今日は「トランスフォーマー/ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ」から「AD01 オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | AD01 オプティマスプライム |
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シリーズ名 | TFロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
価格 | ¥7,500(税抜) |
ということで、いよいよ発売となった「トランスフォーマー/ロストエイジ」玩具からレビュー第1弾はもちろんこの人!リーダークラス「オプティマスプライム」です!昨年のニューヨークコミコンでお披露目されてから早8ヶ月たった訳ですが、間に「ファーストエディション(海外ではプレミアムエディション)」が今年2月に発売されており、「トランスフォーマー/ロストエイジ」版の新しい姿での玩具としては2つ目となります。海外では今回からムービーシリーズも「ジェネレーションズシリーズ」として発売されることになり、日本は「ムービーアドバンスド」シリーズと名を冠し、海外版により劇中を再現した塗装を追加した仕様となっています。しかし、今回のリーダーオプティマスが大きな期待だけで待たれたかというとそうではなく、「ファーストエディション」版がみんなが思うような出来ではなかったことと、この「ムービーアドバンスド」版がその「ファーストエディション」版と非常に作りが似ているということ、リーダークラスとしてはかなり小柄で、かつライト&サウンドギミックも搭載されていないことから不安も非常に大きかったのも事実です。果たしてその不安は的中したのか!?それではいってみましょー!
パッケージ。「ロストエイジ」玩具から始まるトランスフォーマーブランドで統一されるパッケージデザイン。更にこれまでのリーダークラスの箱よりも一回り小さくなっています。そしてやはりと言いますが、今回からキャラクターの強さを表す「テックスペック」がなくなっているのが残念。
裏面。池袋のトイザらスで行われた発売カウントダウンイベント「トランスフォーマーセレブレーション2014」で行われた開発デザイナーサイン会があり、管理人はこのリーダーオプティマスの箱裏にサインしてもらいました!上から大西裕弥生氏、幸日佐志氏、蓮井章悟氏、斉藤祟光氏のサインとなります。本当は開けたくなかったんだけど、背に腹は代えられぬ…
今回のパッケージは海外と同じものが使われており、ムービーシリーズではお馴染みですが、日本版はパッケーの上からシールが貼られています。表面にも日本語表記が見えるようになっているのがポイント。
中のブリスターと玩具を固定する紐が今回から写真のような「新品の靴下についてるアレ」のようなものがメインに(海外版ジェネレーションズ「ホワール」でも使われていました)。
ロボットモード。実物を手にとって見ると、これまで公開されてきた画像を見て募った不安はどこへやら!めちゃめちゃかっこいい!!特に日本オリジナルの仕様である追加塗装によってシールド以外のシルバー部分がすべて塗られており、それによって豪華さがアップ!心配していた大きさもそれほど小さく感じず、手に馴染む大きさとなっています。
背面。ご覧のとおりなかなかの背負いものをしています。公開されたときから改良されることもなく清々しいほど。なにげに腰の横のプレートがこの背負いものから出ているので、なにか手を入れてどうにかするのはなかなか難しそう…
3面。やはり背中が気になるものの、実際触ってみると全体がかっこいい分これはこれで全然アリになってくるのが不思議なところ…トランスフォーマーはやっぱり触ってなんぼなんだな、と実感させてくれます。
バストアップ。昨年のニューヨークコミコンで発表された時はなんとなくもっさりとした顔に感じていたんですが、実物は超絶イケメン!!更に日本版の頭部は全面塗装が施されているので、更に陰影がくっきりとし造形が際立っているのもいいですね。また、胸部分の塗装はメッキだと思っていたんですが、実際はメタリック塗装となっており、その質感が実にいい感じ。
今回、ビークルモードからロボットモードに変形する際、胸のパネルをたたむと頭が飛び出すギミックがあります。海外版のレビューなどで、その際に首が飛ぶような動画がアップされていましたが、確かに跳ね上がる力は強いですが首が飛ぶほど接続部分はやわではないように思います。
続いて武器の「ソードオブジャッジメント」。ファーストエディションでも同じ武器が付属していましたが、それよりも一回り小さくなっており、その分塗装箇所が増えています。
ちなみに手の部分は剣が持たせやすいようにか、親指部分が開くようになっています。これは嬉しい!
続いて「ベクターシールド」。ファーストエディションは「センチネルシールド」でしたが、おそらく同じものなのではないかと思います。盾の機能の他に、先端の銃で攻撃できるのかな?シールド自体にギミックはありません。
続いてビークルモード。「ロストエイジ」で新たにスキャンし直すことになるであろうトラックで、「ウェスタンスタートラック」製「ウェスタンスター4900」という車種のカスタム仕様とのこと。グリル、バンパー、そしてサイドのタンクとマフラー部分がメッキ仕様になっています。ウィンドウ部分がイエローなのがちょっと玩具っぽさを強めてる気がするけど、色のバランスとしてはアリなのかも。
背面。キャリー部分にシールドと、写真ではわかりませんが底面に剣を取り付けることが出来ます。ちなみにタイヤはファーストエディション同様ゴム製となっています。若干経年劣化が心配だから、保管するときとかは少し注意かも。
武器を外して。他のオプティマスやコンボイのトレーラーが引けるかどうかは試してないけど、「ダークサイド・ムーン」版のメックテックトレーラーあたりがちょうどいいかも?
続いて他のオプティマスとの比較を見て行きましょう。はじめは今年2月に発売された「ファーストエディション(プレミアムエディション)」との比較。大きさはファーストエディションがいわゆるこれまでのリーダーサイズとなっており、今回の「AD01オプティマスプライム」の小ささが分かると思います。
正面。変形のプロセスというか、作りはかなり共通している部分があり、ムービーアドバンスド版はファーストエディションからいくつか変形過程を意図的に増やしているような印象。ただ、プロポーションや造形という点では圧倒的に今回のほうが上なのは間違いありません。というか、やっぱりこう見るとファーストエディションが大味すぎるんだよな…
横面。横から見るとパーツの配置が結構違ってるのがわかりますね、
背面。前述のとおり、作りは似ているので背負いものも似たようなものを背負っています。
ビークルモードでも。かなりの大きさの差がありますね。再現度という点では予告編を見る限りでは今回のムービーアドバンスド版のほうが上にように感じます。というかファーストエディション版はなんか縦に長いんだよね。
つづいて、ムービー第1作版リーダークラス「MA-01 オプティマスプライム」と比較。肩のパーツがあさっての方向を向いてるのはご愛嬌…1作目のオプティマスはこれはこれで管理人は非常に好きで、いまだによく変形させて遊びます。しかしプロポーションという点から見ると、トランスフォーマーもだいぶ進化したんだなあと思う。
続いて「リベンジ」版「RA-01 オプティマスプライム」と。トランスフォーマーとしての変形の複雑さという点ではこのリベンジオプが頂点だと思うのですが、今回の「ムービーアドバンスド」シリーズはその「リベンジ」をターニングポイントとして捉えているようで、変形の複雑さではなくアクションフィギュアとしての可動や遊びやすさを重視した作りとなっているようです。まあ、リベンジオプや確かにやり過ぎな感じではあるけれど、個人的にはまたこれくらい複雑な変形とプロポーションを両立した新デザインのオプティマスを触ってみたい。
こちらもビークルモードでも。このブログのおかげ?で管理人はこのリベンジオプを幾度と無く変形させてきたのですが、もしリベンジオプ変形選手権があったら結構上位に食い込める気がする…
可動はいろいろ制約はあるものの、アクションフィギュアとしての遊びやすさを重視した、と言うだけあっていい感じでポーズを取ることが出来ます。以下写真続きまーす。
肩と腰のプレートが大きく開くことでハッタリが効いていい感じに。あとは何気に親指が稼働するのがポーズに大きく影響を与えてると思う。
ファーストエディションよりもかなり可動はしやすく、首がボールジョイントなこともあり目線が決まってかっこいいポーズが取れます。あとは腰が回るのもいいですね。
トレーラーではいきなりこの姿で大破していますが、果たしてどんな活躍を見せてくれるのか…!
以上、「トランスフォーマー/ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ」から「AD01 オプティマスプライム」でしたー!正直昨年のニューヨークコミコンで発表されてからずっと出来を心配していましたが、まずお店で箱に入った状態を見た時に「うお!かっこいい!!」と声が出てしまうほど今回の日本版の塗装の威力は半端無く、一気に評価はいい方向に変わりました。変形もファーストエディションとパーツの配置なんかはかなり似ていますが、プロセスも増えていますし、変形のしやすさも格段に良くなっています。これほど触ってみて評価が上がるトランスフォーマーは久しぶりで、リーダークラスとしての威厳はしっかりと備えたオプティマスプライムになっていると思います。ただ、この評価は日本国内の「ムービーアドバンスド」シリーズだからであって、果たして海外と同じ仕様だったらどうだったろうか?という疑問は残ります…あと、はやはり「値段」。これまでのリーダークラスであればライト&サウンドギミックもなく(いるかいらないは別として)、大きさも一回り小さくて価格は据え置き…事情はわからなくはないですがやはりお財布には厳しい。ま、そんなふうに思うところもありますが、「イマイチそう」と思ってる方や、「ファーストエディションとおんなじやん!」と思って買うのをやめてしまった方は是非お店で実物をみてこのかっこよさを見てほしいです!オススメ!!
今回のロストエイジ組は全体的に変形が簡単ながら小気味良くて何度も変形させたくなりますね。
再販組と比べるとその扱いやすさにまず驚かされます(再販組は金型の歪みもありますが)
変形簡略化と聞いた時はオイオイも思いましたが、PEが示したかった路線はこういったお手軽さだったんでしょうね。
アレのせいで最悪な方向で不安を煽られる形となりましたが…。
国内版の塗装の仕様変更は本当に英断でしたね。
特にリーダーオプに関しては別物過ぎて、店頭で見た時の衝撃といったらなかったてす。
背中のガワも後輪をスライドして遊んだりしてると不思議と愛着が湧いて見慣れてきますねw
変形は簡単ながら面白く、アクションフィギュアとしての完成度も高いのが本当に素晴らしいです。
初代ムービーオプ、リベンジオプと比べても遜色ない良リーダーオプだと思います。