今日は「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG50 シックスショット」をご紹介!
商品名 | LG50 シックスショット |
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シリーズ名 | トランスフォーマーレジェンズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年11月25日 |
価格 | ¥8,000円(税抜) |
ということで、レジェンズ版「シックスショット」です!レジェンズシリーズもいよいよシリーズナンバー50!その記念すべき50番目に選ばれたのはトランスフォーマーで初の6段変形を実現した人気キャラ「シックスショット」!日本では「ザ☆ヘッドマスターズ」、海外では「ザ・リバース」に登場したキャラとなり、特に日本版ではシナリオ的にも敵ながら非常に人気の高いキャラとなっています。一足早く海外ではジェネレーションズタイタンズリターンシリーズとして発売されたもので、今回の日本版ではヘッドマスターが完全新規となり、また頭部のヘルメットもよりアニメらしい見た目にリデコされています。それではいってみましょー。
パッケージ。今回は50弾記念パッケージとなっており、G1のパッケージをオマージュしたデザインになっているのが特徴。
ちなみに、G1パッケージはこんな感じ。煽り文なども踏襲されていますね。
Source:
トランスフォーマー D-98 デストロン忍者参謀 シックスショット/Amazon
【ロボットモード】
ロボットモード。箱型のパーツが組み合わさったオーソドックスなデザインではありますが、今風のスタイルになっていてかっこいい!カラーリングも緑と紫がとてもいい色。新しくなった頭部も「ザ☆ヘッドマスターズ」のアニメの雰囲気がよく出ていて良いですね。
背面。ちなみに管理人のものは右肩の関節が緩めで、銃を持った状態では腕をあげられないくらいでした…なので、写真のものは関節を瞬間接着剤で補強しています。
前面&背面。
側面。足が前側にボリュームがあり、直立させると少し後ろ側に重心がいってしまいます。なので、股関節をもう1クリック下げて、膝関節を逆「く」の字のようにするとカッコイイ&安定します。
バストアップ。頭部はヘルメット、中のヘッドマスター含め新規造形となっており、「ザ☆ヘッドマスターズ」での劇中のイメージに近いデザインになっています。トランスフォーマーは「ザ☆ヘッドマスターズ」から日本オリジナルの展開となり、それまでのトランスフォーマー作品よりも日本のロボットアニメっぽさを強めた感じになっているのですが、それが顕著に現れていたのがこのシックスショットだったんじゃないかと思います。逆に胸部のデザインはデザイン、立体感含めあっさりめ。ちなみに中央の黒い部分はクリアパーツになっています。
ヘッドマスター。G1時はヘッドマスターではないので、これは今回オリジナルのギミックとなり、さらにレジェンズ版では新たに「シックスショット」をモデルとして新しく作り直されました。海外版では「リボルバー」という名前でしたが、そのデザインは「ザ☆ヘッドマスターズ」28話「奇跡の戦士ターゲットマスター (後編)」でシックスショットに殺されたと言っても過言ではない「ジャック」という謎のチョイス…それはそれで欲しいから海外版もそのうち買いたい…
頭部モード。額のデザインもしっかり塗装が施されていますが、これはなんかモチーフがあるのかな…?スーパーリンクのシックスショットとか…?
頭部はこんな感じで装着します。ただ、結構がっちりはまってしまってなかなか取り外しにくいのがネック。
武器。銃タイプのものが2つ付属。G1時と同じような感じではありますが、リーダークラスの武器としては若干ボリューム不足かな?
各所に5mmのジョイント穴があるのでいろんなところに武器を取り付けられますが、オススメはここ。他の形態で翼部分をはめ込むジョイント部分が武器の突起にジャストフィットします。この突起は他のモードでは使わないので、もしかするとここに付けるように元々考えられて作られてるのかも?
武器を2つ組み合わせてウェポンビークルモードにすることも可能。
【ジェット機モード】
ここからは各モードを紹介していきます。まずはジェット機モード。船のようなジェット機としては独特なフォルム。
前面&背面。
側面。写真では影になって少し分かりにくいですが、中央部分に着地用の足があり、収納することもできます。
ロボットモードの胸部部分に当たる部分を開いてヘッドマスターを搭乗させることができます。ちなみに、全てのモードでヘッドマスターは頭部に取り付けたままでも変形できます。
各部にヘッドマスターを立たせられるピンがあります。他のモードでもいろんな場所にピンが表に来るのですが、今回はジェット機モードのみの紹介。
【バトルカーモード】
バトルカーモード。大きな4輪のタイヤが特徴的。角ばった無骨な感じがかっこいい。
前面&背面。
側面。
バトルカーモードではヘッドマスター2体を座らせることができます。せっかくなのでダニエルと。
【オオカミモード】
続いてオオカミモード。変形形態としては唯一のビースト形態。ロボットモードの手足をそのまま使うオーソドックスな変形なので少々太ましい感じに。
前面&背面。
側面。
ヘッドマスターは頭部に取り付けます。額の装飾が見えるのがいいですね。また、口は開閉可能。
オオカミモードでの可動はロボット部分に大きく依存します。首部分は根本で可動するのみ。
【サブマリンモード】
次はサブマリンモード。これはレジェンズ版オリジナルの形態になります。後部の上部にせり出した部分が潜水艦っぽいってことなのかな…?
前面&背面。
側面。
前から見るとこんな感じ。潜水艦なのに水入りまくる…!けど、海外版はさらに更に乗る人のことを考えておらず、先端の銃部分に乗せる形に…
あっ!手が滑って裏返ってしまった…!…という冗談はおいといて、実はこのサブマリンモードは海外でガンモードを出せない代わりの便宜上のモード。サブマリンモードをひっくり返すとそのまま形態は完全にG1時のガンモードと同じフォルムになります。日本でもガンモードとしなかったのは何か理由があるのかな…?
【タンクモード】
続いてタンクモード。ミサイルタンクを積んだようなデザイン。ほぼG1時と同じデザイン。キャタピラ部分はダミーですが、底面に小さな車輪があるので転がし走行が可能。
前面&背面。
側面。砲の部分は角度を付けられます。
【ウイングウルフモード】
さて、すでにここまでですでに6形態を紹介しましたが、もうひとつ「ザ☆ヘッドマスターズ」の劇中で登場した「ウイングウルフ」モードにもすることができます。このモードは「ウルトラマグナス」を倒した第7のモードということでも非常に印象深いです。
背面。「シックス」ショットという名前のアイデンティティも気にせず、劇中でモードの名のテロップも出してしまうという大胆さがいいですね。その後の展開は悲しい感じだけども…
【基地モードを考えてみる】
タイタンズリターンシリーズのリーダークラスの特徴として、タイタンマスター(ヘッドマスター)を組み合わせて遊べる「基地モード」にできるということが挙げられます。おそらくこのシックスショットも基地モードは考えられているとは思うのですが、「シックスショット」であるがゆえにそこは買った人に委ねられることに。ということで、管理人が考えてみた基地モードはこんな感じ。中央にタワーがあって、さらにヘッドマスターが座れる場所を最大限確保してみました。この他にも基地モードの可能性はかなり広そう。
大きさ比較。同じリーダークラス「LG14 ウルトラマグナス」と。大きさ的にはほぼ似たような感じ。ただ、今回6段変形ということで、各部の密度感が高く重量感もあります。
「LG32 クロームドーム」&「LG31 フォートレスマキシマス」の「フォートレス」と。シックスショットの頭部が大きく等身が低いので、デラックスクラスと並べると、大分巨大な感じに。
可動はまあまあ。6段変形ということもあり、そっちが優先された感じかな…?忍者参謀ということで、劇中でもかなりアクティブに動いていたのでもう少し動いてくれたら嬉しかったかな。足首の横ロールは完全に変形用なので細かな角度は付けられません。以下、写真続きまーす。
「MP-21 バンブル」付属のエクセルスーツを使って劇中再現(エクセルスーツの中身はたぶんスパイクだけども…)。しかし、「ザ☆ヘッドマスターズ」、「ザ・リバース」のキャラがこんなにも揃うなんて…今月のラインナップを見ると本当にそう思います。
以上、「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG50 シックスショット」でしたー!やはりなんと言っても脅威の6段変形が楽しい!ほぼ変形プロセスがG1トイと一緒なのですが、書籍「トランスフォーマージェネレーション2018」のインタビューで担当した蓮井氏が「ひとつのモードを変えてしまうと残りのモードもつじつまが合わなくなる」と語っており、それだけ当時の玩具の完成度が高かったことが分かります。そういう点では、若干G1トイを持っている人には物足りなさはあるかもしれませんが、デザインは今風になって、頭部も日本オリジナルでアニメにより近い感じになっているので、「ザ☆ヘッドマスターズ」の「シックスショット」玩具としてはまさに決定版と言えると思います!キャラ的にファンアイテム的なところは強いですが、ファンじゃない人でもこの脅威の6段+αの変形は楽しめると思うので、気になるかたは是非手にとってほしいと思います!
ヘッドオンしながら変型可なのは「なんで今までやらなかったの!?」って感じですね
こういう仕様だったらガルバトロンとかも喜んで買ったんだけどなぁ…