今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ 86シリーズ(海外版)」から「レック・ガー」をご紹介!
商品名 | 86-09 レック・ガー(Wreck-Gar) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ(86シリーズ) |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年7月 |
価格 | $31.99 |
ということで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「レック・ガー」です!「レック・ガー」は『トランスフォーマー ザ・ムービー』から登場した惑星ジャンキオンに住むジャンキオン一族の長。厳密にはサイバトロン(オートボット)ではありませんが、『2010』ではロディマスたちに協力する心強い存在でした。ジェネレーションズ系の玩具としては2010年に「Reveal the Shield」シリーズでデラックスクラスでリメイクされ、その後コンバイナーウォーズシリーズでレジェンズクラス、パワーオブザプライムシリーズでもデラックスクラスで発売されましたが、今回はスタジオシリーズとして『ザ・ムービー』に登場した姿をボイジャークラスで再現しています。日本でも11月に「SS-69 レックガー」として発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙兼ディスプレイスタンドは惑星ジャンキオンの背景。
【ロボットモード】
ロボットモード。ボイジャークラスということもあって、大きなレック・ガーがとても新鮮!あまり大きな印象はなかったのですが、実際映像を見ると確かに他のキャラと比べて大きく、今回それが初めて再現されました。髭面に地味目な茶色がメインカラーという、なんとも子供受けしづらそうなキャラですが、大人になって見るとこの怪しい感じがなんとも言えずカッコイイ。腕と足のタイヤも細かく色分けされていてリッチな感じ。個人的にひとつ気になるのは股関のクリック関節の1クリックが大きくて、一番小さく開いてもここまで足が開いてしまうこと。ただ、ちょっとガニ股みたいにして立たせるといい感じなので、キャラクター的にそうして立たせるのを想定しているのかも…?
背面。背中に配置されたタンクもしっかり再現されています。腕と膝の棘は軟質パーツではなく、硬めの素材が使われています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部のちょっとワルそうなヒゲ面もしっかり再現。ヒゲ部分は軟質パーツでできています。
胸の砲は根元がボールジョイントになっているのでグリグリ動かせます。なんつうデザインなんだ…
武器。斧?的な武器。赤い刃の部分は手動で回転します。劇中では斧のように使ったり、投げたりしていました。
3mmジョイントで背中のタンク部分に接続可能。
タイヤは前腕と膝のトゲ部分に接続できます。写真では左側に接続していますが、もちろん右側にも接続できます。
【ビークルモード】
ビークルモード。バイクに変形。地球のバイクというわけではなく、惑星ジャンキオンでのビークルモードということになります。けど、ジャンキオンたちは地球からのテレビの電波で情報を仕入れているから、ガラクタの体で地球のバイクを再現したのかも…?ちなみに劇中とは前輪のフォークの接続部分がちょっと違ったりしますが、再現度はなかなかのもの。
背面。リア部分には武器を取り付けられます。後部の底部分には左右にスタンドがあって、それを立てれば安定感抜群。変形はタイヤを一度外して付け替える必要がありますが、G1玩具の変形パターンを強く意識した感じでかっちり変形できます。また、G1玩具では頭部分がそのままフロント部分に変形していましたが、今回はダミーで再現されつつも、ちゃんとフロント部分に頭が配置されるようになっていたりとこだわりを感じます。
前面&背面。
側面。
スタンドをしまうとこんな感じ。倒れはしませんが結構傾いた感じに。
フロント部分の内側にはちゃんとロボットモードの頭が収納されていて、また後頭部にはスピードメーターが造形されています。
ビークルモードでは劇中同様にジャンキオンを乗せることができます。シート部分のジョイントと股間部分を接続することでかっちり乗せることができます。これは他のジャンキオンも出るという布石か…!?
【比較】
2011年にユナイテッドシリーズで発売された「UN18 レックガー」と(海外では2010年にReveal the Shieldシリーズで発売)。今遊んでも古さを感じさせない出来で、これまで我が家ではずっと棚の第一線で活躍してくれていました。
ビークルモードでも。ユナイテッド版はオフロードバイクに変形。この時期はビークルモードは実写映画を受けてかリアル路線のものが多かった印象で、このユナイテッド版もかなりリアルなバイクになっています。
パワーオブザプライム版ボイジャークラス「レックガー」と。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ86シリーズのメンバーたちと。左から「ブラー」、「カップ」、「ホットロッド」、「グリムロック」。
「ホットロッド」のビークルモードと。さすがにビークルモードではかなりデカイ。
ちなみに他のトランスフォーマーたちを乗せることもできて、「ホットロッド」もこんな感じでかっこよくまたがせることができます。
【可動・アクション】
可動もいい感じでよく動いてくれます。最初の方でもいいましたが、股関節のクリックの幅が広いのだけがちょっと気になりますが、ポーズをとらせる分には問題なし。腰も変形の関係で前屈ができるようになっているのも面白いし、手首も回ります。腕の付け根部分は写真のように脇の下が造形されています。以下、写真続きまーす。
足首の可動もあるのですが、ソール部分が動くような感じになっています。足首の可動は最近スタンダードになりつつありますが、色々なパターンが模索されている感じが面白いです。
腰の前屈はこのぐらいまで動きます。腰のパックも足を広げられるように動かせるようになっています。ちなみに、管理人はずっと子供の頃「レックガーのおもちゃを持っていた」と思っていたんですが、実はそれはマシンロボのバイクロボだったということを大人になってトランスフォーマーに復帰したあと気づきました…
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。足の裏とふくらはぎの外側の部部分に5mm穴があります。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ 86シリーズ」から「レック・ガー」でしたー!レック・ガー初のボイジャークラスということで、大きさも作りもしっかりしていてとても豪華なレック・ガーになっています!スタジオシリーズということもあって、玩具オリジナルのアレンジは最小限に抑えられたレトロ感あるスタイルがなんともかっこよく、子供の頃には分からなかった大人?の魅力のようなものも感じます。股関節のクリックの幅が広いのがちょっとだけ気になるけど、可動自体はすごく気持ちよくたくさん動いてくれるし、ポーズも決まってカッコイイ。大きさ的にも他のメンバーが乗って丁度いいバイクになるのも楽しいです。あとは劇中にはいろんなジャンキオンたちが登場するので、「スウィープ」みたいな感じで出てくれたら嬉しいなあ!
更新お疲れ様です
RevealtheShield版の発売が2021年になっちゃってますよ〜