めの素材なのでぐにゃぐにゃしたりはしないし、モールドのデザインも金の塗装もカッコイイ。
背面。尻尾はお尻の下から出るような感じで配置されています。変形はパーツ配置こそG1玩具に近いですが、変形自体はリーダークラスということもありしっかりステップ数のあるものになっています。特にロボットモードの脚部に恐竜の頭と前足を収納する工程が楽しい。この辺りはこれまで発売されてきたダイノボットたちも同じで、アニメのフォルム再現への並々ならぬこだわりを感じるところ。
前面&背面。
側面。
武器は底面に取り付けておくことができます。
口は開閉可能。かわいい。
【比較】
パワーオブザプライム版「スナール」と。POTP版はG1玩具っぽさが強くてこれはこれでカッコイイ。また、「ボルカニカス」になれるというのも当時はとても熱い展開でした。
※「比較」内の「スナール」の膝の変形が間違っています。実際はヒザ下がもう一段階外側にスライドします。コメントでのご指摘ありがとうございました!
恐竜モードでも。
これまで発売されたダイノボットたちと。左から「グリムロック」、「スラージ」、今回の「スナール」、そして「スラッグ」。ダイノボットを全部リーダークラスで並べられるとか数年前には想像もできなかった…!
恐竜モードでも。残すは「スワープ」のみ!!クラスはなんなのかな!?
【可動・アクション】
可動も良好。各部可動域も広くしっかりポーズを取れます。手首も回るし、足首も大きく広がるので接地性もとても良いです。以下、写真続きまーす。
『ザ・ムービー』ではいたかいないかも分からないほどの出演時間で、しかもダイノボットたちの一番の見せ場だったクインテッサ星人の星にはいないという不遇さ…通常のアニメでは決してそういうわけではないのに何故だったんだ…
膝はクリック関節になっています。肘が90度以上曲がるのもいい感じ。
お尻にフィギュアスタンド用の穴がありますが、浅くて保持力は低め。というか、リーダークラスは3mmジョイントでは支えられないのでポージングの補助程度の役割になります。
恐竜モードでも。脚も前後とも結構動かせますが、尻尾が低い位置にあるのであまり大きな動きは出せないかも。「スナール」の恐竜モードは誰でも絵にかけそうなこの顔がたまりません。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-111 ダイノボットスナール」でしたー!スタジオシリーズのスケール再現のルールに則って大きさを第一に考えたものなので、ここ最近のリーダークラスとしてみると若干大味な感じはこれまでのダイノボットたちと同様ではありますが、ロボットモードでのアニメのフォルムの再現度の高さや可動の広さ、そしてなにより恐竜モードの可愛さがしっかり再現されていてとても良い!また、大味と言ってもそれは中が空洞な感じからくるものですが、それ以外は各部遊びやすさを考慮してしっかり作り込まれているのが実感できます。なにより4体揃ったダイノボットたちは壮観だし、残り1体「スワープ」が待ち遠しくて仕方ありません!
かわいいしかっこいい!
そして背景セレクトのこだわりがすごい!