今日は「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-15 キャリバーオプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | TLK-15 キャリバーオプティマスプライム |
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シリーズ名 | トランスフォーマー/最後の騎士王 |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年7月15日 |
価格 | ¥8,000(税抜) |
ということで、「最後の騎士王」版「キャリバーオプティマスプライム」です!海外では発売されていない日本オリジナル商品となり、「トランスフォーマー/ロストエイジ」時に発売された「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」をベースにしたものとなります。一番の特徴は、「ロストエイジ」時に不満の多かった背中の背負いモノが無くなったことで、その背負いモノが変形し「オーバーシールド」になります。また、新しい武器として「キャリバーアックス」が付属。「オーバーシールド」、「キャリバーアックス」とも「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」でオプティマスが使用していた武器となり、3月に発売されたムービー ザ ベストシリーズ「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」にも装備できるのも特徴。また、今回は初回限定で「エナジーソード」が付属します。それではいってみましょー!
パッケージ。他の「最後の騎士王」シリーズの玩具は海外のパッケージに日本語のシールを貼られたものですが、今回の「キャリバーオプティマスプライム」は日本オリジナルの商品なので、パッケージも新しく作られたものになります。そのおかげもあり、海外版では削除されたキャラクターの説明文がちゃんと掲載されています。
ロボットモード。まずは何と言ってもこの盾「オーバーシールド」のボリューム!写真では分かりにくいですが、厚みも重さもあり、持たせて立たせるのに少し苦労します。オプティマス自体はかつての「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」とパッと見では違いはあまり分かりません。
背面。しかし後ろから見ると、まあびっくり!背中の背負いモノがなくなり、かなりすっきりした背中になっています。「ロストエイジ」時にも背中の背負いモノを外す改造があり、その場合は腰のアーマーまで持っていかれましたが、今回のものは腰のアーマーは残るのでボリューム的に不自然な感じにはなりません。
前面&背面。もともと背中のパーツありきだったので、膝裏部分に盛大な穴が開いています。しかも、その穴には特にモールドなどはないため結構目立ちます。
左面&背面。
バストアップ。今回の「最後の騎士王」の劇中ではクインテッサ星人に洗脳され、目が紫になって、顔に血のようなペイントが施されていますが、玩具では特に再現はされていません。造形は「アーマーナイト」時と変わらずものすごくカッコイイ。
マスクオフモード。差し替えることなく顔面部分を回転させることで切り替えができます。詳しくは「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」のレビューを参照下さい。
続いて武器。まずは「キャリバーアックス」。「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」で「メガトロン」の首を脊髄ごと引っこ抜いた思い出の武器。「ロストエイジ」では使用しておらず、玩具オリジナルの組み合わせとなります。設定的には戦況に応じて可変物質サイバーマターで武器を作り出せるってことらしい。
キャリバーアックスとテメノスソードは背中に十字に背負わせることができます。
初回限定特典の「エナジーソード」。箱内に同梱されています。エナジーソードは劇中でオプティマスの腕と一体になる場合と、手持ちの場合がありましたが、玩具としては今回初めて手持ちの状態を再現できることに。
グリップ部分に5mmの突起とくぼみがついているので、一応、腰部分に取り付けることができます。
最後に「オーバーシールド」。ビークルモードでのリア部分がまるまる変形して盾になります。かなりのボリュームがあり、重さを測ったららオプティマス本体は240gに対し、このオーバーシールドは100g程度となり、腕に装備するとだいぶ重心を盾側に持っていかれます。この盾は「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」で冒頭で「ショックウェーブ」と対峙するときに使っていたもの。結局最後は投げ捨てられていたけど…
他の武器を付けたままオーバーシールド取り付けられますが、武器が干渉してしっかり固定できません。逆に武器を外せばちゃんと取り付けられます。
おまけで「トランスフォーマー最後の騎士王キャンペーン第2弾」特典の「ゴールドベクターシールド」。「ロストエイジ」時に発売された「AD01 オプティマスプライム」に付属していた盾のゴールドメッキ版。
青い部分が塗り分けされていることで、結構かっこいい感じに。意外とこれはいいね!ただ、取り付ける突起部分も薄くではありますが塗装されているため、取り付けがかなりきつめになっているので注意。
続いてビークルモード。「ウェスタンスタートラック」製「ウェスタンスター4900」カスタム仕様に変形。「アーマーナイト」では全面塗装でしたが、今回のものは青い部分は成型色となっています。ただ、ラメの入った成型色で、さらにグロスイグニッションになっているので今回のものでも十分キレイ。 メッキ箇所も多く、タイヤもゴム製となり、カーモデルとしてとてもリアルな感じに仕上がっています。
背面。「オーバーシールド」がリア部分になるので密度感ある感じになっているのがとてもいい!
全面&背面。
側面。「ウェスタンスター」のロゴがちゃんとメッキで再現されているのがいいですね。
武器は底面に取り付け可能。「エナジーソード」も他の武器を外せば取り付けされますが、3つ同時には無理。
オプティマスからオーバーシールド部分と分離するとこんな感じ。「ロストエイジ」時にはこの部分を背負っていたと考えると…
続いて比較。リデコ?元である「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」と。背中部分以外はほとんど変わらず。色味的には今回のものが全体的に鮮やかな感じになっています。塗装はほとんど同じなのですが、膝部分の黒いプリントが少し変わっています。
背面。「ロストエイジ」のときは、このオプティマスの型を初めて触ったときは結構ショックだったなあ。
ビークルモードでも。ほとんど見た目は変わりませんが、細かいところで見ると運転席のステップ部分が今回別パーツになっているのでガンメタの塗装に。あとは上でも触れた「ウェスタンスター」のロゴが今回メッキ塗装になっています。
可動は肩周りに若干クセはあるものの、クリック関節も多くしっかり動いてくれます。また、今回背負いモノがなくなったお陰で足回りを動かしやすくなっているのがいい感じ。以下写真続きまーす。
エナジーソードは「ロストエイジ」でガルバトロンと戦うときに胸に突き刺してました。
「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」の盾を借りて。
「ゴールドベクターシールド」と、キャンペーン第1弾の「シルバーテメノスソード」と。第3段は「キャリバーアックス」になる予定。刃の部分がメッキになる感じかな?
【おまけ】
今回「キャリバーオプティマスプライム」で新たに追加された武装はムービー ザ ベスト版「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」を始めとした旧トリロジー版リーダークラスのオプティマスプライムにも装備することができます。まずは「オーバーシールド」は専用のジョイントを起こして、オプティマスの腕に取り付けられます。
「キャリバーアックス」は先端の刃の部分を取り外し、グリップ部分をまず下から手のひらの穴に挿し、その後刃を戻します。ちなみに旧リーダーオプティマス自体かなりボリュームがあるので、盾を装備してもちゃんと立てます。まさかここに来て旧リーダーの武装が充実するとは…
初回限定「エナジーソード」もしっかり持たせられるように作られています。「ダークサイド・ムーン」での冒頭で「ショックウェーブ」と戦ったときの武装がこの組み合わせ。
エナジーソードとキャリバーアックスは「ダークサイド・ムーン」のラストに「センチネルプライム」と戦ったときの武装。
以上、「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-15 キャリバーオプティマスプライム」でしたー!海外では「ロストエイジ」版の「AD01 オプティマスプライム」の塗装が簡略されたがっかり仕様のものがプレミアムエディションとして発売されており、国内ではムービートイのフラグシップともいわれるオプティマスのリーダークラスがどうなるか心配されていました。しかし、蓋を開けてみれば「アーマーナイト」版をベースに、まさか背中部分を分離して盾にできるものが出るなんて誰が予想できたでしょう…!「ロストエイジ」時にユーザーが不満だった背中部分の背負いモノを解消し、さらにその盾や武器が旧リーダーの武装を補完するものになるという、「ロストエイジ」時にこの型を購入した人も、新しく触れる人もどちらも楽しめるものになっています。正直言えば、ムービー第1作から「リベンジ」になったときに進化したリーダークラスが発売されたように、「最後の騎士王」でも完全新規のものが登場することを期待したのですが(それはまた次回ということで)、今回の「キャリバーオプティマスプライム」は日本国内のファンを最大限喜ばせようという気持ちが全面にでたよい商品になっており、十分満足できるものになっていると思います。8月に発売される「TLK-19 メガトロン」と並べるのが楽しみです!