今日はMPGから「MPG-04 トレインボットスイケン」をご紹介!
商品名 | MPG-04 トレインボットスイケン |
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シリーズ名 | MPG |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年6月24日 |
価格 | 18,000円(税抜) |
ということで、MPGから「スイケン」です!「スイケン」は『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場した「トレインボット」の原野戦闘員で、MPGトレインボットの4体目。「スイケン」としてはG1玩具以降初のリメイクとなり、東海型153系急行電車に変形し、さらに「ライデン」の左腕を担当します。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
箱の中はこんな感じ。
キャラクターカード。イラストはこれまでと同じく吉岡英嗣氏によるもの。ちなみにいつもはカードにJRから許諾されていることが書かれるのですが今回はその表記がありません。
【ロボットモード】
ロボットモード。ビークルモードの「東海型153系急行電車」の緑とオレンジを基調としたカラーリングが独特でカッコイイ。今回初めて「ライデンの腕」になるメンバーということで、これまで発売されてきた3体とはまた違った雰囲気になっています。特に「ライデン」モード時に左腕と、脚部サイドに取り付けるレッグビームに分割されるのですが、そのレッグビームになる部分を背負った形となり、その分ロボット本体のボリュームが他のメンバーと比べると少し小さく感じます。ちなみに1点変形を間違っている箇所があり、肩のパネルの上にあるグレーのパーツは本当は前に倒すのが正しいです。
背面。背中の背負いもの(説明書ではバックパックとあります)が大きめではありますが後ろに倒れやすいなどはありません。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はストレートにかっこいいデザインで、クリアパーツのバイザーの奥にはしっかり目も造形されています。
上半身。胸のプレートを左右にスライドさせるのですが、カチッと固定できず遊んでると動きがち。
上半身背面。G1トイと同じく、ビークルモードの先端部分をバックパックに変形させて背中に接続させます。
バックパックを外すとこんな感じ。基本的に取り付けたままにするのですが、変形時は分離する必要があります。
腕は「ゲツエイ」や「ユキカゼ」とよく似た作りで、手も開閉可能。
下半身。
下半身背面。
【武器・付属品】
武器。まずは銃「ストームレーザー」。グリップ部分に突起があり、手のひらに固定させて持たせることができます。
もうひとつ「キャノン」は背中に装着します。
キャノンは前側に向けたり腕に装備したりもできます。
「ライデン」の武器「トレインバズーカ」が付属し、「スイケン」にも持たせることができます。
トレインバズーカは3つに分割することができ、一番前の「付随砲」と真ん中の「制御砲」は「スイケン」に持たせられます。ただ、ジョイントでの接続はなく手で握るだけなのでカッチリ固定はできません。また、一番後ろは「動力砲」はグリップ部分が大きいので持たせられません。
今回は「ジョイントパーツ」をロボットモードでも取り付けてることができます。ただ、これがなくても3mm穴があるのでフィギュアスタンドにも普通に接続できます。
【ビークルモード】
ビークルモード。「東海型153系急行電車」に変形。これまではJRの許諾を受けたことがどこかしらに書いてありましたが今回は特に表記はありません。おそらくなのですが153系のWikipediaを見てみると、運用が開始されたのは1958年で、その後「国鉄分割民営化直前にして形式消滅」とあるので、今のJRの許諾にはならないのかな?思いました(何かしらの許可は得ていると思いますが)。とはいえ、トミーテックが持つTOMIXの資料をもとに作成されたということで、相変わらず実物の写真と見比べると再現度は素晴らしい。また、「ゲツエイ」と同じく在来電の走る「狭軌」なので、「ショウキ」、「ユキカゼ」とは幅が異なります。
背面。窓部分も全てクリアパーツで再現されて、窓枠も塗装も細かく施されています。
変形はまずはこんな感じ分割して始めます。前側1/3が背中のバックパック、後ろ2/3がロボットモード本体に変形します。変形はこれまでのトレインボットと同じく繊細な部分が多いのですが、分割することもあり比較的簡単に感じました。
前面&背面。
側面。
底面にはストームレーザーを取り付けておけます。
前側1/3の中にはキャノンと分割したトレインバズーカを収納しておくことができます。
MPGトレインボット共通の連結器。他のトレインボットたちと接続できます。
【レール】
レール。「ゲツエイ」に付属したものと同じ幅の狭いもの。
「スイケン」を乗せて。
付属のジョイントパーツをとりつけることで、レールと接続したスタンドのアームと接続することができます(アーム部分は過去のスタンドに付属したもの)。
【ライデン合体モード】
ライデン合体モード。左腕に変形します。ロボット本体になるビークルモードの後ろ2/3を変形させます。「手」の部分も中に組み込まれているので脱着の必要はありません。そしてまた変形間違いがあって、肩の部分の先端に隙間がありますが、実際はかっちり閉めるのが正しいです。すみません…!
後ろから。
「ショウキ」と接続!4体目にしてようやくメンバー同士を連結することが可能に!連結は上からスライドして接続する感じなので簡単には外れません。
手は各指が独立して動き、また人差し指〜小指は第二関節が動かせます。
トレインバズーカを持って。グリップにジョイントがあるのでしっかり持てます。
ビークルモードの前1/3は変形させると「レッグビームモード」になり、左足の「ユキカゼ」に接続します。G1玩具ではこの部分は「ライデン」の腰部分に接続するパーツになっていたので、MPGからの新解釈となります。
【比較】
発売済みのMPGトレインボットたちと。左から「MPG-02 トレインボットゲツエイ」、「MPG-03 トレインボットユキカゼ」、「MPG-01 トレインボットショウキ」。今回初めての腕になるメンバーということで、これまでの3体とはまた違ったスタイルになっています。
ビークルモードでも。長さは新幹線組よりはちょっと短いくらい。
同じ線路幅の「ゲツエイ」と接続。
【可動・アクション】
可動も良好。ロボットモード自体は「ゲツエイ」、「ユキカゼ」と似た作りなので動き方も結構似た感じになっています。以下、写真続きまーす。
股間、膝はクリック関節になっていてかっちり保持できます。
トレインバズーカも迫力があっていい感じ。
お尻のフィギュアスタンド用の穴を使って。ジョイントパーツがなくても接続できます。
ビークルモードでも。
以上、MPGから「MPG-04 トレインボットスイケン」でしたー!MPGのトレインボットも4体目でいよいよ折り返し!今回初めて腕になるメンバーということで、これまでのメンバーとはまた違った作りで新鮮に楽しめました。相変わらず繊細な部分は多いのですが、触り心地としては「ゲツエイ」や「ユキカゼ」と比べると分離して変形する関係で難易度は下がっていて、分離は旧玩具をオマージュしつつ、分離した部分が脚部に接続するビームパーツになる新解釈も面白いと思います。次の「セイザン」もほぼ同じような作りになると予想しますが、いよい両腕を「ショウキ」に接続することができるのでとても楽しみてです!!
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