今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「オートボットアーク」をご紹介!「その2」は「メインフレーム編」!
ということで、キングダム版タイタンクラス「アーク」のレビュー第2弾!「その2」はアークの中に収納され、「テレトラン1」に変形する「オートボット メインフレーム」と、比較、「アーク」の可動、アクションを見ていきたいと思います!それではいってみましょー!
「その1 アーク編」配下からどうぞ!
【オートボットメインフレーム】
まずは「アーク」から取り外した状態。これ単体で置いておくことは想定されていないようで、ちょっと傾いた状態になります。
後ろから。
【メインフレーム/ロボットモード】
「オートボットメインフレーム」ロボットモード。大きさはボイジャークラス相当。「メインフレーム」の元ネタは1990年にアメリカで展開されたアクションマスターシリーズで発売された同名のキャラクターから。色こそ違いますが、頭部〜ボディはアクションマスター版のデザインが色濃く継承されています。専用の武器などはなし。ちなみに「メインフレーム」はNetflix『ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』には登場しない玩具オリジナルのキャラクターとなります。
背面。背中はデッキをそのまま背負った感じに。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はバイザー&マスク顔。目はクリアパーツでできています。顔〜胴体はアクションマスター「メインフレーム」のデザインを再現していて、アシンメトリーな胸のデザインもそのまま。
目は集光ギミック付きで、しっかり光ってくれます。
「アーク」と並べるとこんな感じ。ちなみにアークではどっちのモードでもメインフレームは中にいなくても問題ありません。
【メインフレーム/テレトラン1モード】
変形してサイバトロンたちのメインコンピューターである「テレトラン1」に変形。まさか「テレトラン1」に変形する玩具が出るとは!初代アニメでも度々登場し、サイバトロンのメンバーの一員とも言える彼?がこうして玩具化されるのは嬉しい!しかも変形までするという、数々の初代アニメキャラリメイクしてきた「ウォーフォーサイバトロン」シリーズの集大成のような感じすらします。
背面。裏側はハリボテ感がありますが、ここまでプレートをパタパタして変形するトランスフォーマーも珍しく楽しい。裏側には「ゴールデンディスク」や「スキャニングポッド」などが取り付けられています。
前面&背面。
側面。
テレトラン1のモニターはプリントで再現されていて、アークやベクターシグマ、地球の地図などが細かく描かれています。
【付属物その2】
「メインフレーム」側に取り付けられている付属物を紹介。まずは「ゴールデンディスク」。左がエイリアンが作ったゴールデンディスク(通称エイリアンディスク)、右が現実にも存在するボイジャー探査機に載せられたゴールデンディスク。メインフレームには重ねて収納されています。
裏側はどちらも同じ。
キングダム版ボイジャークラス「ダイノボット」に持たせることも可能。と言っても特に何かジョイントがあるわけではないので保持は少し難しいです。
もうひとつは「スキャニングポッド」。いわゆる初代にアニメに登場した「生命再生装置」で400万年の眠りからトランスフォーマーたちを金色の眠りから覚めさせました。「リペアーリペアー」の声が聞こえてきそう。
【メインフレーム/可動・アクション】
可動は意外と良好。ウォーフォーサイバトロン系の玩具と同じような可動箇所になっていて、腰も回るし、太ももにはロールもあるし、足首も動きます。前腕のプレートが背中のプレートに干渉しますが、思いの外動くので楽しい。以下、写真続きまーす。
膝立ちも可能。
「メインフレーム」専用の武器が付属しないのはちょっと残念。そういうときのためのウェポナイザーたちなのかもしれない。
ということで、「メインフレーム」についてはここまで!以下また「アーク」についてです!
【比較】
シージ版ボイジャークラス「オプティマスプライム」と。Netflix『ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』の中ではオプティマスはずっとシージの姿だったのであえてこちらで。さすがボイジャークラスとタイタンクラスでは大きさが全然違う!
ビークルモードでも。
「メインフレーム」とシージ版「オプティマスプライム」。若干メインフレームのほうが小さい。
「テレトラン1」モードで。WFC系のデラックスクラスやボイジャークラスだとちょっと小さい感じ。だけどすごくいい…!
コラクラス「オプティマスプライム」と。これはなかなかいいサイズ感…かな?他のコアクラスのオートボットたちも欲しくなってくる…
「アーク」の玩具といえば「サイバーバース」シリーズの「アークコンバインオプティマスプライム」の「アーク」と。このときも「アークの玩具やったー!」と思ってたけど、まさかさらに完璧なものがこんなに早く出ちゃうとは…
Netflix『ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』でアークに乗って地球に向かったメンバーたちと(他にもいそう…)。『アースライズ』ではどうなるかと思ったけど『キングダム』はすごく良かった!BDセットとか出てほしいなあ。
【可動・アクション】
アークは大きさに関係なくしっかり動くように作られています。基本的にWFC系と同じ可動箇所で、さらに手首の回転&指の可動があります。各関節もかなり強めに作られているのでポーズを付けてもしっかり保持してくれます。そもそも今回そこまで重たい感じでもないのでこれまでのタイタンクラスの中でもかなりアクションフィギュアとしては遊びやすいように感じます。以下、写真続きまーす。
変形のおかげで膝立ちも余裕。
足首の横の可動もそこまで広くはないですがしっかりあるので、力強い感じで立たせることがあります。ちなみに、がしがし遊んでいるとビークルモードでのギミックのスロープギミックが暴発気味。
Netflix『キングダム』での活躍が熱かった…!圧倒的巨大さをもって戦況を変えるという、一発逆転感がかっこよかった!もうちょっとこの姿で戦うところも見てみたかったなあ。
贅沢を言うと、メインフレームのテレトラン1と合わせて基地モードにできたら嬉しかった(キングダムではA.I.R.ロックシステムがなかったし)。けど、変形する「アーク」という情報を知ったときはワクワクしたし、今はこれだけでも十分満足しています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「オートボットアーク」でしたー!「ウォーフォーサイバトロントリロジー」の最終章にあたるキングダムではどんなタイタンクラスが出るのかずっと気になっていましたが、蓋を開けてみればまさかのロボットになる「アーク」というサプライズ!比較的ディープなファン向けなチョイスではありますが(タイタンクラス自体そうなのかも知れませんが)、きっとたくさんの人が考えた「アークが変形したらどうなるだろう…」という長年の妄想に答えを出してくれる形になりました。さらにNetflix『キングダム』での活躍と映像作品に出たという強みも加わってウォーフォーサイバトロンの最後を飾るにふさわしいタイタンクラスになったと思います。玩具的にはアーク自体はロボットモードになるのみで、そこまでギミックなどもなくシンプルな作りなのですが、そのお陰もあってかこれまでのタイタンクラスにはないスタイルでかっこいいし、やっぱり大きなアークが家にあるっていうのは嬉しい。さらにテレトラン1になるメインフレームがシンプルなアークにいいアクセントを加えてくれています。日本ではタカラトミーモール限定かつ、価格も上がってしまって、さらにコアファン向けになってしまっているのが寂しい感じではありますが、このサイズのアークが出ることは今後そうないと思うので、気になっている方は是非手にとってみてほしいです!