今日は「トランスフォーマー/ONE」から「ブレイブコマンダー オプティマスプライム」をご紹介!祝!『トランスフォーマー/ONE』公開!
商品名 | ブレイブコマンダー オプティマスプライム |
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シリーズ名 | トランスフォーマー/ONE |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年9月12日 |
価格 | 8,800円(税抜) |
ということで、「トランスフォーマー/ONE」シリーズから「ブレイブコマンダー オプティマスプライム」です!この「ブレイブコマンダー オプティマスプライム」は映画『トランスフォーマー/ONE』に登場する「オプティマスプライム」を再現したもの。映画公開時にはお馴染みの日本オリジナルのフラッグシップアイテムとなり、比較的大型で変形や可動もしっかりしたものとなります(海外ではHasbro Pulseでのみ販売)。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。日本オリジナルの製品ということで、窓部分は透明なプラスチックで覆われています。箱もしっかりした作りで高級感あります。
【ロボットモード】
ロボットモード。これまで発売されたどの『ONE』版「オプティマスプライム」よりも劇中のデザインに忠実で、予告編での姿と比べても全く遜色のない再現度になっています。サイズはリーダークラス相当で、密度感もありぱっと見ただけでもリッチさを感じる作りになっています。スタイルもよく立っている姿だけでもカッコイイ!
背面。後ろ側も肉抜きはほとんどありません。若干背中の背負い物が重く、またかかとが短めなので若干後ろに傾きがち(倒れるほどではありません)。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部の再現度も高く、少し優しげな劇中の雰囲気もしっかり出ています。胸部に見えるマトリクスもカッコイイ。
フェイスチェンジギミックが搭載されており、マスク顔とマスクオフ顔に切り替えることができます。予告編などでもマスクオフの顔が多かったのでこれは嬉しいギミック。
マスクの切り替えは『最後の騎士王』版「キャリバーオプティマスプライム」や『ビースト覚醒』の「覚醒オプティマスプライマル」で採用されたものと同じおなじみの形式になっています。
胸部にはマトリクスが収納されています。上下からパネルが開くのがカッコイイ。マトリクスは脱着可能です。
手は人差し指〜小指がまとまって動くのでマトリクスを両手で持つことができます。
肩にはエナジーキャノンの展開ギミックが。方の後ろ側にあるスイッチを押すと肩が開いて中からエナジーキャノンがパシャっと展開します。戻す場合は手動で収納し直します。
手持ちの武器としてエナジーアックスが付属。手に持たせる形で装備します。ただ、エナジーアックスが重めで手首の関節から少し下に曲がってしまいがち。
エナジーアックスは背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンのトラックに変形。ビークルモードもかなり劇中再現度が高いように思います。G1コンボイのビークルモードのようにフロント部分がフラットなのもしっかり再現されていて、そのあたりが元のデザインの時点で強く意識されていることに気づきます。ちなみに映画の中では「オライオンパックス」と「オプティマスプライム」ではロボットモードの見た目が少し違うのですが、ビークルモードでどのくらいの差があるのかは予告編からはあまり判断できず。映画館でよく確認せねば!
背面。リアの再現度も高く、キャブの裏側もきれいに埋まっていてるのもすごい。変形はパーツ配置こそメインラインのデラックスクラスやスタジオシリーズと似た感じではありますが、この「ブレイブコマンダー」はステップ数もありつつ、対象年齢を考慮してかちゃんと指をかけるところが分かりやすくなっていたりして変形しやすいと感じました。あと、脚部裏の変形で左右のパネルを互い違いに配置するのが今まであまり見たことのない形で新面白い。ビークルモードにする最後、一部パーツの合わせがちょっと難しく感じるところもあったり、キャブ部分がまるっとガワパーツだったりするのはちょっと残念だけど、再現度を上げるという点では悪くないと思います。
前面&背面。
側面。
底面。底面には車輪が6個ついており、滑らかに転がし走行ができます。
サイドの煙突は回転可能。
ビークルモードでもエナジーキャノンギミックを展開できます。
各部の5mm穴にエナジーアックスを取り付け可能。
また、リア部分にはトレーラーを接続するための穴が用意されています。
ここにはなんと「MP-44 コンボイ Ver.3.0」のトレーラーをちょうどよく接続することができます。あくまでおまけ要素ですが、こういう遊び心は嬉しい。
【比較】
直近で発売された『ONE』版「オプティマスプライム」と。左からトイザらス限定「エネルゴンパワー オプティマスプライム」、今回の「ブレイブコマンダー オプティマスプライム」、スタジオシリーズ版「オプティマスプライム」(日本では2024年11月末発売)、デラックスクラス版「オプティマスプライム」。さらに10月には「アルティメットパワーチェンジ オプティマスプライム」やコグパワーチェンジ版も出ちゃうという…再現度はどれも高めかつ、どの玩具もそれぞれ違った魅力があってオススメを選ぶのがなかなか悩ましい。
ビークルモードでも。こちらでは再現度の高さというと、今回の「ブレイブコマンダー」とスタジオシリーズ版が高め。
【可動・アクション】
可動も可動箇所、可動域ともしっかりしていてよく動いてくれます。ただ、股関節のクリック関節が少し弱いのが気になるかも…それと、肩の横に広げる関節の保持力が弱く、エナジーアックスを装備した状態で腕を広げてると自然と下がってきてしまいます。また、上でも書いたようにかかとが少し短くて、若干後ろに傾きがち。昨年の「覚醒オプティマスプライマル」がこの辺りかなりかっちりしていて遊びやすかったので、そこはちょっと残念ポイントかも。以下、写真続きまーす。
待ちに待ったマスクオフのオプティマス!映画の中では「オライオンパックス」のときは基本マスクをしていないし、映画の全体の雰囲気としてもマスクオフのほうが合っている感じがします。
「オライオンパックス」からどうやってこの「オプティマスプライム」になるかも注目ポイント。予告編からも分かる通り初代アニメとは展開が全く違うし、なぜオプティマスがマトリクスを得るのかも是非注目して欲しいです。
予告編の煙突を使った火炎放射をイメージして。この他にも『ONE』では「トランスフォーマーであること」を活かしたアクションがたくさん登場するのもポイント。ちなみに煙突の先端は3mmより少し大きいのでエフェクトパーツをつけることができません(エフェクトパーツが軟質の場合は無理やり行けなくもないけど、穴が広がってしまうのでおすすめしません)。
予告編の印象的なポーズもちゃんと決まって楽しい。
以上、「トランスフォーマー/ONE」から「ブレイブコマンダー オプティマスプライム」でしたー!実写映画ではお決まりの日本オリジナルのフラッグシップアイテムということもあり、全体的に丁寧な作りで、大きさ、可動、変形どれをとってもよい出来でとてもカッコイイ。マスクのオンオフギミックがこれまで以上に効果的だし、映画公開のタイミングでここまで完璧に再現された玩具で遊べるのは嬉しい。他にも『ONE』版の「オプティマスプライム」はいろいろ発売されてて、どれもそれぞれの魅力があるのですが、もしなにか1つ選ぶとすればこの「ブレイブコマンダー」が玩具としてもオーソドックスかつ作りもリッチなのでオススメです(価格がもっとおすすめしやすければいいんだけど…)。あとはこの「ブレイブコマンダー オプティマスプライム」と並べられる同じ「メガトロン」が出てくれたら言う事なし!
デザインは申し分ないのですが、昨年の覚醒プライマルが出来が良すぎたので、どうしてもそれと比べて今回のブレイブコマンダーオプは不満が多いです。
おそらく軟質プラスチックなのが原因に思うのですが、ジョイントが外れやすく(特に背中のバックパックと腕)、関節もゆるゆる。
足首の可動範囲が狭いのも相まってポーズ付けがしづらく、個人的には期待してただけに残念な出来でした。