今日はMPGから「MPG-03 トレインボットユキカゼ」をご紹介!
商品名 | MPG-03 トレインボットユキカゼ |
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シリーズ名 | MPG |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年2月25日 |
価格 | 18,000円(税抜) |
ということで、MPG版「トレインボットユキカゼ」です!「ユキカゼ」は『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場した「トレインボット」の豪雪戦闘員で、MPGトレインボットの3体目となります。「ユキカゼ」としてはG1玩具以降初のリメイクとなり、ビークルモードはJR東日本の正式ライセンスを取得した新幹線200系に変形します。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。これまでのMPG2体と同じ細長い箱。
箱の中はこんな感じ。ついに「ライデン」の顔が!
キャラクターカード。イラストは吉岡英嗣氏が担当。
小冊子「MPG トレインボットライデンBOOK」。開発担当である大野光仁氏のインタビューや、合体した「ライデン」の姿などが掲載されています。また、次のMPGも計画されていることもインタビューで明かされています。
【ロボットモード】
ロボットモード。ほぼ同じ形の新幹線から変形する「ショウキ」とは全く異なるフォルムで、小顔でスタイリッシュ。肩や脚部のパーツががいかにも「新幹線200系から変形しました!」という感じでかっこよく、各部のディテールのアレンジなどもメリハリが効いていい感じです。
背面。背中にはG1トイ同様新幹線の先端部分が配置されています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔の造形もヒロイックで、クリアパーツのバイザーもかっこいいです。ちなみにバイザーは固定されていて上げたりはできません。
上半身。胸部は一部がクリアパーツになっています。
背中。背中の新幹線の先端部分はスラスターが展開されています。
手は開閉可能。それぞれの指は分割されていません。
下半身。脚部は細かく分割されたパネルが折りたたまれています。付属の冊子のインタビューでビークルモードはHOゲージサイズなのに対し、ロボットモードはこれまでのマスターピースと同じスケールということで、ロボットモードをコンパクトにするためパネルの折りたたみ部分を増やしていると書かれています。
下半身背面。
【武器】
武器は銃タイプの「スノーレーザー」。
武器はお尻の3mm穴に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。「新幹線200系」に変形。形状は「ショウキ」の「東海道新幹線0系」とほぼ同じですが、実車は寒冷地仕様となっていて、東北新幹線、上越新幹線として2013年まで活躍しました。これまでの「ショウキ」、「ゲツエイ」同様非常に造形、塗装ともにリアルに作られていて鉄道模型としても十分通用するレベルなのではないかと思います。
背面。細部も細かく造形されていて窓もクリアパーツで作られています。変形は「ゲツエイ」とパーツ配置や変形パターンも似た感じで繊細な部分も多いです。特に脚部のパネルの移動はなかなか複雑で、説明書をちゃんと見て覚えないと破損してしまいそうな部分もあります。
前面&背面。
側面。
底面。底面中央に武器を取り付けておくことができます。
後部には他のトレインボットと繋げられるジョイントが。
【レール】
レール。「ショウキ」と同じものが付属。
2つを接続して「ユキカゼ」を載せることができます。
レールには「TFパワーベース」のアーム(画像は「MP-57 スカイファイアー」のもの)を取り付け可能で、付属のジョイントパーツを使用することでアニメの飛行する姿を再現することができます。
【ライデン合体モード】
続いて「ライデン合体モード」。「ライデン」の左足になります。「ゲツエイ」同様、G1玩具では「カエン」が担っていた部分まで「ユキカゼ」が担当します。サイドの銃?は腕を担当する「スイケン」、「セイザン」二付属します。
背面。後ろ側は少し広がる感じになっています。
前面&背面。
側面。
足首部分は内側に曲げることができます。外側には曲げられません。
膝も曲げられますがこのままではそこまで深くは曲げられません。
【ライデン用ヘッドパーツ】
「ライデン用ヘッドパーツ」。G1玩具では頭部は「カエン」に付属していましたが、今回のMPGでは「ユキカゼ」に付属します。頭部だけでもめちゃくちゃかっこよく、「ライデン」の完成が本当に楽しみになる!目やサイドの丸い部分などにはクリアパーツが使われています。
背面。後頭部もクリアパーツということで、目は集光ギミックになっています。
変形させて「ユキカゼ」の背中に取り付け可能。
ビークルモードでは後部の中に収納しておくことができます。
ということで、待ちきれず「ショウキ」に取り付け。これだけでバストアップモデルのような感じで結構な満足感があります。
正面。昨年開催された「タカラトミーホビーエキスポ 」でも「ライデン」の試作が展示されていましたが、まだまだ試作段階だったのでどこまで一体感のある大型ロボットになるのか楽しみ。
首もよく動きます。
【比較】
MPG「MPG-01 トレインボットショウキ」と。兄弟で同じ形の新幹線に変形する2人ですが、大きくスタイルや雰囲気が異なります。
ビークルモードでも。密度感という点では「ショウキ」は頭からお尻までぎっしり身が詰まっていて、重さも「ショウキ」のほうがあります。
「ショウキ」と繋げて。
MPG「MPG-02 トレインボットゲツエイ」と。腕や太もも部分などよく似ています。
発売済みのビークルモードを3体並べるとこんな感じ。
「ゲツエイ」の合体モードと。接続部分は2体で異なっています。
【可動・アクション】
可動も良好で、この辺りはマスターピースらしく各部しっかり動いてくれます。以下、写真続きまーす。
新幹線モードでも。管理人は東北出身なので、この緑の新幹線はとても馴染み深く、子供の頃何度か乗った記憶もあります。あまり電車には詳しくないですが、思い出の電車がこうしてトランスフォーマー化するのは嬉しい。
『ザ☆ヘッドマスターズ』の第18話「ダニエル史上最大のピンチ!!」での兄弟相撲シーンを再現。敵の気を逸らすためにいきなり相撲を始めるというもので、兄弟らしさが出るシーンでもあります。
以上、MPGから「MPG-03 トレインボットユキカゼ」でしたー!MPGトレインボットも3体目となりますが、作り込みはこれまで通りしっかりしていて、「ショウキ」と同じ大きさ、同じ形のリアルに作られた新幹線から全く異なるロボットモードになるのが面白く単体でも十分満足度が高いです。ただ、作りの繊細さはこれまで通りで、変形には大変気を遣うというか、ジェネレーションズなどとは異なり直感的ではない部分も多いので気をつけて遊ばないといけません。けど、単体でのかっこよさはもちろんなのですが、合体モードのいかにも新幹線から変形しました!というベタな見た目がたまらず、付属のヘッドパーツも含めて「ライデン」への期待がさらに大きく膨らみます!
ユキカゼとショウキって微妙に鼻のところが違うのね…