今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「マクシマル ティーレックス」をご紹介!
商品名 | WFC-K37 マクシマル ティーレックス(Maximal T-Wrecks) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年6月 |
価格 | $49.99?(Target限定) |
ということで、キングダムリーダークラス「マクシマル ティーテックス(Tレックス)」です!「マクシマル ティーテックス」はもともと海外で2000年に展開された「Beast Machines」のサブライン「Dinobot(ダイノボット)」シリーズに登場したキャラで、名前を見て分かる通り「マクシマル(サイバトロン)」陣営となります。「Dinobot」シリーズは恐竜から変形する既存のトランスフォーマーをセレクトしリカラーしたものがメインで、日本では未発売のシリーズでした。当時発売された「ティーレックス」の玩具はビーストウォーズ版「メガトロン(ビースト)」のリカラーでしたが、今回もキングダム版リーダークラス「メガトロン」のリカラーになっています。通常Waveではない店舗限定品になるようですが、レビューをしている時点で詳しい情報はなく、アメリカではTarget限定で発売されるもので、日本での発売は今のところ予定されていません日本ではタカラトミーモール限定で2022年3月に発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストは「メガトロン(ビースト)」とは別の新規のイラスト。裏面のCGでは頭部が歯を食いしばったものになっていますが、実際の商品はそうではなくメガトロンのリカラーにとどまっています。
イラスト面。ちなみに今回は通常Waveではないからか「ゴールデンディスクカード」は付属していません。アメリカでの販路が現時点でまだ不明ですが、中の見えない箱の「セレクト」でないところを見ると、どこかしらのリアル店舗限定なのではないかと思います。アメリカではTarget限定。これはアジア流通版ですが、日本の輸入ショップではどこも値段は高め。通常Waveに組み込まれるメガトロンとは違って、単品で発売すると仕様的に値段が上がっちゃう気も確かにする…
【ロボットモード】
ロボットモード。玩具的には「メガトロン(ビースト)」と全く同じものですが、恐竜部分が赤くなったことでかなり印象が違って見えます。また、「Dinobot」版のカラーリングに合わせられているからか、ボディの塗装はかなりシンプル。メガトロン同様恐竜の皮部分はPVC製になっているのでどっしりとした重さもそのまま。
背面。恐竜の模様が青いメタリックになっていてキレイ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は唇の間がシルバーに塗られているので一見「メガトロン(ビースト)」とは違うように見えるのですが、残念ながらリデコではなく同じもの。ボディは襟口部分はシルバーの塗装が施されていますが、その他の部分は成型色のままで少し寂しい感じ。
個別の武器は存在しませんが右手は恐竜の顔になっていて、口の開閉が可能。
口の中には5mm穴があるのでエフェクトパーツを取り付けることができます(付属はしていません)。
左手は尻尾が変形したハサミ状の武器になっています。
【ビーストモード】
ビーストモード。ティラノサウルスに変形。「メガトロン(ビースト)」同様表面の赤い表皮部分はすべてPVC製でソフビのような触り心地。全体が赤くなったことで、紫のメガトロンとはガラッと印象が変わっています。相変わらず造形もとてもリアルで、可動する恐竜フィギュアとして見ても十分通用するんじゃないかな?
背面。背中の模様はメタリックブルーで赤いボディに映えます。変形も旧玩具を最大限にオマージュした感じで、PVCで覆われた構造を見ながら変形するのが楽しい。ちなみにこれは個体差かもしれませんが、股間パーツの左右の接続だけがめちゃくちゃ固くなっていて外すのに苦戦しました…
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。舌が赤いので「メガトロン」よりもリアルさを感じます。目は黄色で塗装されています。
尻尾も根本と中間部分で可動します。
【比較】
キングダム版リーダークラス「メガトロン(ビースト)」と。ものは完全に同じで、違うのはカラーリングのみ。メガトロンはボディの塗装もかなりリッチなのでどうしても今回のティーレックスは寂しく見えてしまいます。ただ、あまり表には見えないのですがPVCの内側のフレームはブルーやグレーが使われていて、より構造が分かりやすくなっていたりして、ティーレックスはティーレックスで見どころがあります。
恐竜モードでも。恐竜モードは並べて楽しい感じ。他の「Dinobot」は今のところ出せるとしてボイジャークラス「ダイノボット」のリデコで「ダイノトロン」くらいかな?と言っても、あまり「Dinobot」については馴染みがなかったので、これを機に旧玩具も探してみようかな!?(こういうところがトランスフォーマーの恐ろしいところ…)
キングダム版リーダークラス「メガトロン(ビースト)」のレビューは以下からどうぞ!
【可動・アクション】
可動も「メガトロン」と同じでよく動いてくれます。相変わらず足の付け根がゆるいけど右手の恐竜や、左手の武器など表情がつけやすく動かしていて楽しいです。以下、写真続きまーす。
設定としては死んでオールスパークになったG1ダイノボットの遺伝子情報を元に、生存者をリフォーマットした姿とのこと。この「ティーレックス」はマクシマルの大義に忠実な弁護者で、仲間からは「ビッグ・レックス」と呼ばれる頼れるリーダーとのこと。キングダムではオプティマルプライマルたちとは仲間ってことになるのかな?
PVCの表皮のおかげでかなりどっしりしていて安定感もよい。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。足の裏には5mm穴が空いています。
恐竜モードでの可動のすごさもこの型の魅力。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「マクシマル ティーレックス」でしたー!元の「メガトロン(ビースト)」は恐竜の表皮がPVC製というこれまでのトランスフォーマーにない豪華な仕様で驚かせてくれましたが、この「ティーレックス」も同様の仕様で、触って楽しい玩具になっています。ロボットモードの塗装がちょっと寂しいのが残念なくらいで、PVCを接続するフレームの色がカラフルなこともあり、より作りの面白さを実感できるのも魅力です。元ネタ的にもおそらく日本では発売されることはないと思うので(Netflixの『キングダム』に出ればチャンスはあるかもですが)、気になる方は早めに入手しておくのが良いかもしれません…!
【タカラトミーモール】
【国内:タカラトミーモール限定】トランスフォーマー キングダム KD EX-12 マクシマルティーレックス
【タカラトミーモール楽天市場店】
【国内:タカラトミーモール限定】トランスフォーマー キングダム KD EX-12 マクシマルティーレックス
発売日 : 2022年3月下旬
ティーレックスは最近だとジェネレーションセレクトコミックで「レッドメガトロン」名義で登場していましたね
折角のアニメ未登場キャラなので、ロボ頭部に羽の付いた玩具版っぽいリデコを期待したんですが変形構造的にも厳しそうですね