今日は「トランスフォーマージェネレーションズ コミックエディション(海外版)」から「ショックウェーブ」をご紹介!
商品名 | ショックウェーブ(Shockwave) |
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シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ コミックエディション |
クラス | – |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2024年7月 |
価格 | $39.99/Hasbro Pulse限定 |
ということで、コミックエディション「ショックウェーブ」です!この「ショックウェーブ」は1984年にスタートしたマーベル版コミック『The Transformers』に登場する姿を再現したもので、玩具としてはシージ版リーダークラス「ショックウェーブ」の本体のみにコミック風のペイントを追加したものとなります(アーマーは付属せず)。さらにボーナスパーツとしてマーベル版コミック第5話に登場した「オプティマスプライムの頭部」が付属します。アメリカではHasbro Pulse限定で発売されたもので、2024年8月現在日本での販売予定はありません。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。表面はマーベルコミック第5話「The New Order」の表紙がそのまま使用されています。裏面にも5話のコマが配置されています。
横面には新規イラストが。このイラストはこれ以降のコミックエディションの箱と並べることで1つのイラストになります。
箱には蓋がついていて、開けると中に玩具が収納されています。扉の裏には「ショックウェーブ」によって頭をもがれて機械に繋がれた「オプティマスプライム」の頭部のシーンが描かれています。この第5話くらいからショッキングなシーンなど徐々に増えていき、アニメとコミックとの方向性の違いがより明確になっていきます。
【ロボットモード】
ロボットモード。玩具としてはシージ版「ショックウェーブ」から変更はなく、カラーリングのみ変更されています。コミックの2D的な陰影や印刷の網点を再現したようなドット模様が特徴的。ボディーは淡めのパープルで、こちらもコミック内のカラーを再現しているものと思われます。
背面。
前面&背面。
側面。
バストアップ。シージ版でクリアパーツだった部分は全て不透明なパーツに置き換わったこともあり、特徴的なモノアイも黄色で塗りつぶされています。胸部のクリアパーツも白くなり中は見えなくなっています。
コミックエディションということで、各部に2D的な表現がプリントされています。これまでアニメのセル画チックな表現はありましたが、コミック的な表現は今回が初かも?
腕や脚部にもプリントが。イラストとして影が落ちている部分が黒いプリントで表現されています。なので、陰になる胸部の下面は真っ黒に塗りつぶされています。
武器は左腕のレーザー砲。
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンの宇宙船に変形。時代の流れでG1当時の銃モードにはなれませんが、コミックの中では銃モードでもビュンビュン飛び回っていたのでこの見た目でも意外と違和感はありません。
背面。
前面&背面。
側面。
ブリッジ部分。左右に伸びるウイングの影がプリントで表現されています。
ビークルモードをひっくり返すとなんちゃって銃モードにすることができます。
【オプティマスプライムの頭部】
続いて「オプティマスプライムの頭部」。購入時はこんな感じでパーツに分けられています。頭部を支えるアーム?部分はランナーに繋がれていて、自分で切り取って組み立てる必要があります。
組み立てるとこんな感じ。パッケージの蓋の裏にも描かれている第5話のラストに登場するシーンを再現できます。 土台部分も網点が再現されていたり、作りは意外としっかりしています。
背面。
「オプティマスプライム」の頭部。コミックの見た目を再現した造形で、とても「G1コンボイ」らしい頭部になっています。ただ、鼻と目の下部分は青いままで、コミックではその部分はマスクと同じカラーになっているので少し違和感があります。
そしてこの「オプティマスプライムの頭部」はアースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」に取り付けることができます(もちろんシージ版ボイジャークラスにも)。アースライズ版の頭部はエッジの立ったシャープな顔立ちでしたが、今回の頭部は丸みのあるレトロな雰囲気漂う頭部で、これはこれでなかなかいい感じ。ちなみにこれから発売される86シリーズ版コマンダークラスの頭部とも変えられるようですが、その場合は頭部が少し小さくなってしまうようです。
【比較】
シージ版リーダークラス「ショックウェーブ」と。違いはカラーリングのみ(シージ版のケーブルのつける場所が違ってました…)ですが、胸部などクリアじゃなくなっていることもあり結構違って見えます。こうして並べて比べてみるとコミックエディションはちゃんと2Dっぽく見える!
ビークルモードでも。
Dramatic Capture Series版「ネメシスブリッジ」の「ショックウェーブ」と。「ネメシスブリッジ」はアニメカラーの再現。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はシージ版と同じでよく動いてくれます。まずは第5話の表紙をイメージして。以下、写真続きまーす。
「ショックウェーブ」はアニメとコミックでキャラ付けが違う代表格。アニメでは「メガトロン」に忠実な部下ですが、コミックでは座右の銘である「論理に重きを置く」という考えのもと、「メガトロン」よりも自分がリーダーに相応しいと反逆の限りを尽くします。そういう意味では今回のコミックエディションの第1弾に相応しいキャラだと思います。
2次元コミック風プリントも十分かっこいいんだけど、ベースのシージ版が結構ディテールが盛られているのでそれとの相性の悪さは少しあり。
コミックではオプティマスは首だけになって、しばらくは退場してしまうという衝撃展開。小さいバスター少年も欲しかったな。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ コミックエディション(海外版)」から「ショックウェーブ」でしたー!少し前に国内でDramatic Capture Seriesでほぼ同じ仕様で発売されていることもあり、そこまで驚きのようなものはありませんが、2次元のコミック風なプリントは意外と自然に見えて面白く、以降のシリーズも心配せず購入できそう。マーベルコミックは日本でも翻訳が続いてくれていることもあり、アニメとは違う「あのショックウェーブ」として遊べるのも楽しい。個人的にはこの「ショックウェーブ」よりも「オプティマスプライムの頭部」の方を楽しみにしていたのですが、想像よりもしっかり作られていて、ショッキングなシーンを再現できるのが楽しかったです。
(比較のところ、むしろシージ版の腕後ろにケーブル差す方が正しい…ハズ)