今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-09 オートボットジャズ」をご紹介!オオゥ…ジャアズ
商品名 | SS-09 オートボットジャズ |
---|---|
シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年7月21日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
というわけで、スタジオシリーズ版「ジャズ」です!「ジャズ」は2007年に公開された実写映画第1弾『トランスフォーマー』に登場したオートボットで、劇中の不幸もあり、「オオゥ…ジャアズ」のセリフと共に非常に人気のキャラとなります。当時玩具としてはデラックスクラスで「MA-04オートボットジャズ」、「MA-14 ファイナルバトルジャズ」が発売されており、その復刻として今年ムービー ザ ベストで「MB-12 オートボットジャズ」が発売されたことも記憶に新しいかと思います。第1作目で退場ということもあってか、その後ヒューマンアライアンス版が出たくらいでなかなか立体化に恵まれず、今回のスタジオシリーズ版は久々の新規玩具となります!今回もデラックスクラスでの発売となり、海外と全く同じ仕様となっています。それではいってみましょー。
パッケージ。パッケージの外から見ても中に入っているジャズはとても小さい!写真はありませんが、パッケージの中の台紙は「SS-04 ラチェット」と同じ劇中ラストの市街戦のイラストになっています。
ロボットモード。とにかく小さい!他のスタジオシリーズとロボットモードでのスケールを合わせるためというのはあるのですが、これまでのデラックスクラスの中でもかなり小さいサイズです。しかし、小さいけれどその分密度感はしっかりあり、よくある太もも部分の肉抜きなどもありません。また、ビークルモードで表になる部分は塗装になっているため、見た目もリッチ。また、スタイルも劇中の雰囲気をよく再現しており、とてもかっこいいです!
背面。フロントガラス〜ルーフ部分がひとまとまりとなっており、それを背負う形になっています。当初この背中の画像を見たときは「なかなか盛大な背負いモノだな…」と若干心配していたんですが、ジャズそのものが小さいからか、実物を触ってみると背中はあまり気にならないという。
前面&背面。拳が左右で異なっており、左手のみ5mm径の穴が空いています。
側面。かかとがしっかり後ろまで伸びているので倒れる心配はありません。
バストアップ。小さいながら頭部はかなり細かく作り込まれています。バイザー部分はクリアパーツになっていますが集光ギミックはありません。
続いて武器。シールドと武器が一体になったもので、旧玩具では「クレッセントキャノン」という名前でした。拳パーツをひっくり返すと武器を接続する専用のジョイントが現れるので、そこに取り付けます。
普通に5mmのグリップも付いているので、左手に持たせることができます。もちろん左手にも右手同様、拳パーツをひっくりかえしての装着もできます。
ビークルモード。「ポンティアック・ソルスティスGXP」に変形。これまた小さい!『リベンジ』時に発売されたスカウトクラスとまでは言いませんが、通常のデラックスクラスの車よりも1回り小さいです。ただ。前面塗装で、ウインドウやライトがクリアパーツなので見栄えはよく。その小ささからかわいいとさえ思えてくる感じになっています。変形も小さいながらなかなか凝った形になっています。胸部分をくるっと回すのがお気に入り。
背面。写真では分割線がちょっと気になりますが、これまた実物では小さいのであまり気にならずホイールのシルバーのラインがないのはちょっと残念。
前面&背面。
側面。
説明書にはありませんが、ビークルモードでも武器を取り付けることができます。
ムービー ザ ベスト版「MB-12 オートボットジャズ」と比較。これまで通常ラインでは旧玩具版の型しかなかったので、10年越しでのリニューアルとなります。旧玩具のジャズは実写映画玩具として一番最初に作られたものということで、色んな意味で10年の月日の流れを感じますね…
ビークルモードでも。半分くらいの大きさに縮んでいますが、今回のもののほうが体型をしっかり再現しています。
『リベンジ』時に発売されたヒューマンアライアンス版「RA-32 オートボットジャズ&レノックス少佐」のジャズと。ヒューマンアライアンスの中でも傑作と名高いジャズですが、今回のスタジオシリーズ版はヒューマンアライアンス版の変形を彷彿とさせる作りとなっています。
ビークルモードでも。ヒューマンアライアンスの時点でビークルモードもかなり作り込まれている感じ。マスターピースムービーシリーズでの登場も期待してしまいます。
第1作登場組のオートボットたち。あとはアイアンハイドが揃えば!というか、スタジオシリーズのラインナップが揃うスピードが早くてとてもいいんですが、逆に早すぎてシリーズの寿命が少し心配になる…贅沢な悩みか。しかし、バンブルビー、ジャズ、ラチェットが同じデラックスクラスというのがすごい。バンブルビー、ジャズサイズのためにもう一つ下のクラスを作ってもいいんじゃないかと思う…
ビークルモードでも。オプティマス以外が結構いい感じのサイズ感。
可動はなかなか良好。腰は回りませんが、腕、足ともよく動いてくれます。特に足首に横の可動があるので大きく足を広げても接地することができます。以下写真続きまーす。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。少し背中の背負いモノを広げてあげる必要があります。
スタジオシリーズ版「ブロウル(海外版)」と。劇中とサイズ感が近しいので、映画観ながら他のスタジオシリーズと組み合わせて遊ぶと楽しさ倍増。あとはムービー1のメガトロンが出てくれれば…
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-09 オートボットジャズ」でしたー!その小ささに驚いたというのがまずあるのですが、小さいながらにかっこよく、ジャズらしくとても動く玩具となっており、ついつい触ってしまう魅力があります。発売前に気になっていた背中の背負いモノも実際遊んでみると気にならないし、変形も気持ちいいです。また、この大きさはスタジオシリーズのコンセプト的には正しく、他のスタジオシリーズと組み合わせて遊ぶのがとても楽しく、映画を一時停止したり、コマ送りしたりしてポーズをつけたりすると、映画のほうでも新しい発見があったりして嬉しくなります。デラックスクラス同士でみると今回のジャズは細かく作られてはいるものの、どうしても「これとこれが同じ値段!?」と思ってしまう部分は確かにあるのですが、スタジオシリーズの中でも遊びやすいし、よく動くし、なんと言ってもカッコイイのでオススメです!
サイズが小さいだけに、甲羅をこれ以上小さく畳むのは無理でしょうね。
手足を折り畳んで更に小さく収まるのは弄っていて気持ちイイです。
しかし、武器の設置方法が説明書に書いてないあたりが
「オオゥ、ジャァズ…。」ですかね。