今日は「トランスフォーマーアドベンチャー」アドベンチャーシリーズから「TAV50 ハイパーサージオプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | TAV50 ハイパーサージオプティマスプライム |
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シリーズ名 | トランスフォーマーアドベンチャー アドベンチャーシリーズ |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年6月25日 |
価格 | ¥8,000(税抜) |
というわけで、アドベンチャーシリーズ「ハイパーサージオプティマスプライム」です!7月からいよいよアニメ第3期となる「トランスフォーマーアドベンチャー マイクロンの章」が開始されるわけですが、今回の「TAV50 ハイパーサージオプティマスプライム」はそれに合わせた形で発売される大型商品となります。海外では「パワーサージオプティマスプライム」として発売が予定されており、今回の日本版ではカラーリングをより馴染みのあるものにし、さらにライト&サウンドギミックのサウンド部分は「アドベンチャー」でオプティマス役を担当する楠大典氏による新録となっているのが大きなポイントです。そもそもこの姿のオプティマスが劇中に登場するか謎な部分も多いのですが、登場するであろうと信じてレビューしたいと思います。それではいってみましょー!
パッケージ。とにかくでかい!イラストは日本オリジナルのものになっています。しかし、アドベンチャーシリーズももう50体目とは…
ロボットモード。これまたでかい!大きさはリーダークラスよりも大型で迫力満点!プロポーションもマッシブな体型がかっこいいです。日本版はより「オプティマスプライム」としてイメージできるカラーリングとなっており、とてもオプティマスらしい風貌になっています。
背面。ハイパーサージモードで展開する翼が結構なボリュームになっています。ビークル時のキャブ部分は購入時にははずされており、自分でつけるのですがまさにとってつけたような感じです…
3面。スタイル自体はどっしりとしてとてもよく、また足首にも横軸の稼働があるので接地もしっかりしてくれます。あと翼ですがロックがとても弱く、通常モードで遊んでいるとすぐに翼が展開して若干イライラします…
バストアップ。顔はアドベンチャーのオプティマス玩具の中では群を抜いたかっこよさだと思います!胸部も塗装がしっかりされているので見栄えもよく、両サイドのパーツが立体感を出しているのもよいですね。
腹部(マイクロンを取り付ける穴が開いているところ)がスイッチになっており、押すとライト&サウンドギミックが発動します。サウンドは今回すべて新しいもののようで「TAV21 オプティマスプライム」や「TAV33 オプティマスプライムシュプリームモード」とは違うものになっています。ただ、「TAV21」などは2つの音声を組み合わせて、様々なパターンを言わせる形でしたが、今回は固定の音声のみとなっています。管理人が遊んで確認できた音声は以下。
・「マイクロン 合体だ!」
・「マイクロン 君たちの力が必要だ!」
・「地球の平和のために 負けるわけにはいかない!」
・「エアロボルト キミの力が必要だ!」
・「私とともに来い マイクロン!」
・「マイクロン 私に力を!」
・「スタースクリーム 決着を着けるぞ!」
・「おのれ ディセプティコン!」
・「ここから先は私に任せろ!」
・「プライムソード!」
・「この戦い 負けるわけには行かない」
ここで気になるのが「スタースクリーム」という名前が出てくること。「マイクロンの章」では登場するのかな…?あと、こころなしか音質がこれまでのものよりよくなっているように思います。
電池は横腹に単3電池を1本入れる感じ。ちなみに今回オンオフのスイッチがありません。電池1本なのもそうだけど、スイッチなくても電池を節約する新技術が採用されているとか…はないか…
武器の「プライムソード」。オプティマスのボディに見合った大きさで迫力があります。破損防止のためかクリア部分と下のグリップ分は簡単に取り外せます。また、グリップ部分に突起があり、手に持たせる際の方向が決められています。これはなにか意味があるんだろうか…
つづいてマイクロン「エアロボルト」。他のアドベンチャー系のマイクロンと比べると、とても作りは単純。
5mmの突起があるので、腕などにも取り付けることができます。シールドちっくな感じかな。
そして、オプティマスの腹部のスイッチ部分に「エアロボルト」を取り付けると、ライト&サウンドギミックとともに、自動でマスクオンになり、肩のキャノンと背中の羽が展開し「ハイパーサージオプティマスプライム」に!一気に複数箇所が連動して展開するのが面白い!背中のクリアの翼が印象的で、更に大きさが増したように感じます。
背面。普通のオプティマスに戻すときは、背中の黒い部分を下に引くとマスクとキャノンが収納されるので、そうしたら翼をたたみます。ちなみに、翼部分のクリアパーツは若干角度をつけられますが、ちょっとでも深く曲げると破損防止のためかすぐに外れます…
バストアップ。かつて「ダークサイド・ムーン」時に発売された「アルティメットオプティマスプライム」を髣髴とさせるようなマスクですね。ちなみに、マスクオンモードでは首は動かせません。
「エアロボルト」を取り付けたまま、「エアロボルト」自体を押し込むとハイパーサージモード専用の音声が流れ、胸部分と肩部分が発行します。管理人が確認できた音声は以下のとおり。
・「ハイパーサージキャノン スタンバイ!」
・「ディセプティコン 決着の時だ!」
・「パワーアップした私の力 思い知れ!」
・「ハイパーサージキャノン 発射!」
・「今度こそとどめを刺す!」
・「うおおおおおお!もう一発だー!」
・「まだだ!まだ終わらんぞ!」
シャアか!
4月から発売された「アドベンチャーシリーズ」は「マイクロン」がメインとなっており、この「ハイパーサージオプティマスプライム」に付けられるよ!というのが結構大きく書かれています。しかし、実際にマイクロンを付けることができる箇所は意外と少ないです…
他のマイクロンでもハイパーサージモードに出来ますが、「エアロボルト」とはジョイントが異なり、奥まで差すことができずハイパーサージ用の音声などはならせません…
ビークルモード。これまでのアドベンチャー版オプティマス同様、コンテナ付きのトレーラーに変形(今回はお世辞にもコンテナと呼べるようなものではないですが…)。変形は見ての通りかなり簡単ですが、それほど気持ちのいい変形ではないです…
背面。脚部や腕がそのまま配置されており、変形はオマケと言われても仕方ないような感じ…
「プライムソード」を取り付けることも可能。取り付け位置がちょっとわかりにくいです。
マイクロンをつけて。ビークルモードでもマイクロンを取り付ける場所は少なく、ルーフ部分にたくさん穴が開いているように見えますが、ねじ穴で浅くて全然固定できなかったりします…
「TAV33 オプティマスプライムシュプリームモード」と比較。「TAV21」と「TAV33」のオプティマスは日本限定となるのですが、こう比べると海外版はやはりマッシブなイメージに寄せる傾向があるように思います。かっこよさでは今回のハイパーサージが顔のイメージやスタイル含めて上かな。肉抜き感ではどっちもどっちだけど…
ビークルモードでも。今回のハイパーサージ版の思い切りの良さが際立ちます…
「TAV29 バンブルビーシュプリームモード」とも比較。でかいよ司令官!ボイジャーサイズくらいのアドベンチャー版オプティマスがほしい…
可動はそこそこですが、足首の横軸可動があるおかげで接地がしっかりするので、それだけでもかなりよいです。以下写真続きまーす。
「エアロボルト」と。エアロボルトはアニメ本編に出てくるんだろうか…
「ハイパーサージモード」で。首は動かせないけど可動にはそれほど不満はなし。
トランスフォーマーアドベンチャー」アドベンチャーシリーズから「TAV50 ハイパーサージオプティマスプライム」でしたー!まずはとにかく大きい!パーツ構成などもかなり単純で、さわり心地は新興国向けの「サイバーシリーズ」に近く、「TAV21 オプティマスプライム」などはかなり趣が異なります。海外でも通常ラインとは異なる「パワーサージシリーズ」として発売されているようなので、通常のラインとして購入を検討している方は注意が必要です。ただ、日本オリジナルの塗装は海外版に比べてかなりオプティマスっぽい感じになっておりそれがすごくかっこいいし、ガシガシ遊べる遊びやすさもあり(翼の暴発とかはあるけど…)個人的には「TAV21 オプティマスプライム」などより満足度は高いです。とは言え、大きさがものを言ってか定価が8,000円と新アニメのフラグシップアイテムとしては非常に高めになっており(海外版でも50ドル程度と結構お高め)、価格分の満足度は人それぞれ異なってしまうのではないかと思います。あとは劇中に出てくれるのを祈るばかり…