今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「32 オプティマスプライム(『トランスフォーマー』版)」をご紹介!
商品名 | 32 オプティマスプライム(Optimus Prime) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Studio Series |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年1月日 |
価格 | $24.99(輸入ショップ参考価格:¥5,000〜) |
というわけで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「オプティマスプライム」です!ボイジャークラスのオプティマスとしては2体目となり、2007年に公開された実写映画第1作目『トランスフォーマー』の姿を再現しています。今回のものは以前発売された『リベンジ』版を再現した「オプティマスプライム(日本版は「SS-05 オプティマスプライム」)」をベースとしたパーシャルとなります。また、リーダークラスとして発売される「ジェットファイアー」と合体して「ジェットウイングオプティマスプライム」になるためのジョイントも追加されています。日本では2019年3月に「SS-25」として発売される予定です。今回は以前出たオプティマスとどこが違うのかもしっかり見ていこうと思います!それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。イラストはこれまで描き下ろしのイラストがメインだったのに対し、既存のイラストが使われています。
台紙兼ディスプレイスタンドは『トランスフォーマー』でオプティマスが「ボーンクラッシャー」と死闘を繰り広げたハイウェイが描かれています。「Cool,Mam!」
【ロボットモード】
ロボットモード。これまで画像や展示で色々見てきたのですが、実は「SS-05 オプティマスプライム」とそれほど差を感じていなかったのですが、実際に手にとってみると明らかにフォルムが異なり、より劇中の見た目に近くなっています。特に胸周りが一新されたことで肩幅も変わり、首も長くなったことで顎も引けるようになってよりかっこよさが増しています。カラーリングも明るなって、わかりやすいオプティマスカラーになったのもいいですね。
背面。背中の作りも大きく変わっているのがわかります。脚部の作りもだいぶ変わっているのですが、それはまた後ほど詳しく。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部の造形は「SS-05 オプティマスプライム」と同じなのですが、首ができたことでかなり印象が違って見えます。そして今回一番「SS-05」と違いを出しているのが胸部なのですが、かなり劇中のデザインに寄せた形に変更されています。また、みぞおち部分の赤いパーツは脱着できるので『ダークサイド・ムーン』版も今後期待できそう。
武器は「イオンブラスター」。造形は劇中のイメージ通りで良くできていますが、若干小ぶり。
武器は背中に取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。ピータービルト・379トレーラートラックに変形。よりボンネット部分が角ばった形になり、グリル部分の面積が大きくなったことで、単体で見ると「SS-05」よりも大型のトラックに見えます。変形が変わったことで運転席横のステップ部分が奥まってしまったり、相変わらず煙突が短かったりして、惜しい部分も多いのですが、この角ばったボンネット部分が再現されてるのは結構嬉しい。
背面。リア部分も「SS-05」から結構変わってるんですが、よく見ないとあまり分からないかも。変形は意外と「SS-05」から変わっていて、特にボンネット部分の変形は大きく異なっています。改良と言うよりは体型再現や合体ギミック優先で、それに変形を合わせた感じかな?個人的には変形はやりやすさと言う点では「SS-05」の方が好み。
前面&背面。
側面。
武器はサイドに取り付けることができます。
【比較】
パーシャル元であるスタジオシリーズ版「SS-05 オプティマスプライム」(画像は海外版)と。ぱっと見で今回のものがかなりバランス良くなっているのが分かります。大きく違うのは胸回りで、この部分については「SS-05」の時点で似てないと言われていた部分でもあります。また、カラーリングも「SS-05」は渋めのカラーでしたが、今回は明るめに変更されています。では以下じっくり見てみましょう。
まずは1番の違いでもある胸回り。「SS-05」では『プライム』版のファーストエディションのような変形をしていたのですが、それが大きく変更され、胸のウインドウ部分とみぞおち部分のパーツがしっかり造形されました。また、変形が変わったことで肩幅の広さも改善されて、さらに首が長くなったので、より自然な見た目になっています。
腕周り。肩に「ジェットファイアー」と合体するための穴が追加されています。それ以外の部分も変形が変わった影響で大部分が新規パーツに変更されています。
背中。「SS-05」からより設定により近い形になり、「ジェットファイアー」との接続箇所も追加されています。さすがに劇中ままとはいかなかったようですが、より自然な形になっていてすごくいい!というか「SS-05」がちょっと適当すぎるね…
足回り。太もも部分の変形方法が変更され、よりすっきりして、太もものたくましさが際立つようになりました。代わりにひざ下のタイヤカバーを折りたためる変形がオミットされています。この部分はオプティマスのベルボトムみたいな形状を再現してくれていた部分なのでオミットされたのは残念。
ビークルモード。ボンネット部分の形状が変わったことでかなり雰囲気が変わって見えますね。また、ホイールが塗装されたことでぐっとリアル感がました感じもします。せっかくなら煙突あと5mmでいいから伸ばしてほしかった…
ボンネット部分。「SS-05」は先細りなデザインですが、今回のものはボンネットがまっすぐなラインで、その分グリル部分も大きくなっています。また、ウインドウ部分も変更されており、単体で見た場合により大型のトラックに見えるようになっています。
背面。タンク部分が大きく異なる部分。タンク後部の角ばったボックスはオミットされ、さらに運転席側のステップ部分も押し込まれているので、今回のものはサイドがちょっと寂しい感じ。
スタジオシリーズ版「SS-11 メガトロン」と(画像は海外版)。どっちも劇中にかなり近い見た目ですごい満足感!
スタジオシリーズ版『トランスフォーマー』登場オートボットたちと。左から「SS-15 アイアンハイド」、「SS-01 バンブルビー」、「SS-09 オートボットジャズ」、「SS-04 ラチェット」。アイアンハイドがやっぱりちょっと大きいかなー。あとは新カマロバンブルビーが揃えば…
【可動・アクション】
可動は基本的に「SS-05 オプティマスプライム」と同じですが、首が長くなった分首周りがよく動かせるようになりました。あとは、もしかすると「ジェットファイアー」との合体を見越してなのか、たまたまなのか「SS-05」より関節が硬めになっています。以下写真続きまーす。
もちろん膝立ちも可能。
「SS-05」でも満足してたけど、さらに劇中の見た目に近くなって、ポーズ付けも楽しい。
もちろん「SS-05 オプティマスプライム」に付属するエナジーブレードも装備できます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。ちなみに「SS-05」では縦と横の2つの穴がありましたが、今回は横の穴だけになっています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「32 オプティマスプライム(『トランスフォーマー』版)」でしたー!「SS-05 オプティマスプライム」をベースとしながら、半分以上(8割くらいかも)新規造形に置き換わりより劇中のイメージに近づけられ 、アクションフィギュアとして圧倒的な満足感があります。また、別売りの「ジェットファイアー」との合体も可能ということで(「ジェットファイアー」についてはまた後日)、スタジオシリーズオプティマスのまさに決定版と言えると思います。「SS-05」から変形が変わったことでビークルモードで若干見栄えが悪くなってしまっている点と、武器が小ぶりなこと以外は大きな不満もありません。
唯一気になることは1年というスパンで完全に「SS-05」の上位互換が出てしまったこと。管理人やコアなファンにしてみれば、「SS-05」とは変形も違うし、その差も楽しめるのですが、そうではない人たちにとっては分かりにくい状況になっちゃうんじゃないかな?とちょっと心配になります。まあ、よくあることではあるんですが、バージョン違いではなく今回はどう見ても「上位互換」なので「SS-05」がちょっと不憫に思えてしまいます(個人的には好きな玩具だけに)。とはいえ、見てきていただいて分かる通り、めちゃくちゃかっこいいので、気になる方は是非日本版が出たら手にとってみてください!
うわぁカッコいいなぁこのオプティマス…
自分も旧スタジオオプを持ってるだけに複雑な心境ですが、買いたくなるなぁ…笑 胸周りと明るい配色が良いですね!スタジオシリーズはほんとに気合いが入ってるな~