今日は「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」から「ER-06 スカイリンクス」をご紹介!「その2 合体編」!
商品名 | ER-06 スカイリンクス |
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シリーズ名 | トランスフォーマーアースライズ |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年7月25日 |
価格 | ¥13,000(税抜) |
ということで、「ER-06 スカイリンクス」レビュー「その2 合体編」です!「その2」ではダイノバードとピューマが合体した姿をみていきたいと思います!それではさっそくいってみましょー!
「その1 ダイノバード&ピューマ編」はこちらからどうぞ!
【ロボットモード】
ダイノバードとピューマが合体して「スカイリンクス」に!それぞれでもなかなかのボリュームでしたが、合体することでさらに大きくなります!大きいトランスフォーマーは数あれど、このスカイリンクスは「空飛ぶ山猫」の名にふさわしく、トランスフォーマーとしては珍しい四つ足ということもあって、これまであまり味わったことのない奥行きのある大きさに驚きます。そして大きさもさることながらずっしりとした重量感もとてもいい感じです。
背面。合体方法はダイノバードの足を畳んで、ピューマと接続するだけの簡単なものですが、しっかり融合して一体感のあるフォルムになっています。
前面&背面。
側面。
一応頭部。ダイノバードと同じです。ちなみに『2010』での口の中の武器の名前は「アセチレンブラスター」。
接続はちょっとしたコツが必要で、まず左の画像にある後部側のジョイントをはめ込みます。ここがしっかりはまっていないとすぐに外れてしまうので注意が必要。ずらしながらカッチリはまる場所を探しましょう。そして、前方のジョイントのレバーを下げながら、スペースシャトルを手前にひっぱりつつ密着させ、レバーを離して接続します。ちゃんと接続できればスペースシャトル側を持って持ち上げても外れませんが、うまく接続できていないとすぐ外れます。ただ、うまく接続できてもそもそもが結構重たいので、運ぶ際はピューマ側を持つことをオススメします…!
【ビークルモード】
ビークルモード。スペースシャトルに変形。ピューマはトランスポーターということになっていますが、フォルム的には補助ロケットと燃料を取り付けたスペースシャトルのような見た目になります(劇中も実際この形態で飛び回っています)。スペースシャトルとトランスポーターが接続されたことで、よりずっしりした塊になり、写真で感じるより実際はだいぶ重たいと思います。
背面。ちなみに、接続したままでもビークルモードからロボットモードに変形することができます。
前面&背面。
側面。
【基地モード】
基地モード。今回のアースライズオリジナルのモードです。スペースシャトルの発着台のような感じで、スペースシャトルからスロープを通して物資を取り出すようなイメージになっています。
背面。ピューマの前足部分と胴体〜しっぽ部分が大きく広がる感じで、どっしり構えられている感じがいいですね。ちなみに、ピューマ側の基地とはスペースシャトルのスラスターの5mm穴2つと接続するのですが、穴の位置が凸側とずれているのかほとんど固定できません。写真も乗っかっているだけくらいな感じで、スロープで支えているような感じ。「その1」でのコメントで同様のご報告をいただいているので、多くの個体で発生しているのではないかと思います。
スロープの角度はかなり急。またスペースシャトルとスロープは接続することはできません。
スペースシャトル部分を取るとこんな感じ。スロープ部分は閉じておくことができます。ただ、スロープを閉じてしまうとスペースシャトルは垂直尾翼がぶつかって接続することはできません。
アースライズ(一部シージ)共通ジョイントの「A.I.R(Adaptable Interconnection Retrofitter)ロックシステム」を使って、モジュレーターや他のジョイントを持つキャラクターと接続することができます。画像は「アイアンワークス」と接続したところ。ここ以外にもサイドのタラップや、スロープの先端側にもジョイントが設けられています。
ピューマの胴体部分にはスペースがあり、マイクロマスターを収納することができます。
【比較】
続いて比較。まずはアンコール版「07 スカイリンクス」と。アンコール版も結構な大きさと思っていましたが、アースライズ版はそれを有に上回るサイズ。ただ、ものとしてはかなり純粋なリメイクと言う感じで、特に変形に関してはG1版とほぼ同じ手順になっています。
ビークルモード。ビークルモードはだいぶ似たサイズ。
ダイノバードモード。首の伸び具合や足の長さなど、35年の技術の進化を感じつつも、当時品の完成度の高さにも驚かされます。
スペースシャトルオービタモードでも。
ピューマモード。今回のものは足がスラリと伸びてより獣感あるフォルムになっています。
トランスポーターモード。
ユナイトウォリアーズ版「UW-EX リンクスマスター」の「スカイリンクス」と(海外ではコンバイナーウォーズ)。当時スカイリンクスがリメイクされたことに驚きましたが、まさかそこから数年でこんな完璧なスカイリンクスが出ちゃうなんて…
ビークルモードでも。ユナイトウォリアーズ版はダイノバードとピューマの分離はありません(代わりにユナイトモードがピューマの顔になっています)。
同じコマンダークラスのシージ版「ジェットファイヤー」と。ボリューム感としては似た感じですが、密度感で言えば今回のスカイリンクスのほうが高く感じます。この2体のおかげで、今後のコマンダークラスに対する期待度が半端ないことに…!他にどんなキャラがコマンダークラスに向いているかはあまり思いつかないけれど、そういうサプライズ的なこと含め楽しみです。
ビークルモードでも。2人とも輸送系のキャラと考えると、次は「ブロードサイド」あたりかな…?ちょっと地味かな…?
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。
ビークルモードでも。
オプティマスのトレーラーはジョイントで連結可能。
【可動・アクション】
可動はダイノバードとピューマが上下で合わさった形なので、上はダイノバード、下はピューマの可動そのまま。ですが、合体することでドラゴンっぽい形状になるのでよりポーズ付けが楽しくなります。以下、写真続きまーす。
4つ足で座りポーズができる玩具はなかなかないんじゃないだろうか…
猫の伸びっぽいポーズで。つま先がツメとかじゃなくてまるいからどんなポーズも可愛く見えてしまう…!
エフェクトパーツもだいぶ増えてきたけど、センチュリオンの武器セットみたいに、エフェクトパーツもまとめて商品化してくれてもいいなあ。
ちなみに、今回はフィギュアスタンド用の穴はダイノバード、ピューマとも設けられていません。重たいからスタンドでは支えられないけども。
以上、「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」から「ER-06 スカイリンクス」でしたー!2回に分けて見てきていただいて分かるように、大きさもさることながら、プレイバリューも高く、非常に満足度の高い玩具になっています。基本的にG1トイの正当リメイクではありますが、作りもリッチで今できる最高のものが詰まっている感じがするし、新たに追加された基地モードも違和感なくいい感じに仕上がっています(スペースシャトルの接続がゆるいのはちょっと残念だけど)。シージの「ジェットファイヤー」ーに引き続き、コマンダークラスの可能性の広さを実感させてくれるものになっていて、ウォーフォーサイバトロントリロジー最後の「キングダム」のコマンダークラスがすごく楽しみになります!また、「ジェットファイヤー」に比べ日本での価格が大幅に下がって、手を出しやすくなったのもとても良かったと思います。
キャラ的にはマイナーなのでどちらかと言えばファン向けだし、人型のロボットじゃないからちょっと…という方も多いと思いますが、そうだからこその面白さも十二分にあるし、変形もG1ベースで簡単ですが、その分変形の気持ちよさや、動かす楽しさやみたいなところにこだわって作られている感じがするので、興味がある方は是非触ってほしいと思います。あとは「ジェットファイアー」みたいに映像でめちゃくちゃ活躍する可能性も秘めている感じがしないでもない…オススメです!