今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「タイガトロン」をご紹介!でござる!
商品名 | WFC-K35 タイガトロン(Tigatron) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年11月 |
価格 | $31.99 |
ということで、キングダム版ボイジャークラス「タイガトロン」です!「タイガトロン」は元は『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場したマクシマル(サイバトロン)の孤高の局地偵察員。ジェネレーションズ系としてのリメイクは今回が初となり、ボイジャークラスの完全新規造形となっています。日本でも「KD-14 タイガトロン」として2022年3月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。キングダムのビースト系のキャラは裏面に壁画みたいなものが毎回描いてあって、地味だけど手がかかってるなあ、と感じます。
イラスト面。トラもロボットモードもめちゃくちゃカッコイイ…
【ロボットモード】
ロボットモード。ロボットモードはアニメの見た目にかなり寄せられた感じで、まさにタイガトロン!去年マスターピース版が出たばかりですが、負けず劣らずの再現度のように思います。また、ボイジャークラスということで今回は「チーター」のリカラーではないのでサイズも大きく作りもリッチ。写真ではわかりにくいですが、頭の兜や前腕、太ももなどは白いパール塗装になっていて単調にならないようになっています。
背面。ビーストモードの前足は説明書ではいまいちどうするのが正解かわからなかったので、国内版の公式画像を参考にしています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はもうアニメそのままの印象。緑のマスクはメタリック、兜部分はパール塗装で顔部分だけでも結構豪華に見えます。胸にはトラの顔がそのまま配置されていてインパクト大。
武器。まずは銃。アニメでも使用していたいわゆる内蔵銃。
もうひとつはムチ。ビーストモードのしっぽを取り外したもの。
【ビーストモード】
続いてビーストモード。ホワイトタイガーに変身。『ビーストモード』の見た目よりもかなりリアルなホワイトタイガーになっていて、実物の写真などと見比べてもなかなかの再現度。一部塗装で毛皮がクリーム色になっていますが、そこもリアルに再現した結果なようです。キングダム版のビースト戦士たちはどれもビーストモードがよくできていたけど、このタイガトロンはその中でもよりリアルに感じます。
背面。ビーストモードで見えるロボットの部分は後ろ足の背面くらい。変形はデラックスクラス「チーター」と手順はかなり似た感じではありますが、ボイジャークラスだけあってより安定感ある変形になっています。ひとつだけ、ビーストモードにする際に脇腹部分と肩パーツの接続に最初ちょっと悩むかもしれませんが、個人的にはまず脇腹と腕パーツだけで閉じてしまってから、肩パーツを閉じるようにするほうがパーツに負荷なく変形できるように思います。
前面&背面。
側面。
銃はなんと腹部に収納できず、お腹下部に取り付ける形になっています。内蔵もろ出し…ここはできたら収納できるようにしてほしかった!
口は開閉可能です。顔も怖すぎずなかなか可愛い。
【比較】
まずは1997年『ビーストウォーズ』放送時に発売された「C-8 タイガトロン」と。当時の玩具は「チータス」のリカラーで、玩具側では体型の違いなどは全く無くありませんでした。ちなみに管理人の当時玩具は中古で購入したのですが白いパーツが日に焼けていて、今回のキングダム版と色味が似るという奇跡…
ビーストモードでも。当時の玩具はチーターとトラが同じ形状でも模様で上手く見せていました。
2020年に発売されたマスターピース「MP-50 タイガトロン (ビーストウォーズ)」と。細かいところはもちろん違いますが、全体のバランスや顔周りなどはかなり似た雰囲気になっています(MP版のトラの目の変形忘れてました…)。
ビーストモードでも。マスターピース版はアニメのCGの形状を再現してるので、動物としてのリアルさで言えば今回のキングダム版が上回っています。
キングダム版デラックスクラス「チーター」と。変形パターンはほぼ同じですが、大きくなった分触り心地は全然違うし、「キャラらしさ」みたなものも今回のタイガトロンのほうが出てます。
ビーストモードでも。
キングダム版のマクシマル(サイバトロン)のメンバーたち。まさかキングダムシリーズだけで全員揃ってしまうとは…しかも4人がボイジャークラスでしっかり大きさの差が出てるのがすごく嬉しい。これすごいことだと思うんだけど、今現在進行系でトランスフォーマーを追いかけている人たちにしかリーチできてない気がするのが寂しい…Netflix『キングダム』の活躍とかももっと知ってほしいなあ…!
【可動・アクション】
可動は良好。肘は二重関節だし、手首も回ります。各部関節も硬めに作られていてがっちりポーズをつけられるのもよい。ちなみにふんどし部分はピン打ちされていて一見動きそうに見えますが動かせません(たぶん…)。以下、写真続きまーす。
「チーター」は銃がないのがちょっと残念だったけど、結局ビーストモードで組み込まないんだったら「チーター」でもつけてくれたら良かったのに…武器セット待ってるよ…!
しっぽのムチも長さがあっていい感じ。
お尻のプレートを上げると中にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
ビーストモードでは足が結構動きます。ただ、首は動かないのでダイナミックなポーズはちょっと難しいかも。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「タイガトロン」でしたー!ロボットモードの再現度は見ていただいたとおり!さらにボイジャークラスになってキャラの大きさがしっかり再現されているのが素晴らしいです。「チーター」とかなり似た作りではありますが、触り心地は全く別物だし、「チーター」で感じた不満のようなものもありません。贅沢を言えば銃はお腹にちゃんと収納できたらもっと嬉しかったかな。けど、なによりこのタイガトロンでマクシマルメンバーが全員揃ったのがものすごく嬉しい!まさかキングダムシリーズだけで7人が揃うとは思っておらず、並べてはニヤニヤしています。
本当再現度が素晴らしい!国内版を購入してるので楽しみです!
これでデプスチャージとシルバーボルトも出てくれれば文句は無いんですが前者は機械化デザインが浮き後者はキメラ要素が浮くので難しいですかね?レガシーに期待!