今日はマスターピースから「MP-52+ サンダークラッカー Ver.2.0」をご紹介!
商品名 | MP-52+ サンダークラッカー Ver.2.0 |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2021年9月25日 |
価格 | 25,000円(税抜)タカラトミーモール限定 |
ということで、マスターピース版「サンダークラッカー」です!「サンダークラッカー」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したデストロンの航空兵でジェットロンの一人。かつてマスターピースでは2008年に「MP-7 サンダークラッカー」、2015年に「MP-11T サンダークラッカー」が発売されていますが、今回の玩具は「MP-52 スタースクリーム Ver.2.0」のリカラーとなり、「Ver.2.0」を冠してより初代アニメの見た目に近づけられています。それではさくっといってみましょー!(写真は多めです…!)
【パッケージ】
パッケージ。パッケージの写真は初代アニメのオープニングを彷彿とさせるようなポーズ。
中身はこんな感じ。「TFパワーベース」はスタスク同様裏側に紐でくくりつけられています。
キャラクターカード。知力4だったのか…
【ロボットモード】
ロボットモード。基本的に「MP-52 スタースクリーム」から色が変わったのみですが、ほぼ全面塗装で、鮮やかな水色がとてもキレイ。金属パーツも比較的多めに使われているのでずっしりとした重さと、見た目のシンプルさに反して、ボディの前後のボリュームや内側の密度感がいい感じ。この存在感みたいなのがこの型はすごくて、なかなかそれが写真から伝わらない感じがするのが残念。
背面。Ver.2.0の見どころのひとつでもある背面。デザイン通りではないにしても、この部分の変形は個人的にとても好きです。
前面&背面。
バストアップ。今回はフェイスパーツが4種類用意されています。基本的にスタースクリームと同じものが使われています。まずは通常フェイス。ただ、マスク部分の色が薄くなっていてちょっと印象が違って見えます。
「微笑み」。
「嘲笑い」。
「驚き」。
上半身。胸のキャノピーはダミーで再現されていて、実際のビークルモードのキャノピーはその中に配置されています。肩のエアインテーク、胸部、パンツ部分は金属パーツになっています。
肩のエアインテークは位置を前後変えることができます。
胸部を開けると中にはミサイルポッドが。サンダークラッカーはこれを使ったシーンはない…?
手は5本の指がすべて独立して可動。すごいんだけど、握ったときの丁度いい位置決めが難しいのだけネック。
背中。
主翼の中に垂直尾翼を収納する変形は、変形最後の仕上げになっていてこれがとても気持ち良い。主翼の中もミサイルが造形されていて、しかもちゃんと塗装されています。
下半身。シンプルなラインがカッコイイ。ちなみにスタスクで足首がちょっとゆるく感じたのですが、今回のサンダークラッカーではほとんど感じませんでした。
下半身うしろ。
【武器・付属物】
武器は両腕のビーム砲。設定的にはスタスクのナルビーム砲とは異なり、火炎放射機能を兼ね備えたビーム砲ということになっています。
接続部分のパーツを起こして手に持たせることも可能。
ビーム砲用のエフェクトパーツが3種類付属。こちらもスタスクと同じものですが、若干塗装が違っていて、スタスクは光沢感ある感じでしたが、今回はつや消しになっています。まずは「A」。
「B」。
「C」。
【ビークルモード】
ビークルモード。「F-15 イーグル」に変形。製造元であるボーイング社の正式ライセンスを取得しており、表から見た感じはかなりリアルに再現されてます。ビークルモードのリアルさと、ロボットモードのアニメ風のスタイルのギャップが素晴らしい。ビークルモードでもほぼ全面塗装になっていて、半光沢のボディはとても見栄えもよく、鮮やかな水色もすごくかっこいいです。
背面。翼のデストロンマークはスタスク同様G1時に使われていたもの。垂直尾翼の先端のレーダーは左右大きさが違うのも再現されています。変形はもちろん「スタースクリーム」と同じで、決して難易度が低い訳でもなく、またすごくやりやすい変形と言うわけでもないのですが、近年のマスターピースに多かったまるっと裏返るような変形ではなく、ちゃんとジェット機からロボットに変形しているのが感じられます。
前面&背面。
側面。
機種下と、後部に配置されたランディングギアは収納可能。
ビーム砲から変形したクラスター爆弾は本体と接続しても、しなくても翼に固定可能。また、どちらの状態でも変形できるようになっています。
キャノピーは開閉可能。
機首(レドーム)部分を開けると中にはレーダーが。
翼のフラップも稼働します。
ビークルのスラスター部分につけるエフェクトパーツが付属。
【オルタネイトトランスフォーメーションモード】
ホバリングモードの「オルタネイトトランスフォーメーションモード」。
後ろから。足を出すだけではなく、垂直尾翼を主翼の下に隠す感じで変形させます。
【TFパワーベース】
「スタースクリーム」同様紫色のTFパワーベースが付属。
ロボットモードでは背中接続用のアダプターを装着してベースと接続します。ただ、接続位置が高いのでスタンドを一番高い位置にしてもまっすぐ立てません。
ビークルモードでも。
【比較】
リカラー元である「MP-52 スタースクリーム Ver.2.0」と。まさかこのジェットロンVer.2.0たちがこんなにお気に入りになるなんて…!ロボットモードのアニメ再現路線も悪くない、と思わせてくれます。「スカイワープ Ver.2.0」も楽しみ!
ビークルモードでも。
2015年に発売された「MP-11T サンダークラッカー」と。
ビークルモードの見た目はほとんど同じなのにロボットモードがぜんぜん違うのが面白い。
アースライズ版「サンダークラッカー」と。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は「スタースクリーム」同様で、腰が回らなかったり、足首もそれほど広くは動かず、グリグリ動かせるという感じではありませんが、初代アニメ内での動きはだいたい再現できるような感じになっています。以下、写真続きまーす。
腰は回らないですが、前屈は可能。背中のパーツがお尻と繋がりつつも、前屈できる感じが面白いです。
エフェクトパーツを使って。それぞれ1つずつしか付属しないので、スタスクのと合わせてペアにできると思ったら、塗装の感じが違うという…スカイワープではどうなるんだろうか。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のオープニングをイメージして。なぜかサンダークラッカーが先頭で、変形しながらバタバタ走ってくる感じが印象的。
設定的にはデストロンの大義には全面的に賛同していないということで、IDWのコミックではオートボット側につくようなシーンもあります。けど、『ザ・ムービー』ではユニクロンの力でスカージになってしまって、その後はガルバトロンにこき使われるデストロンの中でも末永く苦労をする存在になってしまうという…
TFパワーベースを使って。取り付ける際角度を変えることで飛行しているような感じを出せます。
ロボットモードでもかかとのスラスターを引き出すことでエフェクトパーツを取り付けることができます。
ビークルモードでも。中央の黒い四角はG1玩具の翼の接続部分がアニメでもデザインとして採用されたもので、今回はプリントでそれが再現されています。
ホバーモードでも。アダプターが片方外れてしまってます…最初はアダプターはかなりきついけど、使ってる間に外れやすくなってしまうので注意。
以上、マスターピースから「MP-52+ サンダークラッカー Ver.2.0」でしたー!数ある「サンダークラッカー」トイ同様「スタースクリーム」のリカラーで、言ってしまえばただの色違いですが、やっぱりこのジェットロンたちはトランスフォーマーの中でも存在感が立っていることもあって、こうして揃っていくこと自体が嬉しい。金属パーツが外装で使用されているおかげで質感や重量感もいい感じだし、ロボットモードは非変形フィギュアのようなまとまりのよさで、立っているだけでも様になるかっこよさ。変形も難しい箇所はありつつも、ちゃんとロボットモードとビークルモードをつなぐ変形がやっぱりトランスフォーマーらしいと感じます。次の「スカイワープ」もすごく楽しみで、早く3体一緒に飾りたい!
レビューお疲れ様です!スタスク同様、サンクラも素晴らしい出来!早く自分も欲しいですが、まだ発売されたばかりということもあり、通販サイトでそう簡単に手に入れられないですね。ちなみにスカワは誕生日のキャンペーンコードを使って予約しました。早く3体揃えて、ver2型と一斉世代交代したいです。でもだからといってver2型を用済みとして売ることはしません。長年ジェットロンとして活躍してきた大事なものですからね。その辺はムービーで平気で同型を宇宙に捨てたスタスクとは違います。(笑)