今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム ゴールデンディスクコレクション（海外版）」から「オートボット ジャックポット/オートボット サイツ」をご紹介！
| 商品名 | オートボット ジャックポット/オートボット サイツ（Autobot Jackpot with Autobot Sights） |
|---|---|
| シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム ゴールデンディスクコレクション |
| クラス | デラックスクラス |
| メーカー | Hasbro |
| 発売時期 | 2021年12月 |
| 価格 | $22.99（Amazon.com限定） |
ということで、キングダム版「ゴールデンディスクコレクション」から「ジャックポット」です！「ゴールデンディスクコレクション」はアメリカのAmazon.com限定で発売されたキングダムのサブラインで、『ビーストウォーズ』でおなじみの「クォンタムサージ」を浴びたことで起こった「キャラクターの別のタイムライン」をテーマにしたものです。元々「ジャックポット」は1990年にアメリカで発売された非変形の玩具シリーズ「アクションマスター」で登場したキャラクターですが、そのジャックポットがクォンタムサージを浴びて「変形できるようになった別の時間軸の姿」を今回は再現しています。玩具としてはスタジオシリーズ86シリーズの「ジャズ（マイスター）」の頭部替え＆リカラーとなり、パートナーの「サイツ」はシージ版バトルマスター「テラクサドン」のリカラーとなります。2022年2月現在日本での発売予定はありません。それではいってみましょー！
【パッケージ】
パッケージ。前面はゴールデンディスクシリーズ全4種のパッケージを組み合わせることで「ゴールデンディスク」のイラストが完成するというもの。背面はキングダムシリーズと同じフォーマットになっています。ちなみにこの「ジャックポット」はゴールデンディスクコレクションの第2弾となり、『CHAPTER 2: …AND OUT THE OTHER SIDE』というタイトルがついています。
【ロボットモード】
ロボットモード。86シリーズ「ジャズ」の頭部替え＆リカラーですが、白がメインのジャズから一気に暖色系のカラーリングになったことでかなり印象が違って見えます。これまでG1の「ジャックポット」としてはリメイクされたことはありませんでしたが、唯一「BotCon2010」の限定品としてアニメイテッド版の「ジャックポット」が存在します。その際もアニメイテッド版「ジャズ」のリカラーだったということで、今回もその流れを汲んだものとなっています。
背面。シンプルなシルエットがどことなくアクションマスターっぽさを醸し出している…ような気がする。
前面＆背面。
側面。
バストアップ。今回のジャックポットの残念なところがこの頭部…整形不良で左右の頭の高さが違いガタついてしまっています。どうやら出回っている全部がこうなってしまっているよう…その影響か分かりませんが首の接続もかなりゆるく、頭が取れやすいです。せっかくかっこいい顔なのにもったいない！
武器は手持ちの銃。ジャズと同じもので青に塗装されています。これはもともとのアクションマスター版では「サイツ」と合体できましたが、今回はそのギミックは再現されていません。
武器は背中に取り付けておくことができます。
【オートボット サイツ】
バトルマスター「サイツ」。シージ版「テラクサドン」のリカラーで、アクションマスター時に付属したマイクロTFをイメージしたもの。見比べるとかなりいい感じで再現しているように思います。
背面。
武器モード。斧に変形。
アクションマスター版のように銃っぽく持たせることもできます。
エフェクトパーツも付属。
【ビークルモード】
ビークルモード。ポルシェっぽいスポーツカーに変形。元々のアクションマスターは非変形の玩具となるのですが、今回は何があったのかクォンタムサージを浴びてビークルモードに変形できるようになりました（変形できる時間線に移った、みたいな感じなのではないかと…）。黒いボディに黄色のフェンダーがかっこいい！
背面。ウインドウがクリアオレンジなのもいい感じ。変形はジャズと同じですが、前述の通り頭が取れやすく、変形時にもよく外れます…
前面＆背面。
側面。
ルーフ部分に武器を取り付け可能。
「サイツ」も取り付けることができます。
【比較】
リデコ元であるスタジオシリーズ86シリーズ「オートボット ジャズ」と比較。元の「ジャズ」がシンプルな色合いなので、今回の「ジャックポット」のカラーリングはなかなか新鮮。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はジャズと同じくよく動いてくれます。ただ、首の関節がかなりゆるゆるなので何かしら補強してあげたほうが精神衛生上よいかと思います…！以下、写真続きまーす。
このジャックポットは名前からも分かるように、設定的には「あらゆる状況を賭け事にしてしまう生粋の賭博師」ということで、なかなかファンキーなキャラっぽい。
元となった「アクションマスター」シリーズはは「変形しないトランスフォーマー」という当時のトランスフォーマーの迷走をよく表しているのですが、今見るとそれがとても魅力的に見える不思議…ちなみに、「アーク」に付属する「メインフレーム」もアクションマスター出身のキャラです。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム ゴールデンディスクコレクション（海外版）」から「オートボット ジャックポット/オートボット サイツ」でしたー！元々の「ジャズ」がとても良い出来ということもあり、このジャックポットも遊びやすいし、シンプルなシルエットが元のアクションマスターっぽさをよく再現してくれています。一個残念なのはやっぱり頭部で、左右の高さが違っちゃってるし、首もかなりゆるいので何かしらの補強が必要だと思います。海外でのみ展開されたアクションマスターが元ネタだけに日本での発売はちょっと厳しいかもしれないので、気になる方は早めに海外版を入手しておくのが良いと思います！
※2022年2月2日現在、Amazon.comで送料込みで4,021円で購入可能です。
