2014年8月9日から17日にかけてパシフィコ横浜展示ホールB・Cにて行われた「トランスフォーマー博」の様子をご紹介!
ということで日本初、世界最大級のトランスフォーマーイベント「トランスフォーマー博」のレポートです!8月9日(土)から17日(日)の9日間にわたってパシフィコ横浜展示ホールB・Cで行われ、トランスフォーマー単体としては過去例を見ないトランスフォーマー30周年にふさわしい大規模なイベントとなりました!管理人も初日の9日と、16日の2回行くことができましたので、今回も管理人視点で「トランスフォーマー博」の模様を紹介したいと思います!それではいってみましょー!
【パシフィコ横浜】
会場となる「パシフィコ横浜」はいわゆる横浜の「みなとみらい」地区にあるコンベンションホール。当日は夏休みということと、「トランスフォーマー博」以外にも様々なイベントが行われていたので非常に賑わっていました。
もちろん「トランスフォーマー博」が最大の目的なのですが、それ以外にも魅力的なイベントがたくさん…ちなみに「トランスフォーマー博」の開催期間中みなとみらいではピカチュウが大量発生していました。
【全体マップ】
まずは「トランスフォーマー博」の全体マップから。約10000㎡におよぶパシフィコ横浜展示ホールB・Cを使いきった会場はどこもかしこもトランスフォーマーだらけ!!まさにトランスフォーマーファンにとっては夢の様な空間でした!会場は大きく分けて7つのゾーンに分けられており、それぞれ特徴あるコーナー作りとなっていました。ゾーンは以下のとおり。
会場は入口から「④プロジェクションマップングゾーン」まではほぼ一本道。その後「⑤メインホール」以降は会場内の移動は自由ですが、一度「⑤メインホール」まで進んでしまうと、それ以前のゾーンには再入場で入り直す必要がありました。もちろん出口から出てしまうと入口からの再入場となってしまうのですが、当日であれば出口で再入場スタンプを手に押してもらえば何度でも入ることが出来ます。続いてそれぞれのゾーンについて見て行きましょう!
①エントランスゾーン
まず「エントランスゾーン」です。エントランスゾーンは主にトランスフォーマーの30年の歴史や、ハリウッド版ムービーの紹介など、イントロダクション的な役割を果たしていました。
1:入口
会場の入口はパシフィコ横浜展示ホールC側からとなります。会場入口横には巨大な「トランスフォーマー博」のパネルが。ここで記念写真を撮る人も多かったです。
入口横にはチケット売り場が併設されており、前売り券を持っていない人は当日券をここで購入する必要があります。初日に行った時はコアなファンが多かったということもあり、みんな前売り券を購入してきていたようであまり並んでいる人は見ませんでした。ちなみに管理人も初日は「G1スラッグ」付きのチケットで入場しましたが、2回目は当日券を購入しました。
トランスフォーマー博の当日券かっこいい! pic.twitter.com/8MV2BqwSe5
— 超偏見超変形/リベンジ (@Chohenken) 2014, 8月 16
こんな感じで、当日券もかっこいい!ちなみに小人用当日券はバンブルが描かれていた模様。
ということで入場。初日はさすがに勢いがある入場でみんな早足で会場にどんどん入っていくのが印象的でした。すごく人がたくさんいた割にはその後の展示には人が少なく、どうやらみんなまずは物販に走ったようですね。というのも直前に「トランスフォーマー博」公式ツイッターが以下のツイートがあったためと思われます。
@teba_haru 初日からの売り切れ御免で販売させていただきます。ただし、1名様各種2個までの販売となります。お早めにお越しください!
— トランスフォーマー博 (@TF_EXPO) 2014, 8月 8
結果的には会場限定商品は初日で売り切れたものはなかったようですが、それでも3日目からは売り切れになるものが出てきていました。この辺についてはまた後ほど。
2:「トランスフォーマーとは」パネル
エントランスゾーン入ってすぐの壁に「トランスフォーマーとは?」と題されたパネルが。ここでは簡単にトランスフォーマーのプロローグが説明されています。もうこの時点で「サイバトロン」や「デストロン」といった表現ではなくなっているのが寂しいような…
3:歴代司令官の展示
やはり歴代司令官が揃うと圧巻!あとは何気に「スターセイバー」が白いパーツが日焼けしてないのが個人的に感動しました(笑)
4:「トランスフォーマー」30年の系譜
続いてトランスフォーマーの歴史が歴代司令官&破壊大帝の玩具と共に大きなテーブル2つを使い順に解説されていました。ダイアクロンやミクロマンからトランスフォーマーが生まれたことや、トランスフォーマーにとっての大きな転換期などがわかりやすく説明されています。ここで「自分はどこからトランスフォーマーにはまったか」、「どこで離れたか」など一緒に来ている人に話す姿が多く印象的でした。
まずは1980年の「前史」。トランスフォーマーの前身である「ミクロチェンジシリーズ」と「ダイアクロン」の時代。
1984年「誕生」。アメリカで「THE TRANSFORMERS」として発売。その後日本に逆輸入され爆発的な人気となります。ちなみに、展示は左は司令官(コンボイ/オプティマス)、右は破壊大帝(コンボイのライバル)という配置となっていますが、書かれている説明文はどちら側も同じ内容でした。
2007年「革命」。マイケル・ベイによるハリウッド版実写「トランスフォーマー」の誕生。また、両軍のエンブレム(
20??年「未来」。これからもトランスフォーマーは続いていきます!
5:オールスパーク&映画「トランスフォーマー」
玩具の系譜のあとは、トランスフォーマーの新しいステージとも呼べるハリウッド実写版「トランスフォーマー」の紹介。
モニターでは旧トリロジーの映像が流れ、またその背後には「トランスフォーマー」第1作に登場した「オールスパーク=キューブ」が。「キューブ」は特に劇中をイメージした大きさではなく1.2m×1.2mとだいぶ大き目の迫力のあるものに。
6:映画「トランスフォーマー」パネル
ここでは映画「トランスフォーマー」旧トリロジーの作品ごとの解説が写真とともに。
7:REMEMBER CICAGO
エントランスゾーン終わり付近には「トランスフォーマー/ロストエイジ」を象徴するワードでもある、「Remember Cicago」のパネルが。これは次のジオラマゾーンへの布石となっています。
②ジオラマゾーン
続いて「ジオラマゾーン」に移動。ここは「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」でのディセプティコンに襲撃されたシカゴをモチーフとしたジオラマが広がります。
1:カマロ
ジオラマゾーンの入り口には旧トリロジー版のカマロが鎮座。ここでカマロと一緒に写真を撮っている方が多かったです。
2:バンブルビー
すでにお馴染みとなりつつあるバンブルビー像。映画第1作目から映画のたびに現れ、この夏もいろんなところで見ましたが、破壊された街のジオラマの中にある姿はまた新鮮。
3:倒れた電車
「ロストエイジ」のシカゴのシーンでも印象的だった倒れた?電車が。サムたちがシカゴについた直後、オプティマスたちが助けに来るシーン付近で見ることができます。
4:オプティマスプライム
こちらも各種イベントでおなじみのオプティマスプライム像。ここでは「ダークサイド・ムーン」で地球を去るシーンをイメージした玄田氏によるナレーションが流れていました。
5:巨大ジオラマ
破壊された街が再現された巨大ジオラマが一面に広がり、ところどころに玩具が配置されていました。
「ダークサイド・ムーン」をイメージしたジオラマということで、配置されている玩具もすべで「ダークサイド・ムーン」のメックテックシリーズから。
ジオラマゾーン自体が結構暗く、トランスフォーマーたちがあまり目立っていなかったのが残念。というか、あんまりいなかったような…?戦っているキャラの組み合わせも謎なものが多く、せっかくなんだから「ダークサイド・ムーン」のシーンをもっと再現してほしかったなあ。
6:「ロストエイジ」キャラクタースケール
「ジオラマゾーン」と「ディセプティコンゾーン」をつなぐ通路には「トランスフォーマー/ロストエイジ」に登場するトランスフォーマーたちの身長を表した図が!数字はすべて「フィート」で表されていました。「オプティマスプライム」は28フィート(約8.5m)。最初フィートと気づかず「28メートル!?でけえ!」と思ったのはナイショ。
「ドリフト」は17フィート(約5.2m)。オートボッとの中では一番小さい。
「クロスヘアーズ」は27フィート(約8.2m)。オプティマスより1フィート小さいだけ。何気にでかい!!
「グリムロック」は恐竜モードで35フィート(約10.7m)。てかハウンドないとか…!
「スティンガー」は19フィート(約5.8m)。バンブルビーよりちょっと大きめ。
ロックダウンは22フィート(約6.7m)。ガルバトロンもいない…!!
③ディセプティコンゾーン/④プロジェクションマッピングゾーン
続いて「ディセプティコンゾーン」と「プロジェクションマッピングゾーン」。この2つのゾーンはかなりゆったりとした作りとなっており、各ゾーンに展示物は1つだけ。
1:メガトロン
なんとここには「トランスフォーマー/ロストエイジ」で実際に使用されたメガトロンの頭部が展示!!劇中でもかなり印象的な使われ方をしていたので、まさかその実物をこうして見れるとは感動!実物大ということもありかなりの迫力で、その作り込みはさすがハリウッドというべきものでした。
逆側から。というか、「ダークサイド・ムーン」の最後のオプティマスの一撃はこんな程度のやられ具合では済んでいなかったような…
横には「最後の公開」かも知れない!というパネルが。まあ、移動も大変そうだしなあ。
2:プロジェクションマッピング
ここでは今なにかと話題のプロジェクションマッピングを見ることが出来ました。動画を撮ってきてみたので、まずはそれをどうぞ!
このプロジェクションマッピングは、プロジェクションマッピング自体を広く知らしめることとなった東京駅3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」などを担当したネイキッド。実際のプロジェクションマッピングは上の動画のオプティマスとバンブルビーの横に更にスクリーンがあり、そこにオプティマスとバンブルビーのビークルモードが映し出されて、それが中央のロボットモードの像に変形するというような構成になっていました。その変形が狙ったのかどうなのか、「ロストエイジ」の人造トランスフォーマーの変形っぽくなっていたのが面白かったですね。今後こういう機会がまた合えば、リアルカマロを使って、それがギコガコしているようなのが見てみたいなあ。
ということで「トランスフォーマー博」レポートその1はここまで!その2は近日公開予定です!
詳細なレポートお疲れ様です★
イベントには参加できませんでしたが、こうして雰囲気だけでも楽しませて頂けて有り難い限りです。8/15(金)の「Oha!4 NEWS LIVE」の「週刊うちだタイムス」のコーナーでTF博の特集をやってましたね(たしかDOTM公開初日にも特集していて当時MCだった坂木萌子キャスターもTFのファンと仰ってましたよ)。
拝見しますに、よほど広い会場だった様ですね。TFではタブー視されがちな縮尺の表記、全然合ってないあたりが何ともお茶目ですが、ジオラマではTF4本編のネタバレ防止等も考慮するとあまり突っ込んだ内容にもできなかったでしょうし、主催者様側もさぞや大変だったと思います。
…小規模でいいので近場でもやってほしいです(^^;)