今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「チーター」をご紹介!
商品名 | WFC-K4 チーター(Cheetor) |
---|---|
シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年1月 |
価格 | $19.99 |
ということで、キングダム版デラックスクラス「チーター」です!「チーター」は『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場したマクシマル(サイバトロン)のメンバーで、日本では「チータス」の名前でお馴染みです。ジェネレーションズ系では過去ユニバース(日本では変形ヘンケイ)で発売されており、2度目のリメイクとなります。2017年にはマスターピース化もされています。日本では2021年3月に発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。躍動感のあるチーター(ビーストのほう)が良いですね。
【ロボットモード】
ロボットモード。これまでのキングダムのビーストウォーズ系のキャラと比べるとアニメの雰囲気は控えめで、結構玩具オリジナルなスタイルになっているように感じます。胸にちゃんとチーターの頭が配置されたり、各部のディテールなど「チータス」っぽさしっかりおさえてはありますが、個人的にはもう少しヒザ下がスラッとした感じだったり、足の造形もアニメっぽい感じにもうちょっとかっこいいと嬉しかったなあ。
背面。背中には原作同様前足が配置されています。チーター部分は細く毛並みが造形されていて。模様もリアルにプリントされています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はアニメ準拠のデザインになっていて、額には小さくマクシマルのマークがプリントされています。胸部にはチーターの顔がちゃんと配置されていますが、胸の横のボリュームがなく肩が横に長い感じになっています。
武器はチーターのしっぽがムチのような武器になります。銃は付属していないので「撃つべし!撃つべし!」はできないのがちょっと寂しい。それと外した武器を取り付けておく場所がありません。
【ビーストモード】
ビーストモード。チーターに変身。これまでのチータス玩具のなかでもとてもリアルに現実のチーターを再現しているように思います。猫っぽさがとてもいい感じ。表面は写真では伝わりにくいかもしれませんが、細かく毛並みが造形されていて、模様もプリントでしっかり再現されています。
背面。後ろ足の膝裏部分にロボットモードの名残があるくらいで、全面ビーストで覆われています。変形はこれまでのチータストイっぽさを引き継ぎつつ、結構シンプルな変形になっています。ただ、これは個体差なのかどうかはわからないのですが、ちょっと気になる点もいくつか。それについてはまた後ほど。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。目は黒目がないのでちょっと怖め。
上で言った気になる点ですが、ひとつは左の写真のビーストモードの頭のパーツ。これの縁がこれまでになく薄く作られていて、管理人のものは最初から縁の角とジョイントが折れていました…見て分かるように表面のチーターの模様が透けまくるくらいに薄いのですが、変形時のジョイントの取り外し時などは注意したほうがいいかもしれません。あともう一つは、ビーストモードの前足で、おそらくビークルモード時には水色の関節パーツを前足側の丸く穴が空いているところにはめ込むのが正しいと思うのですが、管理人のものはそれができず、はめこうもうとしても浮き上がってしまいます(頑張ってはめ込もうとして白化してしまっています…)。他の方のレビューを見ると接続できているようなので、個体差なのかも…?日本版も買おうかな…それともNetflix版待とうかな…
【比較】
『ビーストウォーズ』放送当時に発売された「チータス」と。当時の玩具のチータスの完成度は今見てもすごいと感じるほどで。スタイルなどは流石に古さを感じますが、変形、可動、ギミックのバランスが絶妙。当時これを買ってもらった子供はきっとすごく満足できたんじゃないかな?と想像しちゃいます。
ビーストモードでも。海外ではウォルマート限定で復刻されるので、まだ触ったことがない人は是非!
2008年に発売された変形ヘンケイ版「C-12 チータス」と。腕が短くて動かしにくいという欠点はありつつも、なかなか凝った変形で、スタイルも良いし、手裏剣の隠し武器なんかもあって個人的には結構好き。
ビーストモードでも。変形ヘンケイ版はメリハリのある体型がかっこいい。
マスターピース版「MP-34 チータス (ビーストウォーズ)」と。パーツ構成は似てるけど、いわゆるダウンサイジングみたいな感じではなく全く別物です。
ビーストモードでも。マスターピースはアニメの見た目再現でしたが、今回はよりリアルな動物を目指している感じ。
キングダムWave1のマクシマルメンバーと。左が「オプティマスプライマル」、右が「ラットトラップ」。
ビーストモードでも。
【可動・アクション】
可動は可動箇所、可動域ともいい感じでよく動いてくれます。肩の作りが少し独特ではありますが、おかげで肩を少し前に出すことができたりポーズは決めやすいです。小さいながらに手首も動くし、足が小さいくバランス取りが難しいように見えるかもしれませんが、各部の関節がしっかりしているのでちゃんと立ってくれます。
武器はやっぱりムチじゃなくて銃が良かったなあ…
ビーストモードでも。ビーストモードは頭の可動はありませんが四肢がよく動いてくれます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「チーター」でしたー!他のキングダム系のビースト戦士たちと比べるとロボットモードのアニメ再現度という点では少し低め。各部カッチリして可動も申し分ないのですが、上で書いたようにちょっと破損に注意したほうがいい部分があったり(逆にここまで薄くできるんだ、という驚きもありますが)、胸部のボリューム感や、脚部の見た目など惜しい部分が多いです(なんとなくの感覚ですが、キングダムのデラックスクラスはシージ、アースライズと比べるとコスト感が厳しくなっているようにも感じます)。単体の出来としては決して悪いとは思いませんが、「チータスのリメイク」という見方をすると、他のキングダムのビーストウォーズ系のキャラの出来が良い分、少し物足りなさを感じてしまうのも事実。ファンが多いキャラクターだと思うので、原作感やキャラ性なんかをもうちょっと出してくれても良かったんじゃないかな?と思います。
レビューありがとうございます。
私も入手したのですが、やはりビーストモード変形時、ジョイントの折れを発見( ゚д゚)
ちょっと薄過ぎですよね、プラ成型。
製品自体、ものスゴく良い!・・・というポイントもなかなか見つからず、良く言えばバランスの取れた無難な出来、かと。
あと水色の成型色がイメージと違ったかなぁ…。
なので迷いましたが、Netflix版も注文しました。
最初から、この色で出して欲しかったかも。
と、文句ばかりですが、ブラックアラクニア並みのまとまりの良さはあります。
同じデラックスクラスのエアラザーは、果たしてどんな出来になるやら・・・