今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-91 サイドウェイズ」をご紹介!
商品名 | SS-91 サイドウェイズ |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2022年10月29日 |
価格 | 3,200円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「サイドウェイズ」です!「サイドウェイズ」は実写映画第2目である『トランスフォーマー/リベンジ』に登場したディセプティコンの一員です。スタジオシリーズとしてはもちろん初登場で、完全新規造形となります。海外では2022年に「88 Sideways」として発売されています。それではいってみましょー!
追記:胸サイドを正しい形にした画像に差し替えました。
【パッケージ】
パッケージ。解説文が哀愁漂います。
台紙兼ディスプレイスタンドの背景は「サイドスワイプ」と同じ『リベンジ』の冒頭の上海。
【ロボットモード】
ロボットモード。これまで『リベンジ』時に発売されていたデラックスクラスの印象が強く、ここまでモンスターチックな体型だったとは気づきませんでした…!劇中でもロボットモードの姿は一瞬で、あっという間に真っ二つにされてしまうので、公開から10年以上経って劇中の姿に忠実な玩具が出るというのはとても感慨深い。大きな腕、細い腕が第1作目の「バリケード」っぽさも強く、明確に「悪い奴」感が出ていてカッコイイ。
背面。背中もまとまりよく、ツンと伸びたウインドウの羽がいい感じです。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔も今回の玩具で初めてちゃんと認知したかもしれない…顔は全体が塗装されていることもあって立体感が際立ちます。胸部周りもしっかり変形で再現されているのも良いです。ちなみに、胸両サイドのパーツですが、本当ならもうちょっと角度をつけられます。管理人のものはゆるくてすぐにここまで倒れてしまう…本来は腕の付け根のヒンジ部分を上に上げきるのが正しい変形で、そうするとサイドのパーツも上がり切る形になります。コメントで教えていただきありがとうございました!
追記:胸サイドを正しい形にした画像に差し替えました。
武器。右腕が変形したような感じの3連砲。複雑な形状の腕にスポッとジャストフィットするのが気持ちよく、また親指は外に出ていて、それで固定するような感じになっています。ちなみに、ハスブロのSam Smith氏のInstagramによれば、劇中では武器は登場しなかったのでゲーム版に登場した武器を参考にしたとのこと。
取り外した武器は背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。劇中では「アウディ・R8」に変形していましたが、今回はなんとなくそれっぽい玩具オリジナルのスポーツカーに変形します。アウディらしさみたいなところは結構感じるし、色合いも合わせられていますが、ディテール多めの未来感ある形状になっています。
背面。リアライトもちゃんと塗装されてるし、リアのウインドウもちゃんとクリアなのがいいですね。変形はビークルモードの中に各部のパーツがみっちりピッタリと収納されるのが気持ちよく、かなり緻密に設計された感じがします。また、胸周りや腕部分など細かい部分の変形もあってメリハリがあってとても良いです。
前面&背面。
側面。
武器はリア部分に取り付けておくことができます。
【比較】
2011年『リベンジ』公開時に発売された「RD-05 サイドウェイズ」と。今のデラックスクラスと比べると『リベンジ』時の作りのリッチさをものすごく感じます。「サイドウェイズ」といえばこの玩具のスタイルや色味のイメージがすごく強い。あと『リベンジ』版を久々に触ったけど足が小さくめちゃくちゃ立たせにくかった…
ビークルモードでも。『リベンジ』版はよりアウディ感強めなデザインになっています。
スタジオシリーズ版「SS-77 サイドスワイプ」と。名前も似てるからなんとなくライバル感あるけど、映画では一方的に「サイドスワイプ」にやられちゃう感じで退場の速さにそれは驚きました…
ビークルモードでも。
ちなみに、ボンネット部分をおあつらえ向きに開けることができて、そこに「サイドスワイプ」のブレードを固定することができます。マイケル・ベイはアウディの車嫌いなのか…?あんなことされたら、そりゃライセンス出してくれないよなあ。
【可動・アクション】
可動は良好。モンスターチックな体型なのでポーズづけも楽しい。ただ、足回りの関節(特に足首)が緩く、最初はすごく立たせにくい…ボールジョイントなので、ボールを太らせるなどでキツくしてあげるとしっかり立てるようになります。これは海外版から変わらずなようでした。以下、写真続きまーす。
劇中でのロボットモードは本当に一瞬。しかも上海の民家をローリングしながら通り抜けていくだけという…けど、やられ方がとにかくインパクト強いのですごく印象に残るおいしいキャラだと思います。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-91 サイドウェイズ」でしたー!実写映画のキャラなの中ではやられ方がとにかく印象的で、スタジオシリーズ化がここまで後ろになるとは思っていませんでした。その分、シリーズが成熟してデラックスクラスのクオリティというか、練度みたいなものが上がっている中で立体化されていて、とても良いものに仕上がっています。足回りなどの関節が緩いのだけ玉に瑕ですが、変形の精度の高さや、独特な体系が遊んでいて楽しいです。
真っ二つに分割、は流石に無理か