今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「22 ドロップキック」をご紹介!
商品名 | ドロップキック(Dropkick) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Studio Series |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2018年11月 |
価格 | $19.99 |
ということで、スタジオシリーズ版「ドロップキック」です!「ドロップキック」は映画『バンブルビー』に登場するディセプティコンの新しいキャラクターです。劇中では車とヘリコプターに変形するトリプルチェンジャーですが、今回のスタジオシリーズ版はその中のヘリコプター(ベル・ヘリコプター・テキストロン製「AH-1W スーパーコブラ」)にのみ変形します。日本でも同じ仕様で2019年3月に発売が予定されています。それではいってみましょー。
パッケージ。背面には「ベル・ヘリコプター」の正式ライセンス商品であるマークが。
台紙兼ディスプレイスタンドは空中戦の画像になっています。これは海外限定の「09 サンダークラッカー」と同じ背景です。
ロボットモード。今回、ヘリコプターにのみ変形するということで、色はグレーがメインでイラストや予告編で登場する姿とは結構雰囲気が違って見えます。そして想像以上に小さくて細い。ただ、こう見えてパーツはかなりみっちりして、実際触ってみると安っぽい感じは受けません。
背面。背中にはメインローターが大きく配置されていますが、ボディ側もがしっかり重たいのでローターの重みで後ろに倒れるようなことはありません。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部の造形はかなり細かく再現されていますが、顔だけ青いからちょっと浮いて見えるかな…写真では分かりにくいのですが、目は赤く塗装されています。胸部に配置されたヘリの機首部分はクリアパーツでできています。ちなみに、パッケージ裏のCGでは腹部にディセプティコンマークが描かれているのですが、実物はありません。そのせいでこの玩具にはどこにもディセプティコンマークがないという事態に…
武器は銃タイプのものが2つ。ヘリでミサイルになる部分が変形したもの。ロボットモードでは手に持たせる以外で取り付けられる部分はありません。
ビークルモード。ベル・ヘリコプター・テキストロン製「AH-1W スーパーコブラ」に変形。ヘリモードの再現度はとても高く、さすがこの辺りは正式ライセンスを取得しているだけあります。ちなみにWikipediaによると、アメリカ軍での運用開始は1986年ということで、映画『バンブルビー』の時代設定が1987年ということを考えると劇中では最新の兵器ということになりますね。
背面。テールブームもしっかり長く再現されています。ただ、重みでちょっと後ろに傾きがち。変形は大きさによらずかなり凝っていて、展開と移動を多用した面白い変形になっています。ロボットモードが意外とみっちりしているのはこの変形のために細かくパーツが分割されているから。
前面&背面。
側面。マーキングもプリントで細かく再現されています。ドクロのマーク部分がディセプティコンマークになっていればよかったのに…
メインローターは回転はしますが、個体差なのか勢いをつけてもくるくる回りません。ヘリとしてはちょっとつまらないけど、ロボット時にブラブラしないので個人的にはこれでも良いかも。テールローターはくるくる回転します。
エネルゴンイグナイターズパワーシリーズの「ドロップキック」と比較。エネルゴンイグナイターズ版はスタジオシリーズ版とは逆に車モードのみの再現で、ヘリ要素は全くありません。
スタジオシリーズ版「SS-16 バンブルビー」と(画像は海外版)。身長はドロップキックのほうがちょっと高め。予告編のバンブルビーとドロップキックの取っ組み合いを見ると極端な身長差はないようですね。
ビークルモードでも。ビークルモードではスケール感はさすがに違っています。実物の奥行きはビートルは4m、AH-1W スーパーコブラは14m弱あるので、バンブルビーをベースにするならば、今回のドロップキックは2/3くらいの多きさかな?
スタジオシリーズのヘリということで、「SS-08 ブラックアウト」と。さすがにリーダークラスとデラックスクラスなのでかなりの体格差。
ビークルモードでも。実物は「ブラックアウト」のMH-53ペイブ・ロウは28mで、AH-1W スーパーコブラの約2倍ということで、意外とこんなサイズ比なのかも…?
可動はなかなか良好。変形のためのヒンジが多いこともありよく動いてくれます。ボディ側がずっしりしているので背中のローターも特に影響なくポーズを取らせることができます。以下、写真続きまーす。
残念なのはパーツ構成の関係かフィギュアスタンド用の穴がないこと。せめてヘリのときにさせる穴があれば…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「22 ドロップキック」でしたー!劇中でのトリプルチェンジャーというところは無視してヘリモードに特化した玩具ですが、それはデラックスクラスなので仕方ないとして、その影響でロボットモードの見た目がだいぶ違ってしまっているのはやっぱり残念。ただ、ディテールをよく見てみるとできる限り再現しようとしている努力は感じるので、塗装が増えればまた全然印象が違うのかもしれません。その分、ヘリモードの再現度はとても高く、また変形はこれまでのスタジオシリーズのデラックスクラスの中でもやりごたえのある凝った変形になっています。ロボットから薄く細いヘリコプターに変形するのは折り紙のような感じでとても楽しい。今後車に変形するドロップキックがきっと出てくれるとは思うので、ロボットモードの見た目はそちらに期待するとして(トリプルチェンジャーはマスターピースで是非…)、このヘリコプター版これはこれでかっこいいし、変形がとても楽しいものになっているので、気になる方は日本版が発売されたら是非手にとってみて下さい!
旧カマロバンブルやジャズとほぼ同じ大きさかな…?そう思うと、確かに想像しているよりかは小さめですね。個人的にはロックダウンより少し小さいぐらいかと予想してました。ヘリ形態のみということで特徴的な青要素が減ったのが残念ですけど仕方ないか…車形態のやつで青要素多めで変形も多少複雑な感じだと嬉しいなぁ…。