
今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「アストロトレイン」をご紹介!
| 商品名 | アストロトレイン(Astrotrain) |
|---|---|
| シリーズ | スタジオシリーズ |
| クラス | リーダークラス |
| メーカー | Hasbro |
| 発売日 | 2026年5月 |
| 価格 | 59.99ドル |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「アストロトレイン」です!この「アストロトレイン」は1986年に公開された映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場した、ディセプティコン(デストロン)の輸送参謀を再現したもの。トリプルチェンジャーで蒸気機関車とスペースシャトルに変形します。完全新規のリーダークラスとなります。日本でも2026年「TS-34 アストロトレイン」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。

イラスト面。
【ロボットモード】

ロボットモード。だいぶスラっとした印象で、劇中の「アストロトレイン」のスタイルとは結構違っています。頭身がだいぶ高く、デザインとしての再現度は決して低いわけではありませんが、胸部、脚部はだいぶヒンジが目立つような見た目で、86系のスタジオシリーズとして見るとそういう部分はアニメの見た目に合わせて隠したり目立たなくしたりするものが多いなか、だいぶ無骨な印象。例えばこれがエイジ・オブ・ザ・プライムなどのアレンジをある程度許容できる通常のジェネレーションズシリーズとして見えればそこまで気になりませんが、これまで劇中再現を前面に押し出してきた86シリーズとして見るとちょっと残念に感じます。

背面。背中の背負いものは大きいですが、踵が長く後ろに伸びているので倒れることはありません。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部の造形はなかなかカッコよく、凛々しい表情がいい感じ。そして今回一番目を引くといっても過言ではないのがこの胸部。確かに「アストロトレイン」の胸は四角が左右に並んだような見た目ですが、位置と迫り出した感じがちょっとイメージを損ねてしまっているように感じます。また、特徴のひとつとも言える腹部の尾翼の色が再現されていないのも残念。


腹部に収納されているスペースシャトルの尾翼を取り出して展開することで、G1玩具の形状を再現することができます。ただ、これも中身は塗装されていない上に、尾翼を取り出した部分にはぽっかり穴が空いてしまいます。

手は開閉可能。手首も回りますが、腕全体が細い影響か、ちょっとズレたような見た目になってしまいます。

武器。まずはG1玩具の形状を再現した大きめの銃。紫は成形色ではなく、全面塗装になっています。先端は5mm穴が空いています。

もうひとつは小型の銃。『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』劇中で使用していた形状が再現されています。先端は3mmペグになっていて、エフェクトパーツを取り付けることができます。

武器は背中の左右に5mm穴が空いているので、そこに取り付けておくことができます。


硬めの軟質パーツでできた同型のエフェクトパーツが3つ付属しており、武器の先端に取り付けることができます。ただ、今回のエフェクトパーツ側の穴が小さく、小型の銃に取り付ける際に苦労します。また、取り付けると少し穴が広がる影響で今後はそのエフェクトパーツを5mmジョイントに接続するのにすごく苦労するという…
【ビークルモード(蒸気機関車)】

ビークルモード。まずは蒸気機関車モード。ロボットモードから全面を紫のパーツで覆う形で変形するのは圧巻で、形状も劇中の見た目にかなり近いものになっています。車輪も左右に4つずつあり、しかも連結棒がそれぞれの車輪に接続されているので、4つの車輪が連動して動くようになっています。

背面。リア部分のスラスターもしっかり再現されています。変形は慣れるまで結構大変。説明書も少しわかりにくく、最初は苦労しました。特に車輪部分が多重ヒンジで角度を変える形になっていることや、ロボットモードの脚部部分の位置をしっかり調整しないと後部のパネルが多くの箇所でジョイント接続しないといけないこともあり、うまく閉じることができません。ただ、決して難しいわけではないので、それさえ覚えてしまえば、問題なくサクッと変形できるようになると思います。


前面&背面。


側面。

蒸気機関車モード専用の蒸気と煙の大きなエフェクトパーツが付属。煙突部分から流れる蒸気と煙をリアルに再現することができます。ただ、少なくとも『ザ・ムービー』では煙を出しながら走るシーンはないような…?(『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の「トリプルチェンジャーの反乱」では煙を出して走るシーンがあります)


武器は後部左右にある5mmジョイントに取り付けておくことができます。

後部のパネルは開閉可能。

リアのスラスター部分にはエフェクトパーツを取り付け可能。前述のように小型の武器に取り付けると、ジョイントが太くなりめちゃくちゃ取り付けにくくなるので注意。
【ビークルモード(スペースシャトル)】

もうひとつのビークルモードであるスペースシャトルモード。劇中と比べると若干丸みを感じるデザインで、サイドの黄色と赤の模様部分は塗装で再現されていたりはするのですが、蒸気機関車モードと比べると劇中イメージとはちょっと異なるフォルムになっています。特に機首部分より後ろのグレーの部分は劇中では結構角張ったイメージですが、丸みのあるデザインに変更されていて、ここを角張った形にすれば、ロボットモードの脚部ももっと再現度高くできたような気が…もしかするとリアルなスペースシャトルの形状を参考にしたのかもしれませんが、スタジオシリーズとして見ればもうちょっと劇中の形状を再現して欲しかったかな…底面には車輪が4つついているので転がし走行が可能です。

背面。変形は蒸気機関車モード同様、ヒンジの移動と、ロボットモードの脚部の位置さえしっかり把握すればサクッと変形できます。


前面&背面。


側面。

底面。車輪は前方に2つと、翼部分の外側に2つ取り付けられています。


武器は後部のサイドの5mm穴に取り付けておくことができます。

蒸気機関車モード同様、後部のスラスターにエフェクトパーツを取り付けることができます。

底面に5mm穴が配置されているので、テンセグベースなど5mm軸のスタンドに接続することができます。
【比較】

シージ版リーダークラス「アストロトレイン」と。シージ版の「アストロトレイン」はパワーアップパーツが付属するなど新解釈も多く含まれるものでしたが、ロボットモードの見た目だけで言えば、今回のスタジオシリーズよりもG1再現度は高いように思います。

蒸気機関車モードでも。シージ版もかなり全面紫になるように作られていて、かつ付属のパーツで2両目も再現できるという遊び心あふれるものでした。

スペースシャトルモードでも。スペースシャトルモードの形状でいえば、シージ版の方が劇中の雰囲気に合っているように思います。

レガシー版「ブリッツウイング」と。同じデストロンのトリプルチェンジャーの1人で、ある意味セットで見られることも多いように思います。

蒸気機関車モードと戦車モード。

スペースシャトルモードとジェット機モード。

スタジオシリーズ版リーダークラス「メガトロン」と。こうして見比べると、今回の「アストロトレイン」はせめてロボットモードのフォルムだけでも、もう少しアニメに寄せてくれたら嬉しかったな…
【可動・アクション】

可動はしっかりしていて、各部よく動いてくれます。腰もある程度回せるようになっていたり、膝にはスタジオシリーズとしては珍しくクリック関節が仕込まれています。足首もそこまで深くは曲げられませんが、ちゃんと内側に曲げられます。肘関節が変形の関係でだいぶ固く作られてはいますが、それ以外は特に気になるところはありません。以下、写真続きまーす。


「アストロトレイン」は『ザ・ムービー』では結構活躍していて、輸送参謀らしく蒸気機関車モードとスペースシャトルモードでの活躍が多いです。「メガトロン」が「コンボイ」との決闘で敗れた後は、デストロン全員が「アストロトレイン」に乗り込んで敗走するという、トランスフォーマーの中でも大きさの概念を捨てたキャラクターといえます。しかも、「アストロトレイン」が「荷を軽くしてくんねえかな」と言ったことで、「メガトロン」は宇宙へ捨てられることになり、「アストロトレイン」はある意味デストロンの運命を大きく変えた人物と言っても過言ではないかもしれません…



エフェクトパーツを使って。煙のエフェクトパーツをロボットモードやスペースシャトルモードでも活用できたらよかったな。

スタンド専用の3mm穴はありませんが、背中のスラスターの5mm穴を利用すれば、テンセグベースなどのフィギュアスタンドに接続できます。

手が開けるので、「スタースクリーム」に王冠を乗せるシーンを再現可能。こうしてみると、「メガトロン」を捨てるきっかけを作ったり、「スタースクリーム」に王冠を乗せる役を担ったり、「アストロトレイン」は「メガトロン」がリーダーであることに対してだいぶ不満を持っていたキャラなのかも。

以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「アストロトレイン」でしたー!「アストロトレイン」のリメイクもだいぶ回数を重ね、今回はスタジオシリーズ(86シリーズ)でのリメイクということで、劇中の姿により忠実な姿で手に入ると楽しみにしていました。ただ、情報が公開された時の画像はちょっと心配になる見た目で、特に胸部の作りは「何か変形ミスをしているに違いない」とさえ思ったほど…(実際に変形ミスの写真もありましたが)残念ながら変形ミスなどしておらず、脚部のヒンジや腕周りなども変形機構試作のままかのような無骨さで、スタジオシリーズのリメイクとしてみるとだいぶ残念な仕上がりになっているように思います。
今回は「スタジオシリーズとしてのリメイク」というのがミソで、玩具としてみれば悪いものではなく、トリプルチェンジの変形もよく考えて作られているので、通常のジェネレーションズラインであればここまで気になることはなかったと思います。ただ、これまでの完全新規のスタジオシリーズの劇中再現度を含めた完成度はどれも高かったこともあり、それと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいます。コスト的にもトリプルチェンジャーはリーダークラスでさえ難しくなってきているようにも感じるし、特に『ザ・ムービー』では乗り物として大きく、しかも重要なシーンで描かれることが多かったので、コマンダークラスでしっかり作り込まれた姿も見てみたかったかも。トリプルチェンジャーの玩具としてはよくできていると思うので、国内版を待っている方は過度に期待値を上げすぎず、「アストロトレイン」のひとつのリメイクの形として見るのがいいかもしれません。スタジオシリーズとしては賛否が分かれそうなアイテムですが、「アストロトレイン」ファンであれば一度手に取ってみる価値はあると思います。
【関連レビュー】




この記事へのコメント
アストロトレインとしてみてもトリプルチェンジャーとしてみても変形玩具としてみても十分に良い出来だと思うけどスタジオシリーズとしてみると途端に評価が落ちてしまう不思議な玩具
誰得な煙エフェクトパーツを無しにして、代わりに塗装にコストをかけてくれるだけでも結構評価は違ったでしょうね。
気になる部分があるとはいえ個人的に理想に近いがお腹の赤い塗装の無さと紫ジョイントパーツがいい感じに邪魔して胴体がより細く見えるのは今後もしリカラー品が出たら改善されていくんだろうか
Twitterでも仰ってる人見たけど、映画のアストロトレインってサイバトロンシティでは退却くらいしかアニメの設定画デザインで描かれてなくて次にロボットモードを見せるのはスタースクリームが30秒天下してるシーンでしかもかなり体型を誇張して描かれててるからイメージが違うという…それと近年登場したアストロトレインは全体的にかなり体格よくシージでもそういうデザインでイメージが定着してるのも違和感の原因ではありそう
何というか、ビジュアル面ですごく損しているアイテムだなぁと思ってしまった…
最近のTFはリカラー・リデコアイテムも多くてそのことに不満がある方も結構いるけど、無理して完全新規で作った結果微妙になってしまうよりは、リデコでもいいんじゃないかなってこういう例があると思える
それこそTS版ショックウェーブがシージ版のリデコで(しかもAOTP版ブルーティカスとの合体もできるようにされたうえで)リリースされるわけだし
ビッグコンボイといいどうしてこんなにイメージとかけ離れたリメイクが続くのかね…
とにかく弱そう。
なぜトレインモードがメインに考えられているのか。
お陰で海外勢から電車フリークの日本人に合わせたとか言われてるんだぞ?
日本人もロボがメインだっての。
似てないだけでなく、板のような胴体にむき出しのヒンジ、膝には変形機構がこれまたむき出しで残るなど、設計思想の部分から今までと異なる印象がある。
頭部、胸部腹部などアストロトレインとしての記号を拾ってはいるが、ロボットモードは細腕の歪な風体で、SSと並べた時にロボット生命体としての説得力にかける。
このアレンジが悪いとは言わないが、やはりSSの中では異質と言わざるを得ない。
SS86ショックウェーブのようにシージ型のディテールを減らしたリデコで良かったのかもしれない。(アーマーをオミットして手首の回転でも追加すれば最高ではないか)
しかしながら流石にトリプルチェンジャーでありつつ、フル可動を実現しているので遊びごたえは確かにある。
ビーグルモードが原作にかなり近い分、ロボットモードのガッカリ感が否めなかった。
ロボットモードはいいがビーグルモードが僕個人にはかっこ悪すぎた、スタジオシリーズのバンブルビー版スタースクリーム以来のショックだった。
シージ版がロボもビーグルもよくできてる分、スタジオシリーズ版のロボットモードの腕の細さが足を引っ張ってしまったのが悲しかった・・・
シージ版もスタジオ版もどちらも良い所、悪い所はあるんで
なんと言うか そもそもロボット、蒸気機関車、スペースシャトル という3段変形自体、無茶な設定だもんな…と💦
スタイル微妙でもいつもは一応購入していますが今回は買わなくてもいいかなと思いはじめています
明らかに塗装コストを省いたとこが致命的
重塗装かつリデコで出そうな気がします
それまではシージでいいかなー
新破壊大帝はリデコだしブリッツウィングはリカラーだし、DCSでよかった説
ロストエイジのグリムロックのようにアストロトレインを巨大化させようという企画は上がらないんですかね?