今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ハッファー」をご紹介!
商品名 | WFC-K16 ハッファー(Huffer) |
---|---|
シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年7月19日 |
価格 | $19.99 |
ということで、キングダム版デラックスクラス「ハッファー」です!「ハッファー」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したオートボット(サイバトロン)のミニボット技術者で、日本では「ドラッグ」の名前でお馴染みです。これまでジェネレーション系ではコンバイナーウォーズのレジェンズクラスでオプティマスの仕様替えで出ている程度で(BotCon限定などもありますが)、完全新規のリメイクは今回のキングダム版が初めてとなります。しかもアースライズ版「クリフジャンパー」同様ミニボットながらデラックスクラスでの立体化です。日本でも2021年6月にタカラトミーモール限定で「KD EX-05 ハッファー」として発売が予定されています(すでに予約期間は終了)。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ちなみにアメリカではキングダムのデラックスクラスWave1は22.99ドルだったのですが、このハッファーが含まれるWave2は19.99ドルに戻りました。けど、Wave3はまた22.99ドルになっています。Wave2にアースライズで出た「アーシー」が含まれてるからとかなのかな…?
イラスト面。かつてなくかっこよく描かれるG1ハッファー!
【ロボットモード】
ロボットモード。『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の劇中では玩具を踏襲した肩から出た腕が印象的でしたが、今回はそれは再現されず、しっかりロボットとしてかっこいいスタイルにアレンジされています。とは言え腕が円柱だったり、顔のヘルメットのシンプルさなどの「ドラッグらしさ」はしっかり踏襲しています。ミニボットと言うこともあって、その設定を活かした少し小柄な感じですが、その分銃と盾が大きく迫力があっていい感じ。
背面。G1同様ビークルのキャブ部分がそのまま配置されていて、こちらもドラッグらしさ際立たせてくれています。ヒザ下は変形の関係でがっつり抜けていますが、内側にはしっかり造形が施されています。
前面&背面。
側面。背中のキャブ部分は二重ヒンジで接続されいます。これは公式写真や説明書通りの角度ですが、少し傾けて体側に密着させることもできます。個人的には密着させたほうが一体感が出て良いと感じました。
バストアップ。アニメの独特なひし形の目などポイントを抑えつつかっこよくアレンジされています。シンプルなヘルメットも潔い。胸にはG1同様サイバトロンマークが。
続いて武器の銃。デザインは今回のキングダムオリジナルかな?『エイリアン2』に出てきたパルスライフルみたいでカッコイイ。
もう一つは盾。ショベルカーのショベルみたいなごついデザインで、こちらもなかなかのかっこよさ。
背中など5mm穴部分に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。トラックに変形。ビークルモードはよりG1の見た目をより踏襲したものになっていて、リアルなビークルというよりも、ちょっと玩具っぽさのある雰囲気になっています。けど、ちゃんとサイドミラーがあったり、ワイパーとかグリル周りとかしっかり作り込まれていてリアルさもしっかり付加されているのがいいですね。大きさはデラックスクラスとしては結構小さく、ウインドウとルーフ部分のライトはクリアパーツでできています。
背面。荷台部分は武器の銃を半分に割ったものと盾を組み合わせたものでできています。変形は比較的シンプルですが、前輪をボディに収納して見えなくなるなどこだわりを感じます。
前面&背面。
側面。キャブ部分が腕部分のジョイントに引っ張られて若干後ろ側に傾いてしまうのが残念。キャブ側の接続をキツめに調整すればいいのかな?
荷台部分を外すことでよりG1の見た目に近づきます。
取り外すとこんな感じ。銃を半分にするという大胆な発想がいいですね。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の劇中であったように、アースライズ版「オプティマスプライム」のトレーラーを取り付けることができるようになっています。そう言えばマスターピースの「MP-10 コンボイ」のときドラッグのMP化の検討されていましたが、もしかしてその時のアイディアが今回のキングダム版で活かされてたりするのかな?
【比較】
キングダム版リーダークラス「オプティマスプライム」と。デラックスクラスのなかでも小さく、ミニボットらしさがよく表現されていると思います。
ビークルモードでも。
ウォーフォーサイバトロン系のデラックスクラス化されたミニボットたちと。左からキングダム版「ワーパス」、ハッファー、アースライズ版「クリフジャンパー」、ウォーフォーサイバトロントリロジー版「バンブルビー」。
ビークルモードでも。どれもコンパクトでミニボットチーム感出てますね!キングダムではあとは「ギアーズ」が出そうなので楽しみ。
【可動・アクション】
可動は良好。よく動いてくれます。武器と盾があるのでポーズもかっこよく決まりやすいです。腕もシンプルなデザインながらよく動くようにできてるし、ほんのちょっとですが顎を引いた感じにできるのもいい感じ。以下、写真続きまーす。
膝立ちも可能。膝のヒンジの位置なんかはトランスフォーマーならではで、よく考えられてるなあ、と感じます。
シールドののぞき穴を活用する感じにできるのもいいですね。パッケージでもちゃんとこの角度で装備しています。
アニメでは意外と登場回数が多い印象。けど、『2010』でいきなり死んだことにされていて驚きます…
おしりの後ろにフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ハッファー」でしたー!初代アニメキャラの中でも意外と活躍は多いものの、これまで玩具ではあまりスポットがあたってこなかったハッファー(ドラッグ)ですが、その鬱憤を晴らすがごとく理想的な姿での玩具になっています!作り自体はオーソドックスですが、よく動いてくれるし、大きな武器と盾もカッコイイ。こういうキャラもしっかりいい形でフォローされていくのがトランスフォーマーの魅力の一つだと思うし、それが許される懐の深さみたいなのを感じます。ワーパスのときも言いましたが、このスタイルで他のミニボットたちもが揃っていってくれるが楽しみになります!
レビューありがとうございます。
シージから続くミニボットのデラックス化、遊んでて本当に楽しいです!
ロボットモード時にキャブ部を本体に寄せると、腕を動かすときにちょっと干渉しやすかったのですが、公式写真通りにすると問題なさそうですね。
あとで試してみます。
ちなみに、リーク情報ではギアーズの発売が中止らしいことを聞きました。
キングダムのイメージイラストにも描かれていたし、事実なら残念ですが・・・開発は続いていると信じたいですねー。
むしろ情報がガセであって欲しいのですが、キングダムが無理なら次のシリーズ(レガシー?エヴォリューション?)に期待したいところ。