今日は「トランスフォーマージェネレーションズ タイタンズリターン(海外版)」から「パワーマスターオプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | Autobot Apex & Powermaster Optimus Prime (パワーマスターオプティマスプライム) |
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シリーズ名 | Transformers:Generations:Titans Return |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2016年6月 |
価格 | $49.99(輸入ショップ参考価格:¥10,000〜¥13,000) |
ということで、海外ジェネレーションズの新シリーズ「タイタンズリターン」から「パワーマスターオプティマスプライム」です!「パワーマスターオプティマスプライム」は、日本で言う「スーパージンライ」に当たり、海外と日本で設定が大きく異るキャラクターです。また、新シリーズ「タイタンズリターン」は「コンバイナーウォーズ」から続く「プライムウォーズトリロジー」の中の2番目の物語となり、「ヘッドマスター(今回の名称は「タイタンマスター」)」にスポットを当てたシリーズです。なので、今回の「パワーマスターオプティマスプライム(ゴッドジンライ)」もG1時はヘッドマスターではなかったのですが、新たにタイタンマスター「エイペックス」がヘッドオンするギミックがついた玩具としてリリースとなります。日本では「スーパージンライ」としてレジェンズシリーズで発売されることが東京おもちゃショー2016で発表されましたが、それはより「ゴッドジンライ」のイメージを踏襲したものとなるようで、今回の海外版からまた違ったものになるようです。玩具としてはコンバイナーウォーズ版リーダークラスであり、日本ではレジェンズシリーズとして発売された「ウルトラマグナス」がベースとなっていますが、変更箇所はかなり多くほぼ別ものと言ってもいいくらいのものになっています。ということで、当ブログ久々の新作海外トランスフォーマーのレビュー(こんなはずでは…)です!それではいってみましょー!
パッケージ。ヘッドオンするイラストがなかなかのインパクト!ただ、今回のパワーマスターオプティマスは厳密にはこういう形ではヘッドオンしませんがそこはご愛嬌…また、左上にはトリプルチェンジャーであることを示すマークもあります(「タイタンズリターン」はボイジャー以上は基本的にトリプルチェンジャー)。ちなみに中箱はいままでよりかなりペラペラな紙になっていて、箱に戻すのがなかなか大変だった…
「コンバイナーウォーズ」から続きキャラクターカード付きですが、今回から裏面にテックスペックが書かれるように!ただテックスペック自体は4種類の簡単なものになってます。「オプティマスプライム」に関しては、タイタンマスターの「エイペックス」が合体することで、テックスペックが「10」を超える状態に…!
ロボットモード。か、かっこいい!ジェネレーションズでは初のリーダークラスのオプティマスということもあり、そういう意味でも感慨深いものがあります。また、頭部もギミックの関係で大きめになっているので等身が若干低めなのが旧玩具のイメージにも重なり、かつて欲しくて欲しくてデパートで駄々をこねたけど、結局買ってもらえなかった子供時代の記憶が呼び起こされます(代わりにしぶしぶ「ブローニング」を買ってもらったけど、今考えるとそれでよかった)。各部のディテールも細かく作りこまれており、ベースが「ウルトラマグナス」ではありますがその面影はほとんど感じません。
背面。今回トレーラーとコンテナが一体変形をするおかげで、背面はコンテナ成分のグレーの面積がかなり多くなっています。ふくらはぎ部分に配置されたオートボットマークがいいですね。
3面。全体的にボリューム感のある感じになっています。足がしっかり接地しないのはウルトラマグナスと変わらずなのがちょっと残念かな。
バストアップ。ヘッドオンした上に更にマスクをするのですが、目の部分は開いており、奥にタイタンマスターの眼が見える形になっています。顔は「スーパージンライ」っぽさが色濃く出ており、なかなかカッコイイ感じになっています。胸部は残念ながらゴッドオンギミックはなく、造形のみで表現される形に。
続いて、タイタンマスター「オートボット エイペックス」。当時のデザインを踏襲した姿となっています。前面は特に塗装はなく、パーツの色分けのみ(日本版ではジンライのカラーリングを再現してくれることを期待)。足は左右別々に動かないくらいで、結構動いてくれます。特に腕が広げられるのがいいです。
頭部モード。顔はオプティマスプライムというよりは「オライオンパックス」をイメージした形になっているようですね。素朴な表情がなんともいえない。
ちなみにタイタンズリターンとは関係なく少し前に発売された「ブレインストーム」のヘッドマスター「カーナ」と比較するとこんな感じ。互換性があることを期待しましたが、その期待は無情にも打ち砕かれました…
タイタンマスターを合体。オプティマス本体にタイタンマスターの首部分を接続し、オプティマスのマスクを被せます。タイタンマスターと接続する部分は、首の方向が決まっているので注意(変な方向で無理やり入れると破損の恐れあり)。G1玩具のようなパワーゲージのギミックはありません。
続いて武器。手持ちの銃ははウルトラマグナスと同じものが2つ付属。
ウルトラマグナスとは異なり、グリップを固定する受けの穴がグレーのプレート部分にあり固定しやすくなっています。ちなみに、武器は連結できますが、拳の底の穴は貫通はしていないのでハンマーのような持ち方はできません。
また、両肩には肩にはジンライらしく2連のキャノンが。肩のプレートが稼働するので、こんな感じに展開もできます。
続いてビークルモード。キャブとコンテナが一体型のトラックに変形。キャブ部分はリデコ元の「ウルトラマグナス」っぽさを感じますが、コンテナはオプティマスらしいしっかりとしたコンテナになっています。
背面。コンテナ部分のモールドも細かく作りこまれていてとてもかっこいい!
武器を外して。
キャノン砲は裏返すとタイタンマスターを載せるスペースがあり、座らせることができます。タイタンマスターの足のかかと側に突起があり、それをキャノン砲のシートにちゃんと固定可能。
キャブ部分とトレーラー部分は分離はできませんが、可動は可能。
コンテナ部分にはレジェンドクラス程度であれば収納可能。デラックスクラスも入れるだけなら行けそうですが、コンテナの床に突起があるのでスムーズに出し入れは難しいと思います。
キャブ分にはタイタンマスターを固定して座らせることができます。
今回の「タイタンズリターン」シリーズの特徴の一つとして、タイタンマスターを立たせるための突起がいろんな部分に設けられていること。おかげでタイタンマスターと絡めた遊びが楽しい!タイタンマスターがたくさん欲しくなります。ちなみに一緒に写っているのはタイタンマスタークラスの「ラウドマウス」と「ナイトビート」。
続いてもうひとつのモードである基地モード。G1玩具でもあった基地モードと脚部の配置は異なりますが、それ以外はかなり近い形になっています。
背面はキャブがそのまま配置されています。ここを開けてタイタンマスターを座らせておくなんていう遊びもできます。
キャノン砲を中心の胸部パーツ部分に固定できます。ただ、そうするとタイタンマスターとキャノン砲のジョイントは付けることができません。
他のタイタンマスターたちと絡めて。基地モードでもタイタンマスターを立たせる用の突起が色んな所に用意されています。中心部分にもスペースがありレジェンドクラスのビークルモードくらいなら普通に置けそう。しかし楽しいな!
ちなみに、この基地モードは別売りのタイタンクラス「フォートレスマキシマス」と連結するためのジョイントが設けられています。
続いてリデコ元の「LG14 ウルトラマグナス」と比較。初めは「なんだオプティマスなのにまたリデコか…」とがっかりしていたのですが、いざ並べてみると半分以上のパーツが専用になっていることがわかり、かなりウルトラマグナスとは印象が違ったものになっています。あと、今回のギミックのおかげ?でかなり等身が違うのも面白い。
ビークルモードでも。特に牽引されるものが大きく形状が違い、おかげで変形もだいぶ異なったものになっています。あと、キャブ部分のデザインも同じかと思いきや違うものになっていてびっくり。ちなみに国内版はさらにG1の形状に似せたものになることが明らかになっています。
他のオプティマス玩具と。左はクラシック版で、右はコンバイナーウォーズ版。コンバイナーウォーズ版は正直質感とか含めそんなに好きじゃないんだけど、今回のパワーマスターオプティマスはかなりお気に入り。しかし今だにクラシック版は見劣りしないなあ…
最後に可動。一般的な可動箇所を備えてはいるのですが、体型やパーツ配置の関係でそれほど大胆なポーズはとれません。ただ、タイタンマスターをつけた状態でも首は回せますし、全体の安定自体はよいです。以下、写真続きまーす。
「パワーマスターオプティマスプライム」としては映像作品が存在せず、基本的にコミック内での活躍になるわけですが、基本的に「オプティマスである」ことは変わらないので、ピーター・カレン(もしくは玄田哲章)の声で話すと思って遊ぶとよいです。
マスクをしない状態でも遊ぶことは可能ですが、オライオン顔なのでイマイチぱっとしないかも…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ タイタンズリターン(海外版)」から「パワーマスターオプティマスプライム」でしたー!待望のパワーマスター型がジェネレーションズシリーズで登場ということでとても楽しみにしていた反面、上でも書きましたが「ウルトラマグナス」のリデコということで、「オプティマスなのにまた(コンバイナーウォーズにつづいて)リデコか…」と思っていたのですが、いざ触ってみるとリデコの域を超えた変更パーツと、タイタンマスターとの絡みの遊びが予想以上に楽しくできており一気にお気に入りに!また、このリーダークラスという大きさも非常によく手に馴染むのもよい!日本版ではさらに「スーパージンライ」のデザインに近づけられたものになるようで、この海外版と比較するのが今から楽しみです。唯一の難点は入手のしにくさ。管理人は海外のショップから「ブロードキャスト」とのアソートで購入したのでそれほど高くはありませんでしたが、アメトイショップではどうしてもこのパワーマスターオプティマスの人気が高くなり、品薄な上アソートの関係で値段も高いという…国内版の「スーパージンライ」の情報がもっと具体的になれば状況は変わるかもしれませんが、しばらくはこの状況が続きそうな予感がします…
ブレインストーム、残念でしたね。