今日は「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン」から「BWVS-01 恒久ビーストの対決」をご紹介!「その2」は「メガトロン」!
商品名 | BWVS-01 恒久ビーストの対決 |
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シリーズ名 | ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン |
クラス | ボイジャークラス&リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年8月26日 |
価格 | 14,000円(税抜) |
ということで、「ビーストウォーズアゲイン」から「恒久ビーストの対決」レビューその2「メガトロン」編です!キングダム版リーダークラス「メガトロン(ビースト)」のプレミアムフィニッシュ仕様となり、よりCGアニメの見た目に近づけられたものとなります。また、頭部の表情がキングダム版から歯を食いしばった顔に変更になっています。それでは早速いってみましょー!
「その1 オプティマスプライマル編」は以下からどうぞ!
【キャラクターカード】
キャラクターカード。「コンボイ」同様、表面は1997年に発売された玩具に付属したものと同じ内容。
【ロボットモード】
ロボットモード。キングダム版「メガトロン(ビースト)」から頭部が歯を食いしばったものに変更になり、アニメでの表情の再現はもちろんですが1997年に発売された旧玩具のオマージュにもなっています。色もキングダム版からよりアニメに近い色味に変更、追加されており、その差は「コンボイ」よりも顕著に感じます。
背面。PVC(軟質)パーツでできた恐竜の皮膚部分にもしっかり模様がプリントされて、更に密度感がアップしています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。キングダム版から歯を駆使しばった顔に変更されました。今回のために作られた新規頭部というわけではなく、もともとキングダム時から金型には彫ってあったそうで、Hasbroも使う予定がないということで今回日の目を見ることになりました(『フィギュア王 Vo.303』の大西裕弥氏、幸日佐志氏のインタビューより)。「コンボイ」と同じく全塗装で仕上げられていて、額の小さなデストロンマークもしっかり再現されてます。
武器は付属しませんが、右手のティラノサウルスの顔は口が開閉可能。口の奥には5mm穴があるのでエフェクトパーツを取り付けられます。
左手は尻尾が変形したクローになっています。
【ビーストモード】
ビーストモード。ティラノサウルスに変形。キングダム版よりも色味が濃くなり、そこに模様がプリントされてアニメでのテクスチャ感がしっかり再現されています。ちょっとだけ気になるのが首と下腹部の緑のライン。ロボットモードで肩に緑のラインをつけるためだと思いますが、その影響で緑のラインがないお腹部分とはっきり色が別れてしまっています。それ以外は言うことなしで、全身PVCで覆われたトランスフォーマーらしからぬ質感がやっぱりすごい。
背面。PVC部分の経年劣化は気にならないといえば嘘になるけど、2021年初頭に買ったキングダム版の「メガトロン(ビースト)」も今のところなんの変化もなく元気なので、そこまで神経質にならなくても大丈夫そう。ただ、やっぱり直射日光にずっとあてたり、長期間密封したところにしまっておくとPVCに含まれる可塑剤の気化や他の部分への付着を促してしまうそうなので気をつけていきたいと思います。
前面&背面(前面のピントが合ってませんでした…)。
側面。
口は大きく開閉可能。口の中の舌もアニメに合わせて紫色になっています。
【比較】
キングダム版リーダークラス「メガトロン(ビースト)」と。キングダム版は赤紫の色味がちょっとイメージと違っていたのですが、今回はしっかりアニメに合わせた紫になっているのが嬉しい。とはいえ他のものにも言えるのですが、ジェネレーションズのコンセプトはアニメ再現が第一ではないのでこれはこれで全然かっこいいし、これからも大事にしていこうと思います。
恐竜モードでも。塗装の影響かもしれませんが、今回のアゲイン版のほうが光沢感あるように見えます。
【可動・アクション】
可動もキングダム版同様しっかり動いてくれます。ちなみにキングダム版は少し股関節が緩かった記憶があるのですが、今回はそれもなくかっちりポーズを取ることができます。以下、写真続きまーす。
頭部が変わったのがやっぱりポイント高い!この「食いしばり顔」の存在は随分前から明らかになっていて、「マクシマル ティーレックス」のパッケージ裏でもこの顔が出ていたりしたのですが、今回ようやく現実のものとなりました。こんな感じで別の頭部を金型に彫っておくというのは結構よくあることのようで、きっと金型にはあるけど使われていない頭部とかいっぱいあるんだろうなあ。
PVCで覆われて重量感ある感じがとても気に入ってるし、こういうマテリアル部分からのアプローチやチャレンジはすごくワクワクします。キングダムの「オプティマスプライマル」と「ブラックアラクニア」はフロッキー加工が当初は考えられていたってことだし、今後も挑戦してほしいなあ。
この「メガトロン」はほかのビースト系に比べてビーストモードでの可動がとてもスゴイのも特徴。この辺はリーダークラスならではなのかも。
セットの「コンボイ」と並べていくつか。
「コンボイ」の股関節の赤い玉の再現がかなり効いてる!うーん、カッコイイ。
「メガトロン」が重たいので、「コンボイ」を持ってもしっかり支えられます。
以上、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン」から「BWVS-01 恒久ビーストの対決」でしたー!どちらも元々のキングダム版の仕上がりがとても良いので、正直言えばパッケージだけ変えて再販でも良かったんじゃないかなあ?と思っていましたが、実際こうして手にとって見るとリカラーでできる可能な限りのことがやられているし、放送中の『ビーストウォーズアゲイン』を観ながら遊ぶとよりそれが分かって「これはいいものだ〜」となってしまうという(ちょろい)。「メガトロン」の頭部が変わっているのもいいし、「コンボイ」の太ももの成型色変更なんかは個人的にすごく嬉しい気遣いというか、ただなんとなくのリカラーではない感じになっていることにとても好感を持ちました。これから毎月2024年の2月までこの「アゲイン」シリーズが続いていくわけですが、宣材写真から気づかないこだわりみたいなのを探すのが楽しみになります。『ビーストウォーズ』は声優無法地帯とかカルト的に持ち上げられちゃうところもあるけれど(もちろんそれはそれで楽しいけれど)、やっぱりトランスフォーマーは「玩具」あってこそというのを感じさせてくれるよいシリーズだと思います!
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