
今日はミッシングリンクから「C-05 サンストリーカー」をご紹介!
商品名 | C-05 サンストリーカー |
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シリーズ名 | ミッシングリンク |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2025年6月28日 |
価格 | 12,000円(税抜) |
ということで、ミッシングリンク版「サンストリーカー」です!この「サンストリーカー」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場するサイバトロンの戦士で、このミッシングリンクは「もし過去発売されたG1玩具がフルポーザブル仕様だったら?」をイメージして作られた「仮想復刻版」となります。当時日本では「サンストリーカー」はVSセット商品の中のひとつで単体販売はされていませんでしたが、今回は念願の単体での発売となっています。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。G1時には日本で「サンストリーカー」は単品発売されていなかったため、この姿での単品パッケージ化は今回のミッシングリンクが初となります。イラストはお馴染み吉岡英嗣氏。

箱の中はこんな感じで、ダイアクロン時に発売された「カウンタック LP500S スーパーチューニング」の配置を再現したものになっているようです。

シールが付属。「4」のシールは肩の赤い部分を黄色くすることができるもの。他のシールは基本的に玩具では塗装で再現されているもので貼る必要はありませんが、この辺りは復刻版としてのこだわりかと思います。ちなみに、当時の玩具では「4」のシール部分にはウイングに貼る「COUNTACH」の文字が書かれたシールだったようです。


キャラクターカード。

説明書のほかに箱裏のテックスペックを見るためのシークレットフィルムと小冊子が付属。小冊子は特に新しい情報はありませんが、これまでミッシングリンクシリーズで発売された商品の解説が掲載されています。
【ロボットモード】

ロボットモード。G1玩具の中でも入手難度が高い「サンストリーカー」が仮想復刻版という形でついにこの手に!当時の玩具の形状や使われている素材感はそのままに、各部に稼働用の関節が追加され、こんなスタイルながらめちゃくちゃ動くという、なんとも不思議な触り心地の玩具になっています。当時の玩具は左右の足がかかとパーツで繋がっていましたが、今回はそのかかとパーツが中央から分離して足が開けるようになり、また当時はシールだったところは造形され、細かく塗装で塗り分けされています。足と肩関節、そして足の付け根部分は金属パーツなので、ずっしり重量もあるのもいい感じ。

背面。かかとはこんな感じでT字だったものが2つに割れ、L字のパーツに変更されています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部の造形も当時の玩具の形状を忠実に再現。ミッシングリンクは全て完全新規造形なので、当時の玩具を参考に精巧に作り直されたものとなります。

手は開閉可能。


当時の玩具は拳パーツはスプリングギミックで発射できるようになっており、ビークルモードに変形時は外す必要がありました。今回ミッシングリンクではスプリングギミックはオミットされていますが、その代わりに前腕を変形して内部に収納することができるようになっています。また、右の画像のように拳を取り外すことも可能。ちなみに、ミサイルギミック用のスイッチもちゃんと黄色のパーツを使って再現されています(押すことはできません)。

開閉できる手とは別に、当時の玩具の形状を再現した拳パーツも付属。

ミサイルが3つ付属しており、左右の手に取り付けることができます。

肩についているジェットブースターを外して、手に取り付けることも可能。

手持ちの武器として「フレアーガン」が付属。当時の玩具には付属していなかったもので、今回のミッシングリンク用に新たに作られたもの。G1版「ランボル」に付属していたものと同じ形状のようです。
【ビークルモード】

ビークルモード。スーパーカーに変形。ダイアクロンでは「カウンタック LP500S スーパーチューニング」として発売されていました。今回の玩具も特にランボルギーニのライセンスを得たものではなく、あくまでオリジナルのスーパーカーということになっているようです。ただ、もともとは名前がついていたこともあり、カウンタックとしての再現度も高め。後部のスーパーチャージャーとウイングが眩しくてカッコイイ。タイヤはシリコーン製で当時のゴムタイヤを再現しています。

背面。後部サイドにはジェットブースターを取り付けます。変形は当時の玩具を触ったことがないので確かなことは言えませんが、変形パターンはほぼ同じ。ただし、首や足首周りの構造は少し複雑になっているため、当時のものからアレンジされているのではないかと思います。また、前述の通り手は差し替えなしで変形可能。ちなみに足の伸縮(特に縮ませるとき)が硬いです。コツとしては片足ずつ少し膝を曲げる感じで、膝の裏側の方から先に入れるような感じにすると縮めやすいと思います。


前面&背面。


側面。

シークレットエンブレムは左サイドに貼られています。

G1玩具ではシールだったスーパーチャージャー部分の模様もしっかり造形で再現されています。

運転席のウインドウ部分は開閉可能。

「C-01 コンボイ」のトレーラーにもしっかり収納できます。
【人間/作業員タイプフォギュア】


そして今回「人間/作業員タイプ」フィギュアが付属。いわゆる当時のダイアクロン隊員をベースに再現したもので、「もし隊員フィギュアがトランスフォーマーに継続して付属したら」ということを仮想したもの。見た目は「スパイク」をイメージしたカラーリングになっています。大きさも当時のダイアクロン隊員と同じで、さらに頭部〜背中も当時のものを再現し亜鉛合金製になっています。

足裏には磁石が埋め込まれており、鉄製のものに立たせることが可能。磁力はあまり強くないので、鉄製のものにピタッとふっつくというよりは、倒れずに立たせられるくらいの感じになっています。

ビークルモードで運転席に乗せることが可能。

また、載せたまま変形することができ、ロボットモードでもこんな角度ではありますが搭乗させておくことができます。
【比較】

最新のG1「サンストリーカー」であるアースライズ版「サンストリーカー」と。こうして見るとアースライズ版は見た目こそ異なりますが、変形は結構G1玩具をオマージュしている部分が多いことが分かります。

ビークルモードでも。

マスターピース版「MP-39 サンストリーカー」と。マスターピース版はアニメの見た目を再現したものなのでだいぶ印象は違います。しかし、このマスターピース版「サンストリーカー」の超絶変形は相変わらずすごい。

ビークルモードでも。マスターピース版はしっかりランボルギーニのライセンスを取得したものになっています。

ミッシングリンク版「C-01 コンボイ」と。この調子でカーロボット系色々揃ってほしいなあ。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動はこんな見た目ですがとても良好。腰部がないので腰こそ回りませんが、それ以外の箇所はしっかり可動が追加され、可動範囲もかなり広く作られています。足はG1玩具の形状そのままなのでかかとがなかなか独特な見た目ですが、このかかとパーツのおかげでかなり安定して立たせることができるようになっています。肩部分や足の付け根部分にも可動箇所が追加され、かなり自由にポーズがつけられます。以下、写真続きまーす。


かかとパーツはこんな見た目ですがかなり役に立ってくれます。かかとパーツも接続部分が稼働するのでかなり広く足を開くことができます。また膝も二重関節になっているので深く曲げることができます。


肩の可動域も広く、両手で武器を構えることも可能。

ダイアクロンで初のカーロボット第1号である「カウンタック LP500S スーパーチューニング」がミッシングリンクのカーロボット1体目というのもシリーズ担当の熱いこだわりを感じるところ。次はそもそも当時発売すらされていない「アーシー」というかなり尖ったチョイスではありますが、きっと今後のラインナップもきっと楽しませてくれるはず!

人間/作業員タイプフォギュアと。

拳パーツをつけて、かかとパーツを合わせて立たせると当時のG1玩具の見た目を再現したリスペクトモードに!

背中にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、ミッシングリンクから「C-05 サンストリーカー」でしたー!G1玩具の「サンストリーカー」といえば、G1玩具の中でも非常に入手困難な玩具で、管理人の中では高嶺の花の典型でもあったのですが、それがこうしてミッシングリンク化されるということで、かなり楽しみにしていました!実物は期待通りで、まずはG1玩具らしい金属パーツ、ゴム(シリコーン)パーツ、メッキなどを多用したとても豪華な作りで、さらにそこにやりすぎなくらいの可動が追加されていて、こんな姿なのにぐりぐり動くのが本当に楽しい。付属の隊員フィギュアを使った遊びも楽しめるし、小さいながらとても満足度の高い玩具になっています。とことんマニアックなシリーズだけど、これからもそれを貫いて欲しい!次の「アーシー」も楽しみです!そしてそろそろシリーズナンバーが「D」から始まるものも見てみたいなあ。
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