
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「56 ショックウェーブ」をご紹介!
商品名 | 56 ショックウェーブ(Shockwave) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年12月 |
価格 | $49.99 |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「ショックウェーブ」です!「ショックウェーブ」は実写映画第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』に登場したキャラクター。今回はスタジオシリーズ版ボイジャークラス「メガトロン」(リベンジ版)のパーシャルとなり、ボイジャークラスからリーダークラスへクラスアップするという珍しいパターンになっています。また、付属品として「N.E.S.T隊員」、「ウィーリー」、「ブレインズ」が付属しています。日本では「SS-45 ショックウェーブ」として2020年に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。イラストは新規…かな?表面の左上の白いかたまりはN.E.S.T隊員のパラシュートが折りたたまれたもの。

台紙兼ディスプレイスタンドは『ダークサイド・ムーン』終盤のシカゴでの降下作戦シーンを再現したもの。
【ロボットモード】

ロボットモード。めちゃくちゃカッコイイ…!マッシブな体型はまさに劇中そのままで、ディテールの再現度もすごい!さらに外殻部分はスタジオシリーズ版「グリムロック」のようなウェザリングっぽい塗装が施されていて見た目もとても綺麗でリアル。ボイジャークラス「メガトロン」のパーシャルではありますが、ほとんどそれを感じさせません。

背面。背中もしっかり作り込まれています。ショックウェーブの大きな特徴の一つでもある背中から伸びるケーブルも太く存在感があっていいですね。脚部の裏を見ると「メガトロン」である名残があって、さらにかかと部分は少々無理矢理感のある処理になっているのですが、意外とこれが劇中のゴチャゴチャした雰囲気を出してくれていたり。


前面&背面。背中のスラスターは動くので角度をつけることができます。


側面。

バストアップ。頭部も忠実に再現。目は塗装のみでクリアパーツは使われていません。胸部の造形もすごいことになっていて、質感もかなりリアル。

武器。まずは右手の粒子波動砲。取り外しはできず、またケーブルも腕、背中どちらも外すことはできません。砲身部分は軟質パーツでできています。

ギミックというほどではないのですが、親指部分が別に作れていて付け根部分は可動します。

左手にはブレード。ブレードは全体が軟質パーツ製で、結構柔らかめの素材なのでぐにゃぐにゃします。また、左手部分も軟質パーツでできていて、こっちもちょっとぐにゃぐにゃ。もうちょっと硬い素材でもよかったなあ。
【ビークルモード】

ビークルモード。エイリアンタンクに変形。劇中では変形することはなく、また管理人はコンセプトアートも見たことがないので、映画の設定として存在しているのか不明…ですが、形状としては『ダークサイド・ムーン』時に発売されたボイジャークラスやサイバーバースと同じような形になっています。写真で見るとなんだかよく分からないくらいゴチャゴチャしてますが、世紀末的な感じでなかなかカッコイイ。

背面。三連のスラスターが迫力あっていいですね。変形はパーシャル元であるボイジャークラス「メガトロン」の変形パターンを踏襲している部分が多く、他のスタジオシリーズのリーダークラスなどと比べるとかなり大分簡単で、少々物足りなさを感じちゃうかも。


前面&背面。


側面。

底面。底を見ると変形がどんな感じかなんとなく分かると思います。メガトロンのパーシャルということで、メガトロンの割れる爪先部分なんかも使われているのですが、ショックウェーブでは特に活かされることなく、造形と車輪だけが使われるような形になっていて、ちょっともったいない。

メガトロン同様、顔が前を向く形で配置されています。
【N.E.S.T隊員】


N.E.S.T隊員。パラシュートはビニールっぽい布製で、6本の紐でつながれています。シカゴでの降下作戦でショックウェーブを瀕死に追い込むシーンを再現できます(最終的にはオプティマスに腹をえぐられて、目を引っ張って背骨を引っこ抜かれる訳だけど…)。どうしまっておくか悩む…
【ウィーリー&ブレインズ】

「ブレインズ」(左)と「ウィーリー」(右)。かなり小さいのですが、しっかり塗装が施されています。どちらも可動箇所はありません。足の裏に穴が空いていて、ショックウェーブの肩に設けられているペグに取り付けることができます(写真は下の方で)。

背面。

ショックウェーブと並べるとこんな感じ。こりゃなくすね!
【比較】

パーシャル元のスタジオシリーズボイジャークラス「メガトロン」(写真は海外限定「31 バトルダメージ メガトロン」)と。表から見ると、二の腕と足の付根くらいしか共通部分は見当たらず。最近のパーシャルは一昔前の「リデコ」と言われていたときから大きく方法が変わってきていて、きっと今後ますますいろんな形でのパーシャルが増えていくんじゃないかと思います。

ビークルモードでも。パーツ配置は大体同じですが、脚部などの変形がない分、ショックウェーブのほうが変形は簡単です。

『ダークサイド・ムーン』公開時に発売されたボイジャークラス「ショックウェーブ」(写真はムービー ザ ベスト版「MB-04 ショックウェーブ」)と。旧版は玩具然とした感じが好きですが、8年経ってこんなのが出ちゃうなんて思わないよなあ。

ビークルモードでも。こう見ると上部は大体同じですが、下部は結構違ってますね。

スタジオシリーズ「SS-39 ジェットウイングオプティマスプライム」のオプティマスと。

ビークルモードでも。トレーラーが武器庫になるオプティマスが出たり、こんなそっくりなショックウェーブが出たりいい時代になったもんだ…逆にここまで揃っちゃうとこの後実写系の玩具展開が心配になるくらい…

『ダークサイド・ムーン』に登場するディセプティコンの参謀たちがスタジオシリーズで揃ってしまった…真ん中奥がリーダークラス「メガトロン」、真ん中前がデラックスクラス「サウンドウェーブ」、右がボイジャークラス「スタースクリーム」。
【可動・アクション】

可動は非常に良好。特に脚部の可動が優秀で、足首もスタジオシリーズ1と言っていいほどよく動くので迫力のあるポーズを取らせることができます。以下写真続きまーす。


足首がよく動いてくれるのでどっしり立たせられます。この辺は変形が割り切られてるからこそかも。

劇中では粒子波動砲に弾を充填する姿がかっこよかった!今回のショックウェーブもそんな感じのポーズが取れます。

ウィーリーとブレインズは本当に小さいので、無くさないように注意!撮影中ブレインズがどっか行って探しまくりました…(棚の下に入り込んでた…)

ショックウェーブの肩に突起があるので、そこにウィーリーとブレインズを載せることができます。写真ではウィーリーだけがその突起を使っていて、ブレインズは絶妙なバランスで立っています。

N.E.S.T隊員 と絡めて。隊員の足の裏にも穴があるので、ショックウェーブの肩に取り付けられます。パラシュートは管理人が上の方で手で持ち上げてます。


以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「56 ショックウェーブ」でしたー!まずはロボットモードの圧倒的な再現度!造形も塗装も素晴らしく、まさに欲しかった『ダークサイド・ムーン』のショックウェーブになっています。可動もスタジオシリースの中ではトップクラスなので、かっこよくポーズを付けることができます。一方、ボイジャークラス「メガトロン」のパーシャルということもあってか(違うクラスからのパーシャルであること自体は面白いんだけど)、他のスタジオシリーズのリーダークラスと比べると変形やビークルモードは若干物足りなさを感じてしまいます。まあ、そもそも劇中ではビークルモードが存在しないのである意味割り切れてしまう部分ではあるのですが…また、武器や手に軟質パーツが使われているのですが、柔らか過ぎるのがちょっと気になるかな。とはいえ、ロボットモードのかっこよさを前にしてしまうとどうでも良くなるほどなので、ショックウェーブ好きの方は是非日本での発売を楽しみにしてほしいと思います!
この記事へのコメント
絶対買うわこれ!
一体の情報量が凄まじい…個人的にはssロックダウン並だな。
ここから更にリデコして『ロストエイジ』のトゥーヘッドも出して欲しいですね。
オマケも『ロストエイジ』時代のブレインズで。
スティンガー以後に出た人造TFの手抜き具合を見るとそんな凝ったもん出してくれなさそうだけども。
ウィーリー達の再現度も、サイズに対して凄い!けど自分も失くしそう。
ケーブル完全接続はちょっと不安だな、経年劣化で千切れたりしないだろうか。
付属品が意味不明 オプのナックルとか付けて欲しかった
正直、最近のトランスフォーマーの軟質パーツはなんのために設計されてるんだろう、と思う。軟質パーツだと経年劣化が怖いし、もともと変なクセがついてるとお湯につけたりしても完全に元に戻らないこともあるし。さすがに今回のショックウェーブのブレードや手の部分が硬いプラスチックだったとしてもなかなか怪我することは起きないんじゃないかなぁと思ってしまう。軟質パーツでしか表現できないものもあるから、軟質パーツが嫌いなわけじゃないけど、あまり頻繁に使ってほしくない。プラスチックのカチッとしたトランスフォーマーが自分は好きだなぁ。
※5オプティマスを持ってなかったら
もっと意味の解らない上持て余す付属品なのですが…
※6
対象年齢の安全基準値以内に無理矢理にでも納める為だと思います。
普通のプラだと多分角が完全に削られてのっぺり造形になるでしょう…
SSショックウェーブ…こいつぁスゲーぜ…!できればナックルとかつけて欲しかったなあ…ウィーリーとブレインズあるならまだ行けるって!絶対NEST隊員がコスト引っ張ってるって!それと当時から思ってたこと言うけども…実写TFってディセップを敵としか見てないからキャラの良さなんにも伝わんないままいつの間にかキャラが死んでる。ショックウェーブとか特にそうでデザインはまあまあ良いのに劇中で言ったことが少ないのとクローズアップされた部分が少ないからどうしても強化型雑魚にしか見えず、なんか単眼の雑魚兵士いたけどあれなに?状態にしかなってないのが残念至極…(ここで言うべきことではありませんが、
excellentショックウェーブ!
造形・色彩・威圧感
どれをとっても「劇中再現」の謳い文句に違わぬ出来栄え…
しかも可動も十全とか最高傑作では?
特に言及されて無いけど写真見る限り左手に開閉機構があるっぽいのが嬉しい
パーシャル元のメガトロンにあった首の不具合は無さげかな?まああれは海外版と日版とで何故か材質が違ってたからこのショッキーもまだ不安はあるが…
あとはエネルギーケーブルの劣化か、これはもう「ショックウェーブ」トイ全ての宿命だから仕方無いが
※7
見るからに全身ゴツゴツのトゲトゲですもんね…
むしろ左手とブレードが一身に背負ってくれたからこの仕上りと考えることも?
サウンドウェーブもそうだったけど、飼い主(本体)よりペット(生物兵器)の方が暴れてるんだよなあ てかこっちのディスプレイがnestで ジェットウイングの方がドリラーなのね
イゴールの方が凝ったつくりしてる
※11
イゴール処かダイアクロン隊員よりも小さいんですよねこの二人…
パラシュートの帆が頭にかかって慌てている姿は、正直かわいかった
素直にカッコイイ。
だけど、グリムロックさんもそうでしたが
「変形玩具」としてはどうなんてしょう…
正直、劇中にビークルモードが登場しなかった分、開発者の腕の見せ所であったはずで、どんな変形をするか楽しみでしたが、やはり見た目に力を入れたみたいですね。
もちろんカッコイイし、発売が楽しみですが、
開発者魂心のの変態変形も見たかったなぁ…
レビューありがとうございます!
これは紛うことなきショックさん!CGの宣材だと紫の風味が強めで微妙に感じてたのですが、実物はこんなウェザリングがあったんですね。それでいて可動が広いとは…パーシャル品でありながらこの隙のなさは素晴らしいです。キャノンのケレン味もあってすごく楽しそう…。
にしてもこのシリーズのサイズ寄せ技術の高さはキャラを揃えるたびにびっくりします、メガ様やスタスクと身長ほとんど変わらない…。こういうクラスを超えたサイズ調整はもうWFCでもなされていて今や当たり前って感じですけど、改めて考えるとすごいありがたいことですね。
※8 分かる。
実写ショックウェーブは結局忠臣だったのか野心家だったのかすら分からんまま死んでったなぁ。小説とかで言及あるのかしら?
それはそれとしてSFモチーフになるとスタジオシリーズはたまに凄まじい出来のを出してきますね。
SSムービー1メガトロンはSSリベンジメガトロンの胴体前面をそのまま流用してるけど、パーシャルのショックウェーブはメチャクチャカッコいい体を作ってもらえたようですね。
ドロップキック⇔スカイドリフトでも感じたけど、パーシャルと言っても工夫とか改善があって良いですね。買おう。
レビューありがとうございます。
親目線で見ますと、軟質パーツは低年齢でも扱いやすいので、子供と遊ぶときは安心です。
SSのクロウバーやグリムロック、TLKスコーンなど、刺々しいデザインのTFが特に好きということもあり、破損リスクは低いほうが良いです。
その反面、耐久性・経年劣化は避けられないですよねぇ。
プラスチックに永遠はありませんから、数年おきに新作を出すのがメーカーの宿命なのかなぁ・・・
という現実問題はさておいて、今回のSSショックウェーブはかなり高い再現度で驚きました!
私も輸入しちゃおうかなぁ。
踵は実は元のCGを忠実に再現してるんですよー
メガトロンは胴体のスカスカを受け入れることが出来ず、結局売り払ったのですが、このショックウェーブはスカスカではないように見えますね?
購入したいんですが、どこで買いましたか?
※7
でしたら、ジェットファイアに付属したオプティマスの胸部パーツはどうなんでしょう
あれもオプティマスを持っていなければ意味不明アイテムになるような……
今回のジョッキーはMPMでも余裕で通用するレベルですな!
買うしかない、我慢できないから海外買おうかな
国内版だけかもしれませんがケーブルは腕側の方は軟質パーツ部分だけ取り外し(グリグリ回しながら引っ張る感じ)肘側の穴に取り付けられました!あまり変わりありませんが笑
久しぶりに見て気づいたけどウィーリーとブレインズの説明が右と左逆になってますね……
ssムービーシリーズのトランスフォーマー 纏めて再販して欲しいなぁ。
>>タカロットさん
ご指摘ありがとうございます!
修正させていただきました。