レビュー:ミッシングリンク C-12 グリムロック | オレ、グリムロック、とても動く

この記事は広告が含まれています。
レビュー:ミッシングリンク C-12 グリムロック

今日はミッシングリンクから「C-12 グリムロック」をご紹介!



商品名グリムロック(Grimlock)
シリーズミッシングリンク
クラス-
メーカータカラトミー
発売日2026年7月25日
価格17,000(税抜)

ということで、ミッシングリンクから「C-12 グリムロック」です!「グリムロック」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場する、メカ恐竜へ変形するサイバトロンの部隊「ダイノボット」のリーダー。今回の「C-12 グリムロック」は、1985年に発売されたG1玩具版の姿や変形機構、ダイキャストパーツを使用した構成などを受け継ぎながら、全身に可動関節を追加した完全新規設計のアイテムとなっています。それではいってみましょー!

【パッケージ】

ミッシングリンク グリムロック パッケージ
ミッシングリンク グリムロック パッケージ

パッケージ。これまでのミッシングリンク同様、G1玩具のパッケージをオマージュしたもので、イラストは新規に描き起こされたものになっています。また、今回は「人間フィギュア」が付属しており、その部分も見えるようになっています。

ミッシングリンク グリムロック パッケージ

箱の中はこんな感じ。当時の玩具同様、発泡スチロールの中箱になっていて、また取扱説明書用のスペースも再現され、紙ものが収納されています。

ミッシングリンク グリムロック 紙もの

紙ものは取扱説明書、シール、キャラクターカード、シークレットフィルム、そしてミッシングリンクのカタログ。

キャラクターカード。

【ロボットモード】

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

まずはロボットモード。基本的な見た目はG1玩具版「グリムロック」そのものですが、こうしてちょっとした立ちポーズを取るだけでもG1玩具とは全く印象が違って見え、感動を覚えるほど。元々使用されていたシルバーメッキやクリアパーツ、ダイキャストパーツはそのままに、当時の玩具でシールだった部分が、細かな造形と塗装に置き換えられて、非常に密度の高いリッチな見た目に仕上がっています。また、今回のミッシングリンク版では頭部がより自然な位置に配置されており、それと合わせて自然にポーズがつけられるおかげで、現代の玩具と比べても遜色のないスタイルになっていると思います。ちなみに、これまでのミッシングリンク同様、当時の金型は一切流用されておらず、すべて新規に作り起こされています。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

背面。背中部分のパーツにも細かく造形と塗装が施されています。また、新たにかかとパーツが追加され、ポーズをつけた際に簡単に倒れないようになっています。

前面&背面。

側面。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

バストアップ。頭部もG1玩具と同じ見た目が忠実に再現されています。胸部のパーツも当時の玩具と同じく、メッキにクリアパーツが嵌め込まれており、内部メカが透けて見える作りになっています。さらに、その上に造形と塗装がかなり細かく施されているのがわかります。ちなみに、写真は照明の影響で胴体のメッキの反射がかなり顔に映り込んでしまっていますが、通常の環境下ではここまで映り込まないのでご安心ください…!

今回のミッシングリンク版は、頭部の位置がG1玩具より前に配置できるようになっています。これにより、より自然な見た目にすることができます。右の写真のように、G1玩具と同じ位置にすることもできるようになっていて、当時のイメージにより忠実な見た目にもできます。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

手は人差し指〜小指を動かすことができるようになっています。とは言っても厳密に「手を開く」ような形ではなく、「手が開いたように見える」ように動かせる、と言った方がよいかも。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

首元の模様もメッキ部分に細かく造形&塗装されています。「メッキの上に塗装!?」と思ったのですが、なんと塗装部分は別パーツになっています。ボディの裏側から見るとそれがわかるのですが、この辺りのやりすぎとも言える細かい作り込みもミッシングリンクの見どころであり、ミッシングリンクたらしめている部分でもあると思います。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

肩のネジは本物ではなく、造形と塗装でネジが再現されています。G1玩具ではネジ留めされていた部分ですが、今回は新たに肩周りの関節が追加されたことによって、G1玩具でネジが使われていた関節は不要になったのですが、当時の玩具の見た目を再現するためにあえて造形で再現されています。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

今回新たに追加されたかかとパーツ。これによってポーズを取らせた際にも、転倒しにくくなっています。可動の追加とはまた違った、ある意味かなり踏み込んだ改修ではありますが、実際これがないとポーズにかなり制限がかかるので、このかかとの追加はかなり嬉しい!また、見た目も当時の玩具をイメージしてか、少し無骨な感じで馴染んで見えるのもいい感じ。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

武器。まずは銃タイプの「ダブルレーザーガン」。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

もうひとつ銃タイプの「ミサイルランチャー」。先端のミサイルパーツは別パーツになっていて、発射スイッチがありますが、スプリング発射ギミックはオミットされています。

ミッシングリンク グリムロック ロボットモード

「サーベル」はG1玩具版に付属していたものと同じデザインですが、今回はダイアクロン玩具(恐竜ロボ)や当時のパッケージイラストをイメージしたシルバーメッキ仕様になっています。また、造形的にもG1玩具版と比べて、先端がよりシャープになりました。

【ビーストモード】

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

ビーストモード。「ティラノザウルス」に変形。こちらも見た目はG1玩具そのままの姿が再現されています。恐竜モードでは、シールだった部分が造形と塗装に置き換えられていることが特によく分かります。ダイノボット共通の特徴である、首元のクリアパーツとメッキの組み合わせもしっかり再現されており、ロボットモード同様非常に豪華な作りになっています。ちなみに「グリムロック」の前身はダイアクロン時代に発売された「恐竜ロボ」ということもあってか、今こうしてみるとだいぶメカメカしいデザインになっていることに気づきます。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

背面。しっぽと手はシルバーメッキになっています。変形も基本的にG1版「グリムロック」と同じ工程で、シンプルにサクッと変形できます。変に硬い部分などもなく、ミッシングリンクの中でも変形しやすいように思います。ロボットモードでは首の位置を前方に移動させる工程が追加されていて、これによって頭部が胴体の中央に近い自然な位置へ収まるようになっています。元の変形を壊さず、完成後のスタイルを改善するための工夫が盛り込まれています。

前面&背面。

側面。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

口は開閉可能。そして、首も回転できるようになっています。一見動かなそうに見えるのですが、回転する部分と、変形のためのヒンジパーツ部分が分離されていて、初めて動かした時にかなり驚きました。また、目の部分がG1玩具では塗装のみでしたが、今回のミッシングリンク版では別パーツになっていて、より立体的な見た目になっています。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

さらになんと、腕は肩と肘が可動!G1玩具でも肩の回転はありましたが、今回は肩を下ろせるようになっています。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

シークレットエンブレムはしっぽの付け根部分に貼られています。指で温めることで、サイバトロンのエンブレムが出てきます。ちなみに、貼られている部分が曲面になっているのと、シークレットエンブレムのシールの素材が硬い影響で、ちょっと浮き上がってしまうのが難点。そのままにしていると何かに引っ掛けてシークレットエンブレムが剥がれたり、折れ曲がったりしてしまう恐れがあるので、端が浮いてきたら、押さえて元に戻しておきましょう。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

しっぽを動かせるようになっており、しっぽを上に上げて、体勢を起こせば「直立姿勢」にすることができます。直立姿勢にすることで、アニメの「グリムロック」のスタイルにより近くなります。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

後ろから見るとこんな感じ。

人間(女性)フィギュア

「人間(女性)フィギュア」。これは「C-11 デルタマグナス」に付属していたものと形状は同じで、色味が「カーリー」をイメージしたものになっています。これまでの人間フィギュア同様、足底にはマグネットがついているので、鉄製のものの上に立たせることができます。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

ティラノザウルスモードの背中にコックピットがあり、そこに人間フィギュアを収納することができます。このギミックはダイアクロン玩具だった名残となります。

ミッシングリンク グリムロック ビーストモード

人間フィギュアを乗せて、コックピット部分を閉じることも可能。人間フィギュアは固定できないので、コックピットの開閉時に巻き込まないよう注意。

【比較】

ミッシングリンク グリムロック 比較

G1玩具版「グリムロック」と。こうして比べると、動きをつけられるようになったことの恩恵が半端ない!手足を少し広げてポーズを取っただけでも、生き生きとした印象になります。また、首の位置が変わったことの恩恵もあり、同じ形状の玩具とは思えないほど印象が違って見えます。

ミッシングリンク グリムロック 比較

ティラノザウルスモードでも、こうして並べると、足の付け根のネジが造形に置き換わっているのがよく分かります。また目の部分も別パーツになったことで、より立体的に目立つようになっています。ちなみに、管理人のG1玩具版グリムロックは以前イベントで購入したもので、シールも武器もないものですが、今回のミッシングリンク版のシールを貼ってあげたい衝動に駆られる…!

ミッシングリンク グリムロック 比較

スタジオシリーズ86版「グリムロック」と。こうして見ると、アニメのデザインは、玩具の見た目をうまく落とし込んだものになっていたんだな、ということに改めて気づきます。

ミッシングリンク グリムロック 比較

ティラノザウルスモードでも。今回のミッシングリンク版は直立姿勢モードにできるようになり、それだけでかなりアニメの雰囲気に近くなるのがすごい。スタジオシリーズでもダイノボットたちが時間をかけて全員リーダークラス化されたので、ミッシングリンクでも他のメンバーの商品化に期待せざるを得ない…!

ミッシングリンク グリムロック 比較

ミッシングリンク版「C-01 コンボイ」と。G1玩具では「コンボイ」よりも「グリムロック」がこんなにも小さかったんだ、と今になって気づく…

ミッシングリンク グリムロック 比較

ビースト&ビークルモードでも。ビースト&ビークルモードでは「グリムロック」が一気に大型化したような感じになるのが面白い。

【可動・アクション】

ミッシングリンク グリムロック ポーズ

可動は非常に優秀。腰こそ回転しないものの、現代のジェネレーションズ系玩具と見間違うほど自由にポーズを付けられます。肩を外側に開けるほか、手も開閉可能で、武器を構えたポーズも自然に決まります。また、引き出し式の足首が追加され、縦と横どちらにも動くのが感動的で、可動と展開式のかかとによって接地性も非常に高いです。ただ、管理人の個体は股関節の可動が緩めで、脚を大きく開くと外側へ広がってしまい、倒れてしまうことがありました。また、上でも書きましたがシークレットエンブレムは左脚の曲面部分に貼られているため、端が浮きやすいので、動かしているときに引っ掛けたりしないよう注意した方が良さそうです。以下、写真続きまーす。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ
ミッシングリンク グリムロック ポーズ

股関節周りの作りはだいぶ複雑で、G1玩具同様、太ももの可動がそのまま残っているところに、さらに足を前に出せる可動が追加されています。若干、正しい位置が分かりにくいけど、当時の可動箇所がそのまま残っていることも仮想復刻を名乗るミッシングリンクでは重要な要素だと思います。ちなみに、股関節の緩みは「パーマネント マット バーニッシュ」で調整しました。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ

手首も回るので、サーベルをかっこよく構えることができます。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ

G1玩具では足首部分はなく、膝下は1つのパーツで構成されていたのですが、ミッシングリンクでは「足」に当たる部分が分割され、さらに二重関節で引き出し式になったことで、かなり自由にポーズをつけることができるようになりました。さらにかかとが新たに追加されたことで、かなり安定して立たせることができます。G1玩具のダイノボットたちは、この「グリムロック」と同じような脚部の構造を持つものが多いので、他のキャラのミッシングリンク化の際にも同様の処理が期待できます!

ミッシングリンク グリムロック ポーズ
ミッシングリンク グリムロック ポーズ

肩の作りもだいぶ特殊で、肩を横に上げる可動軸が2つ用意されています。これはロボットモードとティラノザウルスモード両方の可動を考慮したもののようです。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ

お尻部分に3mm穴があるので、フィギュアスタンドに接続することができます。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ

リスペクトモード。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ

ティラノザウルスモードでも。今回はロボットモードと合わせて、ティラノザウルスモードにも多くの可動が追加されたのが嬉しい。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ
ミッシングリンク グリムロック ポーズ

直立姿勢モードにすると一気に愛嬌が出るのが不思議。

ミッシングリンク グリムロック ポーズ
ミッシングリンク グリムロック ポーズ

以上、ミッシングリンクから「C-12 グリムロック」でしたー!G1玩具そのままの見た目に現代的な可動を追加するというミッシングリンクのコンセプトと、「グリムロック」という元々完成度の高かった玩具との相性が抜群で、これまでのシリーズの中でも特に分かりやすく驚きを感じられるアイテムになっています。まず見た目については、G1玩具でシールだった部分が造形と塗装で細かく再現されており、さらにメッキ、クリアパーツ、金属パーツといった元々の豪華な要素もしっかり継承されているので非常にリッチな作りであると感じます。さらに人間フィギュアをコックピットに搭乗させられるなど、ダイアクロン時代まで含めた遊びを再現できるのも楽しいです。そして何より可動が素晴らしく、腰が動かないことを除けば、肩や腕、脚部をかなり自由に動かすことができます。首の位置を前へ移動できる構造や、展開式のかかとを追加するなど、単に関節を増やしただけではない、一歩踏み込んだアレンジが加えられているのもポイント。股関節が緩いなどの問題もありますが、それを差し引いても十二分に満足できる仕上がりになっていると思います。これまでも「コンボイ」、「サンストリーカー」、「ウルトラマグナス」とそれぞれの感動がありましたが、今回の「グリムロック」には、より踏み込んだ「仮想復刻版」としての魅力が詰まっているように思います。また、これまで「グリムロック」はG2以降、復刻されておらず、そういう意味でも過去の名作に触れるとても良い機会なので、ぜひ、たくさんの方に遊んでほしいです!オススメ!

【関連レビュー】

レビュー:ミッシングリンク C-01 コンボイ
今日はミッシングリンクから「C-01 コンボイ」をご紹介!
レビュー:TFスタジオシリーズ86(海外版) グリムロック&オートボット ウィーリー
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ 86シリーズ」から「グリムロック&オートボット ウィーリー」をご紹介!

この記事へのコメント

  1. レビューおつかれさまです

     今回のポージング写真の種類の豊富さと気合の入りよう、記事でも触れてますが、それもジェネレーションズ系と見まごうポージングの数々。
     以前のウルトラマグナスでは、構造上「ここまで動ければそれでも十分OK」だったところを取り返すかのようなプレイバリューですね。

     当時品へのリスペクトを十二分に残しつつの、ミッシングリンクとしてのカッコよさとのバランスが上手にとれた1点だと思います。

     デザイナーさんの手腕が他のダイノボット軍団の再構築にも活かされることを、期待してしまいますね

  2. ジェネレーションズの当時品写真と見比べて、なんか恐竜モード印象違うな…って思ってたんです。
    目が別パーツだったんですね。柔らかい印象になりました。

  3. 自分のもそうですが、どの人のレビューを見ても股関節が緩めですね

    あとシール剥がれも……

    でもそれ以外はホントにいい商品でよく動くしノスタルジーも味わえるいい玩具です

    ダイノボット全員揃えるのは懐的に厳しいですが、YOLOPARKからG1玩具テイストのダイノボットのAMK miniが出るそうです
    そちらと並べるのもありかもしれない

  4. 遊んでて本当に楽しい。買ってよかった

  5. レビューお疲れ様です!
    良い玩具なのですが、胸部メッキパーツのジョイント受け凹部のハメ合いが少し悪く、変形の際にしっかり白化してしまいテンション下がりました。
    とてもコストのかかった良玩具なだけに残念です。

  6. 股関節の緩さはアニメカラー版で改善されているといいなぁ…

  7. お店で見かけた時、思ったより小さくてびっくり!

    すごい情熱を感じる玩具でした…!

  8. あ!もしかしてグリムロックのキャラバイオに出てくるギャラクシーロケットランチャーってこのミサイルランチャーなのか…!?
    たまに混同されてダブルレーザーガンの銃身がぶっ飛んで行く描写があったのは旧玩具の付属品の名残だったんだ

  9. 控えめに表現しても最高のミッシングリンクでした!
    ウルマグでも感動しましたが、アニメ設定上では再現されていない
    ダイアクロン期の複雑な模様(シール)を全て造形+塗装すればそりゃコストかかるわなと。
    マジで残り4体のダイノボットも出して欲しい!

  10. 本当だ、首が回る!(感動)
    恐竜の腕が動いたのにも驚きましたが首まで回るとは!

    狙ったのか不明ですが、恐竜の首のネジ穴は銃x2&剣の軸と径がほぼ同じなので両モードで付けられます(二連銃のみロボ時は口を開いてマガジンの入るスペースを作る)。
    実質的にスペースと見た目のバランスから銃のどちらかだけですが。