今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ラットトラップ」をご紹介!
商品名 | WFC-K2 ラットトラップ(Rattrap) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | コアクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年12月 |
価格 | $9.99 |
ということで「ウォーフォーサイバトロントリロジー」第3章「キングダム」版コアクラス「ラットトラップ」です!「ラットトラップ」は元々『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロン(マクシマル)の一員で、日本では「ラットル」の名前でお馴染みのキャラです。今回のラットトラップはキングダムシリーズから新しく追加された、デラックスクラスよりより小さい「コアクラス」となり、これまで以上に他のキャラと並べたときのサイズ感が重視された形になっています。これまでのジェネレーションズシリーズでは「スリリング30」シリーズ(日本ではレジェンズシリーズ)でデラックスクラスで発売されており、リメイクとしては今回は2度目。日本では「KD-02 ラットトラップ」として2021年3月に発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。キングダムは地球でのストーリーということで、これまでのウォーフォーサイバトロントリロジー過去2作の宇宙っぽイメージからガラリと変わって土色メインのデザインに。
【ロボットモード】
ロボットモード。もうストレートに「ラットル」!!「スリリング30」はまだアレンジを感じるデザインでしたが、今回はシージ、アースライズの「G1再現」と同じように、初代『ビーストウォーズ』の映像のイメージをかなり強く反映したものになっています。そして驚くのはその小ささ。今回から新しく採用された「コアクラス」ですが、感覚としては「プライムウォーズトリロジー」のレジェンズクラスよりもちょい小さい感じ。写真では伝わりにくいですが、この等身感でこの大きさと普通にステップ数の多い変形を実現してるのには感動します。
背面。背負物のボリュームが少々ありますが、かかとが後ろまで伸びているので倒れることはありません。また、足の後ろ側見て分かるように各部にボールジョイントが多用されています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はもうラットルくんそのまま。小さいながらに歯も塗装で再現されていて、今にも山口勝平さんの声が聞こえてきそう…
武器は銃タイプのものが1つ。これも『ビーストウォーズ』の劇中の形状にかなり似せて作られています。ちなみに手の穴は3mm穴で、武器のグリップも3mmジョイントになっています。
武器は背中に取り付けておくことが可能。
【ビーストモード】
ビーストモード。ネズミに変身。ネズミは頭が小さくサイズもなかなかにリアル…!ネズミの種類としてはスリリング30のドブネズミっぽい感じではなく、大きさ的にもちょっと可愛らしさのあるハツカネズミっぽい感じになっています。質感こそテカテカしてますが、知らない人がどこかに置かれているのをふと見たらギクッっとする可能性がかなり高いはず…
背面。しっぽが気持ち悪いね!ビーストモードはかなりかっちり固定される感じで可動は後ろ足が回転するくらい。変形はオリジナル版のパーツ移動を彷彿とさせつつ、この大きさながら手順は18ステップとなかなか多め。ただ、関節の向きを変えるところが多いので、そこを覚えてしまえば結構すんなり変形させることができると思います。
前面&背面。
側面。
武器は後ろ足部分に取り付け可能。底面には収納できません。
Thrilling 30版はアニメのように立たせることができましたが、今回もなんとなくですが2本足で立たせることができます。ただ、前足が動かないので常にパントマイムしてるみたいなポーズになります。
【比較】
ジェネレーションズ スリリング30版デラックスクラス「ラットトラップ」と(日本ではレジェンズシリーズで発売)。当時も「すごくラットルだ!」と思ったけど、今回のキングダム版はデザイン、体型ともアニメにより近づけられているのが分かります。そして比較的小さいスリリング30版ラットトラップと比べてもキングダム版はこの小ささ!
ビーストモードでも。スリリング30版は結構悪いネズミっぽさがありましたが、今回のキングダム版は可愛らしさアップ。スリリング30版、レジェンズ版のレビューは以下からどうぞ!
『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』が放送されたC-1997年に発売された「C-5 ラットル」と。キングダム版は可動と変形にボールジョイントが多用されていることもあり、オリジナル版と結構触り心地が似てるのが面白い。
ビーストモードでも。あとはラットルのマスターピース版がどうなるか…
「C-5 ラットル」のレビューは以下からどうぞ!
もっと大きさが分かるように最近のものと。左がアースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と右がデラックスクラス「スモークスクリーン」。身長的にはデラックスクラスの半分程度。
【可動・アクション】
可動はボールジョイントが多用されていることもありよく動いてくれます。腰こそ回りませんが、膝が変形の関係で二重関節になっていたり、足首もボールジョイントで少しなら角度をつけることができるようになっています。ただ、肩の付け根が胴体ではなく、背中のガワにあるのでそこだけちょっとクセがある感じ。以下、写真続きまーす。
立ち膝も可能。ちなみに前腕部分には小さくマクシマルのマークがプリントされています。
このラットラップは背中のガワも小さくまとまっているのもスゴイ。裏側もよくみると肋骨みたいなパイプの造形になっています。
銃の背中につけるためのジョイントはフォアグリップのように使うこともできます。
お尻にはフィギュアスタンド用の穴が設けられています。ただ背中のガワをずらさないと付けられないので、付けられるスタンドは限られるかも。写真もちょっと側がずれているので肩の位置がちょっと変。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ラットトラップ」でしたー!大きさはかなり小さいですが、『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場したラットルそのままで、しかも変形や可動もしっかり作り込まれています。こうやって写真でみると造形も作りもしっかりしてるので、大きさを錯覚してしまいますが、本当に小さい!きっと実物を見たり触ったりしたら驚く人多いんじゃないかな?逆にこのくらい小さくていいキャラはあまりいないので、このコアクラス自体このラットルのためにあるクラスと言っても過言じゃない気がします(実際他のコアクラスはスケール無視のタイタンクラス「アーク」用っぽいし)。この小ささにこの変形や可動を詰め込んで、さらに再現度やかっこよさも実現しちゃうなんて、本当にタカラトミーのトランスフォーマーチームはスゴイ!!オススメです!
ラットトラップの日本版は3月ですよ?